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リョクガクザクラ

2013-04-20 | 樹木 草花


萼(がく)が緑色の桜が咲いていた
リョクガクザクラ(緑萼桜)又はミドリザクラと言って マメザクラの紅紫色の色素をもたないタイプの桜

花は2cm程で小さい 樹高は3mほどの落葉低木
関東西南部(富士山 箱根山)や伊豆天城山に分布している
御殿場高校の山出半次郎校長が見つけ 牧野富太郎に送って新種と分かり牧野がリョクガクザクラと命名した
学名:Prunus incisa f.yamadei と発見者の名が入っている

緑色の萼が清楚な感じで印象に残る
大分前に八王子の多摩森林科学園で見ていて記憶に残っている

2月に新宿御苑でウメの緑萼品種リョクガクバイ(緑萼梅)を見ているので 今年はウメとサクラの両方の緑萼品種が揃い踏みだった