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もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

美しい棚田を見る~ミッションその7

2013年04月19日 | バリ

 昨日のタナロットに続いて、これまたベタなバリの観光スポット「棚田」。今回のメンバーはバリに来たことはあっても、マニアックな滞在経験者が多く、いわゆる観光地を巡っていないという変わり者もいて、「観光するなら棚田が見たい」というミッションが持ち上がったのだった。
 棚田といえば、世界遺産に登録されたジャティルウィである。タバナン県北部のこの風景は、今や国際的にも有名になり、テレビでもたまに放送される。しかしそれだけ有名なのだから、さそがし観光客であふれているんだろと思いつつ、好奇心半分で出かけたのであった。
 ところが、山道に入ると世界遺産に行くわりには道は穴ぼこだらけ。ちょっと前に降った大雨で崖崩れが起き、冠水している道も多い。ホスピタリティという点では世界遺産に行く雰囲気ゼロ。まあ、サバイバル感は十二分に味わえたのだけれど。
 雨もあがって、稲の緑が一段と青く輝くジャティルウィに到着してビックリ。観光客はほとんどいないし、物売りもゼロ。管理体制はばっちりである。ちなみに日本のツアーはここにはほとんど立ち寄らないらしい。場所が不便なのと、帰りに寄れるような「おみやげ屋」がないかららしい。その分、ヨーロッパから訪れる個人客がのんびりと景色を楽しむそうだ。ということでこのミッションも完了!