
まだ小さい可愛いウシガエルの子供が並んでいた
ウシガエルは元々は食用のため持って来られた 原産地は北アメリカ東部 1918年がその始めらしい
養殖し1951~70年には数百トンも輸出された
養殖用の餌がアメリカザリガニで今ではいずれも生態系を乱すと言われている
子供のウシガエルが居た池にはオタマジャクシもいた
早くに孵化した幼生は年内に変態するが 通常は幼生のまま越冬し翌年変態する
成体は主に水底で越冬するが 水辺の土中でも冬眠することがある
食べ物は甲虫を主とした昆虫類 ザリガニ 他のカエル 水鳥類の雛 ネズミなど多様なものを貪欲に食べる
食用としてはあまり利用されていないが 食べるのは後ろ足で油味が無く結構いけるらしい
特定外来生物として指定されていて 飼育 販売 移動 輸入 放逐などは禁止されている
大きさは11cm~18cm

明治神宮には何本か巨樹があるが クスノキで夫婦楠の他にもう一本 俗にタコ足クスノキがある
足と言っても根ではなく 幹が下の方で何本にも分かれていて それぞれが大きく伸長しているチョッと見慣れないクスノキ
幹周りは703cm 樹高25m 樹齢は不明の大クスノキ
5月頃咲く花は 雄しべは9個あり普通3個づつ3輪に並び 内側に退化した仮雄しべが3個ある
もっとも内側の雄しべの基部の両側には黄色の腺体がある 葯は4室
葯から花粉を出す仕方が変わっていて 葯の両側に弁がありその弁が開いて花粉を散布する
弁開裂開と言っている
果実は液果で8mmほどの球形 10月頃から黒紫色に熟す
花床が倒鍾形で浅く窪み上に果実を乗せている

明治神宮に行って久し振りに注連縄の張ってある夫婦楠に再開
2本合わせて一本の木のように見える
幹周りは366cmと317cm 樹高17m 樹齢約100年の巨樹
巨樹と言うのは地上130cmの幹周りが300cm以上の木で 環境省で昭和63年から「巨樹巨木林調査」を実施している
クスノキ:
古くから神社などに植えられており 天然記念物に指定されている巨樹や老木も多い
日本最大は鹿児島県蒲生町の幹周り24.2mの「蒲生の大クス」
葉は主脈の基部近くから伸びる2本の支脈が目立つ
脈腋に普通小孔があり稀に虫えいが生じる
花は5月頃 新葉の脇から円錐花序を出し 小さな黄緑色の花をまばらに付ける
樹皮と葉に樟脳の香りがする
昔は樹皮を防虫剤の樟脳の原料にした