「22億円が2議員に」、「1議員に31億円」、「土地購入費4億円を紙袋で」
不況の続く新年早々、景気のいい数字が新聞紙面を躍っている。
国、地方の累積赤字(国債発行)総額が825兆円の国家財政だから、民主党
現幹事長がらみで、過去に国会2議員に22億円(06~08年)、4議員に75億
円(97年~03年)集中して支出されても、当事者は「出し入れした記憶はない」、
「まったく知らない」ないしは「無回答」という無関心、無責任ぶり。
累積825兆円の財政赤字に比べたら1万分の1というマネーの感覚麻痺が政治
スタンスだけではすまない、政党交付金の中の組織対策費名目での使途不明金。
政治資金規制法に乗っ取った法的処理(組織対策費の使途は問われずに、税務
申告もいらない)というが、議員個人への集中した巨額の資金(マネー)の支出(流
出)は異常だ。
まして当事者が記憶にない、知らないとすれば、その背景について調べて説明責
任を果たしてもらわなければならないし、調査次第では新展開もある。
原資は、国民の税金だ。政治には資金(マネー)が要るというが、国民、市民の
庶民、消費感情からみれば、一生手の届かないどころか、異次元の数字。
しかし、そのスポンサーは国民、市民の仕事収入からの徴収金だ。
記憶にない、知らないという「使途不明金」の政治感覚に、「税金収入」というスポ
ンサー(国民)への説明責任という聖域(sanctuary)がすっぽり抜けてきた。
今すぐ、当事者、責任者は出てきて、スポンサー国民への説明責任が必然だ。
記憶にない、知らない、無回答ではすまない、選んでくれた国民、市民に対する
政治責任、道義責任があるのは言うまでもない。
政治に資金(マネー)は要るというが、「使途不明金」では許されない。政治の
マネーには、公にできないもの(機密)もあるということ事態が、理由に関係など
ない、おかしく、あやしい政治を行ってきた歴史の証明だ。
戦後しばらくの政治草創期の時代とは取り巻く環境、意識が、今は違う。透明性
のある情報公開、説明責任は、法的立場以上に政治的立場、信頼度にかかわっ
てくる。
民主党はマニフェストで政治資金の透明化、情報公開を掲げている。事業仕分け
で、事業内容と予算効果の公開をはかった。今度は、徹底した政治資金の情報公
開、透明化だ。
不況が長引く消費社会で国民に負担を強いる政治から、記憶にない、知らない、
無回答の無責任で放漫な対応では、国民の「立つ瀬」もない。国民が不況、苦境
に立ち向かえるのは、「立つ瀬」もあればだ。
政治は「立つ瀬」を見せて、説明責任を果たすことが強く、早く求められている
。使途不明、機密費を聖域(sanctuary)にしてはいけない。
単に権力欲だけの政治勢力が、政権に影響を持ち続けるとしたら、その政治は
国民から厳しい審判を受けるだろう。
不況の続く新年早々、景気のいい数字が新聞紙面を躍っている。
国、地方の累積赤字(国債発行)総額が825兆円の国家財政だから、民主党
現幹事長がらみで、過去に国会2議員に22億円(06~08年)、4議員に75億
円(97年~03年)集中して支出されても、当事者は「出し入れした記憶はない」、
「まったく知らない」ないしは「無回答」という無関心、無責任ぶり。
累積825兆円の財政赤字に比べたら1万分の1というマネーの感覚麻痺が政治
スタンスだけではすまない、政党交付金の中の組織対策費名目での使途不明金。
政治資金規制法に乗っ取った法的処理(組織対策費の使途は問われずに、税務
申告もいらない)というが、議員個人への集中した巨額の資金(マネー)の支出(流
出)は異常だ。
まして当事者が記憶にない、知らないとすれば、その背景について調べて説明責
任を果たしてもらわなければならないし、調査次第では新展開もある。
原資は、国民の税金だ。政治には資金(マネー)が要るというが、国民、市民の
庶民、消費感情からみれば、一生手の届かないどころか、異次元の数字。
しかし、そのスポンサーは国民、市民の仕事収入からの徴収金だ。
記憶にない、知らないという「使途不明金」の政治感覚に、「税金収入」というスポ
ンサー(国民)への説明責任という聖域(sanctuary)がすっぽり抜けてきた。
今すぐ、当事者、責任者は出てきて、スポンサー国民への説明責任が必然だ。
記憶にない、知らない、無回答ではすまない、選んでくれた国民、市民に対する
政治責任、道義責任があるのは言うまでもない。
政治に資金(マネー)は要るというが、「使途不明金」では許されない。政治の
マネーには、公にできないもの(機密)もあるということ事態が、理由に関係など
ない、おかしく、あやしい政治を行ってきた歴史の証明だ。
戦後しばらくの政治草創期の時代とは取り巻く環境、意識が、今は違う。透明性
のある情報公開、説明責任は、法的立場以上に政治的立場、信頼度にかかわっ
てくる。
民主党はマニフェストで政治資金の透明化、情報公開を掲げている。事業仕分け
で、事業内容と予算効果の公開をはかった。今度は、徹底した政治資金の情報公
開、透明化だ。
不況が長引く消費社会で国民に負担を強いる政治から、記憶にない、知らない、
無回答の無責任で放漫な対応では、国民の「立つ瀬」もない。国民が不況、苦境
に立ち向かえるのは、「立つ瀬」もあればだ。
政治は「立つ瀬」を見せて、説明責任を果たすことが強く、早く求められている
。使途不明、機密費を聖域(sanctuary)にしてはいけない。
単に権力欲だけの政治勢力が、政権に影響を持ち続けるとしたら、その政治は
国民から厳しい審判を受けるだろう。