ウグイス
2014-01-13 | 野鳥
都心の公園何処へ行ってもチャッチャッチャッと地鳴きの声は聞こえるが 藪の中でさっぱり姿を見せない鳥だ
名前は「うぐい」が鳴き声から「す」は鳥を表す接尾語で「からス」「ほととぎス」などの「ス」と一緒と言われている 今では「法 法華経」と聞きなしていて「うーぐい」と言う鳴き声は違和感がある
留鳥又は漂鳥 積雪のあるところに居るものは冬には暖地に移動し公園などに良く現われる
大きさは15cmほど 主に昆虫類 クモ類などを食べる
ウグイス色:黄緑色がかった明るい色だが実際のウグイスは茶褐色
この茶褐色は江戸時代には「鶯茶」と言って女性に好まれた色とか・・
鶯の谷渡り:ケケケケ ケキョケキョと大きな声で鳴く警戒音 良く響くので谷を渡っている声に聴きなした
鶯の谷よりいずる声なくば 春来ることをたれか知らまし(大江千里)
カワウ
2014-01-11 | 野鳥
抱卵中のカワウがいた
この寒い時期に繁殖行動はウの仲間くらいかも知れない
早い者は10月頃には婚姻色になり11月からは巣作りと産卵
婚姻色は顔を包む部分と腿に白い羽毛が生える
今や樹木の上でコロニーを作り子育ての真っ最中
ウ類の翼は他の水鳥に比べて油分が少ないので水を吸収しやすい
そこで杭の上などに上がって羽を広げ乾かす
黒い鳥には違いないが良く見ると肩羽 雨覆 風切羽は茶褐色で黒い羽縁がある
「ウ」は「浮く」「産む」「うみどり」などの言葉の頭の一文字を残した省略形と言われている
カワウ:留鳥 大きさ81cm 主に淡水にすむ 他のウ類とは異なり樹上で集団営巣するのが特徴
世界に広く分布している
早正月も7日 松の内も今日まで 七草粥を食べてお持ちで重くなったお腹を調整
セリ ナズナ ゴギョウ ハコベラ ホトケノザ スズナ スズシロ春の七草
七草粥は春の七草を入れて炊いた粥
後にはナズナ又はアブラナのみを用いた
室町時代からナズナは入れるようになった
ナズナは利尿 解熱 止血作用があり 七草の代表がナズナと言ってもいいかも・・
七草の囃し・・七草粥を作る時にまな板にナズナ又は7種の菜やすりこ木杓子などを乗せ 吉方(えほう)に向かい囃し言葉を唱えながら打ち叩く風俗
その囃し言葉「唐土の鳥が日本の土地へ渡らぬ先にナズナナナクサ ナナクサナズナ」
ナズナ:愛ずる(めずる)菜と言う意味の撫菜(なでな)がナズナになったとの説が有る
別名ペンペングサは果実の倒三角形の形を三味線のバチに見立てた