いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

古代と未来からのロマン。  spectacle and promising roman

2010-01-12 19:32:26 | 日記
 岐阜県可児市というと、手づくりアコースティック・ギター(acoustic guitar)
の世界的メーカー(株)ヤイリ・ギター(K.ヤイリ)の工場がある。
 国道41号線をそれた閑静な木立に囲まれた木造の工場の入口には、巨大
なギターのオブジェ(objet)が印象的だ。
 内外のトップミュージシャンが、ギターネックに螺鈿(らでん:貝がら真珠)細
工の「AY」マーク入りのアコースティック・ギターをレコーディング、コンサート
に使用している。

 その可児市の河原から1800万年前(新第3紀)の哺乳類(mammalia)の足跡
650個のついた大量の化石群(同年代地層)が発見された。これほど大量の足跡
が、同年代地層から発見されたのは例がなく国内最大規模(報道)といわれている

 福井県勝山市でも恐竜(dinosaur)の一部分の化石が、過去幾度となく出土して
おり、古代恐竜分布の研究、町おこしにも一役買っている。

 私たちが現在、今、生活し、毎日踏みしめている同じ大地(地層)を1800万年
前には巨大な哺乳類、恐竜群が、この土の上を闊歩し、歩き、走っていたかと思う
と、スペクタクル・ロマン(spectacle roman)を見る、熱い想いだ。

 時代は、2010年。5月の上海万博で、日本は先端技術の環境適応、適合型の
未来社会モデルを展示、発信する。
 二酸化炭素を排出しない未来型社会、都市モデル、「ゼロ・エミッション・タウン
(zero emission town)」。

 太陽光発電窓ガラス、人や車が通る圧力で電気を生む発電床、下水を飲料化す
るろ過膜システム、エコカー(PHV・EV)と、日本の世界をリードする先端技術、開
発能力の商品化で、輸出産業資本と社会環境のアメニティ化を目指す。
 振動音で電力をつくる大学院生のベンチャー事業の音力発電も、将来の有力な
商品、産業と見込まれている。

 デフレ、円高、消費低迷の現在の日本。2010年が明けて、1800万年前の
古代からスペクタクル・ロマンの夢を魅せてもらい、次世代の未来型社会への先端
技術、開発能力では、螺鈿(らでん)細工の輝きのようなプロミシング・ロマン
(promising roman)が輝いて見れる。

 打開(break over)に向けての、古代と未来からの二つの元気だ。

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