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コケオトギリの花

2016-09-03 | 樹木 草花


コケオトギリの小さい花が咲いていた

オトギリソウ科の野原や休耕田などに生える多年草
オトギリソウの仲間の草でオトギリソウ(弟切草)の名は この草を鷹の傷を治す秘薬としてとしていた鷹飼いが その秘密を洩らした弟を斬ったという伝説から付けられた

オトギリソウ科の草は葉 茎 花に腺体が有り 腺体は普通赤い色素を含んでいるので黒く見え黒点とか黒線と呼ぶ
色素を含まない場合は明点又は明線という
オトギリソウでは黒点が見え 飛び散った血が黒点になったと言う
葉を油に浸したものを 切り傷 神経痛 関節炎などに使う 鷹だけでなく人の薬にもなる

コケオトギリソウでは葉を日に透かすと半透明の明点が散らばって見える
花は一日花で5mmほどの小さい花 7~9月に咲き日本全土に分布している

オトギリソウの花 葉や花に黒点が見える