サブカルチャーマシンガン

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【デジタルシングルレビュー】Gerbera/asmi

2022-03-04 | デジタルシングル










最近、
ラジオに出てて知った歌手。
まだ若干20歳くらい?の若い歌手らしいですが、
多分この歌を聴く限り精神年齢はもう既に自分よりも高いんじゃないか?と思われますね(笑

浮遊感のある打ち込み主体のアレンジと舌足らずのボーカルが魅力的な楽曲ですが、
そういえば近年ここまでスロウテンポかつストレートな打ち込みの曲ってあまり聴いて無かった気がする
勿論生音も入ってますけど、
そういう意味では今って結構生音の時代なのかな?って思ったり。


この曲がどういう曲なのかと言うと、
かなりの慈愛・・・母性を感じる曲なんですよね
なんだろう、
言葉にするのがちょっと難しいんですけど、
「無償の愛」っていうのかな?
例えば、
大事にされたから、大事にし返す~というのは普通なんですけど、
そうじゃなくて・・・
最初から深い感謝とか純粋な愛情を注いで、
それで「誰か」の「何か」を喜ぶ、みたいな。

実際、
管理人がそれを出来てるか?って言えば、
明らかに出来てないんですよ笑
だからこそ、
正直この曲の世界観に触れてちょっと憧憬にも似た感情を感じたんですよね。
自分も誰かに無償の愛でもって接して、ただ自分が気持ち良いだけではなく、
他者の喜びを自分のカタルシスに変えられるような人間でありたい、と。
勿論、
それは理想論であって、
実際なれる/なれないはまた別なんですけど・・・
ただ、この聴きやすいアレンジかつ毛布みたいな柔らかい歌声、
そして「関係ないよ/問題ない」ってサビのフレーズ聴いてたら実直に励まされた感覚がありました。

また、個人的に最近聴いてる音楽の殆どに大なり小なりギターサウンドが入ってる~という事実に
この曲を聴いていて気付かされました
それくらい打ち込み、電子音全開の浮遊感サウンドが「逆に」新鮮で気持ち良くて、
気が付いたら何気にヘビロテしてる一曲になっていたので、
このタイミングでレビュー書いてみました









ただ、
自分の若い時って、
恥ずかしさとか反発心で素直にこの曲みたいな気持ちになれてなかったんですよ
この曲はasmiさんが姉に向けて書いたメッセージソングらしいんですが、
管理人も30代半ばになって、
この曲の歌詞のような気持ちをちょっと理解出来るようになったので。
そう考えると、
むしろ管理人の人間力の低さが逆にヤバいんじゃ、、、とか感じたりもしましたけれど😂
 でも、
若干二十歳という年齢で、
家族に対してストレートな愛の歌を書ける、
慈愛に満ちた❝人間ラブソング❞を書ける才能はスゴいな、と。
自分はそもそもが精神年齢が中学生のまんま大人になってしまった悲しい失敗作(ゴミ)なので笑
歌手の年齢など関係なく素晴らしき思想は素直にリスペクトしたいし、学びたいなと思った一曲でした。
本当に素敵な気分になれる楽曲です。

あ、それと、「泣かせるべきは火曜の私だ」って歌詞も大好きですね。。