トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

カシラダカ

2024-01-18 | 野鳥


頭に冠羽があり、それを立てていることが多いことからカシラダカという
タカと付いているが頭高で、鷹ではない

冬鳥
低木林や林縁、農耕地、河原などにすむ
近くに木や灌木林のある開けた場所を好む
群れで行動しているのが多い
地上を跳ね歩きながら、時折短い冠羽を立てて草木の種子を食べる

メスと冬羽のオスは、頭上と頬が褐色で、下面は白くて褐色の縦斑がある
夏羽のオスは、冬羽の羽縁が擦り切れて、頭上と頬が黒くなる
5月の渡りの頃に、頭と頬の黒い個体が見られる

カシラダカは渡りのシステムの研究に使われてきた
それによると、葯13時間の日照時間を境に、渡りの気分が高まって来るという
又春は気温18度を超えると、その衝動に拍車がかかるらしい
日の長さが変わるとホルモン分泌が変わり、渡りたい気分になって来るらしい
体に脂肪が付き、旅支度が始まる