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キンエノコロ

2023-09-16 | 樹木 草花

エノコログサは、花穂を子犬の尻尾に見立てたもの

花穂で猫をじゃらすので、別名ネコジャラシともいう

漢名は狗尾草、又英名は花穂を狐のしっぽに見立てたFoxtail grass で発想が似ていて面白い

仲間も多くあり、見分けは花穂の長さ、垂れ方 花穂の色などがポイント

 

キンエノコロ:

イネ科エノコログサ属で、小穂の基部の剛毛が黄金色をしている

日当たりの良い道端などに生える一年草、高さは30~80cmになる

茎は叢生し、基部の節で曲がり、あまり枝分かれしない

葉は長さ15~30cmの長い線形でややかたく、基部に長い毛がまばらにある

表面は光沢が無くざらつくが、裏面はなめらかで光沢がある

葉舌は発達せず、毛状になっていて、葉梢は扁平

 

花期は8~10月

花序は長さ3~10cmの円柱状で直立し、中軸に短毛がある

小穂は長さ3mmほどで、この仲間では最も大きい

小穂の基部には黄金色の剛毛が密生する

剛毛は長さ1cmほどで、上向きの微針があってざらつく