トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

リョウブの冬芽

2014-01-23 | 樹木 草花


リョウブの冬芽は2枚の芽鱗に包まれているが この芽鱗は早くに落ちてしまう
自然の妙か落ちる寸前に基部が剥がれ陣笠のように見えて面白い形になる
芽鱗が落ちた冬芽は裸芽となって冬を越す

リョウブ:リョウブ科リョウブ属の落葉小高木
リョウブ科はリョウブ属のみからなる小さな科で日本に自生するのはリョウブのみ
樹皮はサルスベリやナツツバキに似てまだら模様に剥がれる

新芽や若葉は古代から救荒植物として利用された
かって救荒用に植樹を勧める令法が出されて令法(りょうぶ)と呼ばれるようになったという