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魂のやきそば。/君のことが大大大大大好きな100人の彼女 第160話 感想(ヤングジャンプ2024年2号)

2023-12-14 | 君のことが大大大大大好きな100人の彼女
可愛い。










2週間ぶりの100カノでした。
そして初めて記事タイトルに「2024」って入れました。
う~ん、年明けの匂いがしますね。。

で、
今回はお祭りの如く盛り沢山でした。
中心となったのは同学年の祭李と知与の対決...でしたが、
温厚な知与でもああいう風にムキになる事にまず驚きましたね
理由としては、
やっぱり父親の存在・・・
なんだかんだ言って潜在意識の中ではお父さんLOVEなのかもなぁ、と思いつつ、
ただ簡単には引き下がらないそのプライドの表現に彼女の成長を垣間見た気もしました。
なんでもかんでも空気読んでへりくだってれば良い~って事じゃ無いんですよね。

対決の結果は、みんなの票では互角。
ただ、
お互いがお互いに入れて引き分けにはなったんですけど、
祭李はそれが同情票だと決めつけて自分の負けだ~となり引き下がってしまいました
ここは、
まだ信頼関係が築けてなかったのと、
正直隣の芝生は青く見える~っていうのもあったんじゃないかと思いますけどね
屋台の味は屋台の味で、家庭の味は家庭の味なんだから、それぞれの良さがあると思います
それほどまでに祭李は屋台の焼きそばに人生を懸けてる~って事なんでしょうけどね。







祭李が新しい彼女に迎え入れられてからの展開は、
オートマティックに面白かった。
最早、
1コマには入り切らなくなった彼女達
でも、
祭李が何か発すれば
何かを提供すれば、
それを「好き」「興味ある」面子が各々の分野で顔を出してくれて
ある種祭り以上に祭りみたいな会話が楽しめてたのが素晴らしかったですね
正に、
恋はお祭り
人間関係もお祭り・・・
と、同時にそれほどまでに多彩なネタを提供出来る祭李は齢中学生にしてかなりの手練れだと思いました(笑
どれだけ祭りというものに努力を捧げて来てたのかが良く分かる自己紹介回でもありました

「はっぴだと思えばはっぴ~」というのは捉え方の自由のお話でしたね
一見、無茶苦茶な様ですがその思想自体は大好きです
栄えの度合いによって「何もない」と田舎は揶揄されますけど、
「何もない」事を余白がある。と捉える事も出来ますし、
そもそもその「何」っていうのも自分が最高だと思えれば何も関係は無いですから。
要は大切なのは心の持ちようなんですよね。。
それと、
100カノはラブコメだとずっと思ってた・・・(笑
いや、基本的にはラブコメなんじゃないかな
ギャグも多いですけど、根底にはLOVEがあると思うので...まあそれもその人次第ですかね。うん。


最終的には、
祭李と知与で二人で焼きそばを作って仲直り(?)でした
お互いがお互いの腕を認め合って、その実力で最高の焼きそばを作って・・・
今回、
全体的にそうですけど
かなりピースフルなお話でもありましたね
誰も何も否定されないっていうか...これぞ多様性極まるエピソードだったのかもしれません
それと、焼きそばが素晴らしいのは勿論ですけど、食してるみんなの表情もまた可愛くて良かった
ご飯は食べる人があって初めて成立するもの、、、という事実を感じさせてくれましたね
多分、
一人の実力を出したんじゃなくて、
認め合う二人で最高の一品を作れたのが嬉しかったんでしょう
そういう類の喜びを感じさせてくれた良い具合の160話だったと思います。













関係無いけど、3巻揃えて初めて成立する表紙。。


最後の最後は、
恋太郎のキスで締め~という王道パターンでした
祭李よりも知与の方が進んでるのはある意味リアルとも言えますが・・・笑
祭李もまたロマンティックなファーストキスが出来て本当に良かった
まあ、
焼きそばの味ですけど😂
それもまた祭李らしいっちゃあらしいですね♬