秋山明子、沼田久美子、三上洋 (2009)『緩和ケア』Vol.19 No.3
在宅医療専門機関を利用した介護者(遺族)の評価に対する調査報告(調査は無記名自計式)。
介護者(遺族)の評価による在宅療養のニーズ検討を行っている。
引用
調査結果:「家族はできるかぎりの介護ができた」「他の医療機関と連携できていた」の項目に関する在宅療養の評価が高いほど、看取り時の後悔が少ない。
・「これでよかった」という選択ができれば、介護者(遺族)の満足は高い⇒納得ができるだけの情報提供と、納得ができる決断をサポートすることが必要。
調査結果(=論文としての結論」は、「そうだろう」と思った。が、それ以上の「何か」が読み取れなかった。調査が量的なものであるがゆえに、「生の声」が拾いにくかったせいもあるのかもしれない。
調査そのものは、「がん」「非がん」の両者を対象としているものの、論文テーマが「がん」に限定されているせいもあり、「非がん」はその「対照」としての分析にとどまっている。
がん・終末期・在宅というテーマは多くあるが、がん以外の「非がん」を焦点としたものは少ない印象を受ける。それゆえに、是非とも、両者の「独自」のより詳しい結論が見たかった。
在宅医療専門機関を利用した介護者(遺族)の評価に対する調査報告(調査は無記名自計式)。
介護者(遺族)の評価による在宅療養のニーズ検討を行っている。
引用
調査結果:「家族はできるかぎりの介護ができた」「他の医療機関と連携できていた」の項目に関する在宅療養の評価が高いほど、看取り時の後悔が少ない。
・「これでよかった」という選択ができれば、介護者(遺族)の満足は高い⇒納得ができるだけの情報提供と、納得ができる決断をサポートすることが必要。
調査結果(=論文としての結論」は、「そうだろう」と思った。が、それ以上の「何か」が読み取れなかった。調査が量的なものであるがゆえに、「生の声」が拾いにくかったせいもあるのかもしれない。
調査そのものは、「がん」「非がん」の両者を対象としているものの、論文テーマが「がん」に限定されているせいもあり、「非がん」はその「対照」としての分析にとどまっている。
がん・終末期・在宅というテーマは多くあるが、がん以外の「非がん」を焦点としたものは少ない印象を受ける。それゆえに、是非とも、両者の「独自」のより詳しい結論が見たかった。