トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

アオバハゴロモ

2023-09-26 | 虫類

ハゴロモはセミに近い仲間

ハゴロモ(羽衣)には、鳥や虫のはねと言う意味があり、青緑の綺麗な前翅が和名の由来

 

卵で越冬して、成虫は7~10月にかけて見られる

卵は各種の植物の枝の中に産み込まれる

春先に孵った幼虫は、成虫に似た姿で、ロウ質綿状の分泌物に覆われている

 

成虫は淡緑色の翅で、ピンク色に縁取られていてなかなか綺麗

大きさは1cmほど

街中でも普通に見られ、庭木や垣根などでも良く見られる

敵が近づくと、横に這って枝の反対側に逃げる

手をそっと近づけると横に逃げ、反対側から近づけると元に戻り、行ったり来たりで遊ぶと面白い

食べ物は、柑橘類、クワ、チャなどの広葉樹の汁を吸う

農作物の害虫とされている