
明治神宮には何本か巨樹があるが クスノキで夫婦楠の他にもう一本 俗にタコ足クスノキがある
足と言っても根ではなく 幹が下の方で何本にも分かれていて それぞれが大きく伸長しているチョッと見慣れないクスノキ
幹周りは703cm 樹高25m 樹齢は不明の大クスノキ
5月頃咲く花は 雄しべは9個あり普通3個づつ3輪に並び 内側に退化した仮雄しべが3個ある
もっとも内側の雄しべの基部の両側には黄色の腺体がある 葯は4室
葯から花粉を出す仕方が変わっていて 葯の両側に弁がありその弁が開いて花粉を散布する
弁開裂開と言っている
果実は液果で8mmほどの球形 10月頃から黒紫色に熟す
花床が倒鍾形で浅く窪み上に果実を乗せている