『甲南女子大学紀要第7号 看護学・リハビリテーション学編』
チーム医療を実践している看護師が困難と感じている事柄:連携・協働:について、質問紙調査を通して確認をしている。
チーム医療に関する先行研究を丁寧に取り上げており、知識の整理にも活用できる。
引用
・調査結果より…【職種を越えて連携・協働する】が困難。具体的には「目標や価値観の一致が困難」「専門職間の壁を取り払うことが困難」など。
・チームの連携・協働とは、チームとして意思決定を行い、責任は全員で負い、情報がチームの中で共有され、仕事の重なりをもちながらも専門性を発揮することである。
職種の違いから、目標や価値観の一致が困難という回答があったという。
それが困難であることは至極当然のこと。でもそのすり合わせそのものに、手間暇を掛けられる職種がいたら?
私はそれがソーシャルワーカーの専門性だろうと考えている。
支援者そのものを社会資源と捉え、客観的に理解し、支援者が構成する集団を少し離れた場所から確認できる。
連携や協働は、支援者であれば誰でも遂行している。質や量に差はあるだろうが…。
そのちょっとしたズレや行き違いのような部分に気づき、切り込んでいけるのは、ソーシャルワーカーだと思っている。
チーム医療を実践している看護師が困難と感じている事柄:連携・協働:について、質問紙調査を通して確認をしている。
チーム医療に関する先行研究を丁寧に取り上げており、知識の整理にも活用できる。
引用
・調査結果より…【職種を越えて連携・協働する】が困難。具体的には「目標や価値観の一致が困難」「専門職間の壁を取り払うことが困難」など。
・チームの連携・協働とは、チームとして意思決定を行い、責任は全員で負い、情報がチームの中で共有され、仕事の重なりをもちながらも専門性を発揮することである。
職種の違いから、目標や価値観の一致が困難という回答があったという。
それが困難であることは至極当然のこと。でもそのすり合わせそのものに、手間暇を掛けられる職種がいたら?
私はそれがソーシャルワーカーの専門性だろうと考えている。
支援者そのものを社会資源と捉え、客観的に理解し、支援者が構成する集団を少し離れた場所から確認できる。
連携や協働は、支援者であれば誰でも遂行している。質や量に差はあるだろうが…。
そのちょっとしたズレや行き違いのような部分に気づき、切り込んでいけるのは、ソーシャルワーカーだと思っている。