副題:A Handbook for the Mental Health Practitioner」 J.William Worden(1992)*心理学博士
和訳も出ているが、あえて原著にチャレンジ。
本書は第2版だが、現在は第4版まで刊行されている。
グリーフケアを行う実践者向けのハンドブック。
<目次>
1章:愛着、喪失、そして喪失を受け入れること
愛着については、ボウルヴィの理論を紹介
2章:正常なグリーフの反応
3章:グリーフカウンセリング
目標、グリーフカウンセリングを行う時期や場所、テクニックについて紹介
4章:異常なグリーフの反応
引用(英語は不得手のため、要所要所、並列にて…)
*喪失を受け入れるための4つの課題(P.10)
①喪失の事実を受け入れる
②To work Through To the Pain of Grief
③大切な人がいなくなった環境に慣れていくことに寂しさを覚える
④故人への感情の再構築と生きていくこと
*役に立つテクニック(P.52)
a) (故人を)思い出す言葉を使う
b) シンボルの活用…故人の写真や故人が生前に書いた手紙、衣服などを用いる。そのことで、故人について漠然と話をするのではなく、焦点を絞って話をすることができる
c)書く…遺族が故人に対して、考えや感情を表現するために手紙を書く
d)江を描く
e)ロールプレイ
f)認識の再構築
g)メモリーブックの作成
h)Directed imagery…目を閉じたり、空の椅子に故人の存在を思い浮かべたり、故人の存在を思い起こす
Bereavement…死別 grief…深い悲しみ、悲嘆
grief counseling…カウンセリング→個人の持つ悩みや不安など心理的な問題について話し合い、解決のために援助・助言を与えること
grief therapy…セラピー→治療、治療法
グリーフケアについてのテキストとしては、基本中の基本として扱われている書物と予想される。
それゆえに、見聞きしたことが多くあり、それらの再確認のために大いに役に立つ。
特に、カウンセリングとセラピーは、本書では別に扱われている箇所があり、自分の頭の整理には役にたった。
日本では同一視されがちなのは、担当する職種が決定的ではないからかもしれない。
ソーシャルワーカーが担い手として期待されるのであれば、カウンセリングのもつ意味合いに注意を払い、関心を深めていく必要があると感じた。
和訳も出ているが、あえて原著にチャレンジ。
本書は第2版だが、現在は第4版まで刊行されている。
グリーフケアを行う実践者向けのハンドブック。
<目次>
1章:愛着、喪失、そして喪失を受け入れること
愛着については、ボウルヴィの理論を紹介
2章:正常なグリーフの反応
3章:グリーフカウンセリング
目標、グリーフカウンセリングを行う時期や場所、テクニックについて紹介
4章:異常なグリーフの反応
引用(英語は不得手のため、要所要所、並列にて…)
*喪失を受け入れるための4つの課題(P.10)
①喪失の事実を受け入れる
②To work Through To the Pain of Grief
③大切な人がいなくなった環境に慣れていくことに寂しさを覚える
④故人への感情の再構築と生きていくこと
*役に立つテクニック(P.52)
a) (故人を)思い出す言葉を使う
b) シンボルの活用…故人の写真や故人が生前に書いた手紙、衣服などを用いる。そのことで、故人について漠然と話をするのではなく、焦点を絞って話をすることができる
c)書く…遺族が故人に対して、考えや感情を表現するために手紙を書く
d)江を描く
e)ロールプレイ
f)認識の再構築
g)メモリーブックの作成
h)Directed imagery…目を閉じたり、空の椅子に故人の存在を思い浮かべたり、故人の存在を思い起こす
Bereavement…死別 grief…深い悲しみ、悲嘆
grief counseling…カウンセリング→個人の持つ悩みや不安など心理的な問題について話し合い、解決のために援助・助言を与えること
grief therapy…セラピー→治療、治療法
グリーフケアについてのテキストとしては、基本中の基本として扱われている書物と予想される。
それゆえに、見聞きしたことが多くあり、それらの再確認のために大いに役に立つ。
特に、カウンセリングとセラピーは、本書では別に扱われている箇所があり、自分の頭の整理には役にたった。
日本では同一視されがちなのは、担当する職種が決定的ではないからかもしれない。
ソーシャルワーカーが担い手として期待されるのであれば、カウンセリングのもつ意味合いに注意を払い、関心を深めていく必要があると感じた。
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