トビ
2020-10-06 | 野鳥

トビ(鳶、鵄)の名は遠く高く飛ぶと言う意味の「とおくひいる」が略され転化して「飛び」になった言う
神武天皇の軍勢が金色のトビに助けられた、と云う伝承がもとでトビは神の使い、聖鳥とみなされてきた この故事から、明治時代に「金鵄勲章」として武勲の軍人に多く授けられた
留鳥 南西諸島では稀な冬鳥
海岸線から大きな湖沼に多い
繁殖期には番で行動し、高木の樹上に巣を作る
巣の周りが縄張りだが、良い場所では巣がひしめいて作られることもある
採食場は遠く縄張り外なので争わないらしい
朝方採餌場へ向かい、屍肉やカエル 昆虫類 人の捨てた残飯 水産加工場の廃棄物など雑食性
雌雄同色
全体が茶褐色 飛翔中の下面で白く見える初列風切り基部
日本産ワシタカ類では唯一凹尾を持つ
大きさ60cm