
ネムノキは夜になると葉が閉じて垂れ下がり、眠っているように見える
眠る木と言う意味でネムノキ
マメ科の落葉高木 高さ10mほどになる
葉は互生し、20cm程の2回偶数羽状複葉、7~12対の羽片がほぼ対生する
羽片には小葉が15~30対対生する
羽片や小葉の付け根の膨れた部分は葉枕と呼ばれる
日暮れ時、葉枕の働きでゆっくりと小葉を閉じはじめ、ほぼ1時間で完全に閉じる
就眠運動と呼ばれる
花は6~7月に咲く
枝先に淡紅色の花が10~20個頭状に集まって咲く
花弁は中ほどまで合着し、長さ約8mmの漏斗状
雄しべは多数あり、3cmほどで花の外に突き出て良く目立つ
花の塊の中の2~3個の、花の根元の筒が太くて長いものだけが蜜を出す
果実は豆果
長さ10cm程で10月過ぎに褐色に熟し、下側の線に沿って裂開し種子を出す
種子は7mmほどの楕円形