
道路の端に寄せた雪の間からキセキレイが出てきた
大雪で大わらわに道端で餌を探している様子
セキレイ類で良く目にするのがハクセキレイ セグロセキレイ キセキレイ 川の下流 中流 上流と緩い住み分けが見られると言われているが都心周辺ではほとんど混在していると言ってもいい
留鳥として分布し水辺近くにいることが多い
水辺を尾を振りながら歩き回りクモや昆虫類を捕える
大きさは20cm セグロセキレイ ハクセキレイは21cmであまり大きさは変わらないがキセキレイの体重は半分ほどでスズメと同じ位しかない 尾羽が長く体がほっそりしているのだ
尾を振る動作も他のセキレイより軽々して大きい
イザナギノミコトとイザナミノミコトが子宝に恵まれる秘訣を セキレイ類の腰の動きを見て学んだし
セキレイが軒下などに巣を作った家は子宝に恵まれると言い伝えが有る

ウスタビガの繭が枯れ木にぶら下がっていた
逆三角形で上の端から柄が出ていて枝についている
ガの繭は土中で蛹化するもの 葉などで作った巣の中で蛹化するもの 糸で繭を作りその中で蛹化するものなどが有る
ウスタビガ(ヤママユガ科)の仲間の多くは繭を作る
ウスタビガは「薄手火蛾」「薄足袋蛾」で繭の形を提灯(手火)や足袋に見立てて名付けられた
ウスタビガは卵で越冬し4月頃孵化6月頃に繭を作り蛹になり10~11月に成虫になる
成虫になった雌はすぐに交尾をして卵を産む 自分が出てきたばかりの繭に産むこともある
木にぶら下がった繭は葉のあるうちは隠れてなかなか見つからないが葉が落ちた今頃に時折目にする
10月頃に羽化するのでこの繭は中は空っぽで幼虫は居ない
繭の下の方には水抜きの小さい穴が開いてなかなか良くできている