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今年の1月18日にCody・Lee(李)、ノーベンバーズ、ユニゾンの3マンを観た。
このイベントは、
ユニゾン主催だったんですけど、
結構面子が面白くて・・・音楽性はバラバラだと思うんですが、
だからこそ楽しくなるんじゃないか?との目論見で参った公演でした
もっと言えば、
最近のTHE NOVEMBERSはライブやってもワンマン公演が多かったので、
このライブが発表された時点ではそこそこレア感があった訳なんですよね(その後増えたけど笑)。
それもあって観たいと思い...
あと、
純粋に最近のノーベンバーズのライブは毎回クオリティがもんの凄いので、
❝行けるのなら出来れば行きたい~❞というのもあります
この日は、
やっぱりノベンバファンとしては多少アウェイ的な雰囲気も感じちゃってて(笑
でも、昔オーラルとバックホーンの3マンの時もそんな感じで逆境こそ燃えるバンドだとも信じてるので、
そういう意味ではその期待を越えるものを見せてもらって感無量でもあった一日でした。
では以下。
■Cody・Lee(李)
初めて観た。
最初は、
流行のシティポップ系のバンドなのかな?と思って観てたけど、
最後の方はバッキバキのオルタナティブロックを叩き付けて終わってたので
なんかそれが意外性あって楽しかった記憶ですね
ベースの方のTシャツに見覚えがあって、
「あれ?昔ノーベンバーズがああいうの物販で売ってたような・・・」って思ってたらマジでそうだった
なんかこう、この日のお目当てはノベンバだったんですけど、
そんなノベンバの昔の物販Tシャツを着て来られると、
無性に親近感沸きますよね。。って事で
初めての邂逅はとっても素敵な気分で観られました、、、そして、貴族みたいなファッションのギターの方が、
終わり際ノベンバにも負けないくらいのえげつない轟音ギター弾いててそれもまた興奮しましたし、
精神的な美しさも感じたりもしました。先輩すら倒さんとする気概が素晴らしかったです。
■THE NOVEMBERS
Hallelujah
風
Rainbow
1000年
dysphoria
こわれる
BAD DREAM
黒い虹
あの、
去年の「歓喜天」ツアーのファイナルで、
新曲を演奏して終わったんですがそれがえらい良かった・・・
というか当時先が見えなくてただただ辛かった自分にとって希望みたいな楽曲として響いてくれて、
元々「she lab luck」がNHK-FM「ミュージックスクエア」で流れた時からファンなんですが
あれで更に惚れ直した感覚があって。だから、新年一発目は観たかったんです。
なので、まずこの日のチケットが当たった事に感謝したいですね。
正直ユニゾン主催でこの規模のハコは厳しいかな~って感じてましたもん(笑
そんな感謝の念を抱きつつ、ライブは名曲「Hallelujah」からスタート。
2023年の始まりの曲にこの曲を持って来るのは色々な意味で粋だな~と感じつつ、
記憶が正しければシンガロングを促す?ようなアクションもあっていきなり最高の気分にさせられました
生命力を様々な観点から感じさせる素晴らしい始まり。
したら、
またもや「風」!!!
私事なのですが「Hallelujah」のレビューを書いた時に推しの3曲に入れてた曲なので、
限りなく管理人向けのセトリだな。。と思いながらピョンピョン跳ねて楽しんでいました。
この曲のケンゴさんのギターは美しすぎて毎回聴き惚れてしまうし、
間接的に「そのままのお前で行け。」と言わんばかりの歌詞にも感情移入してしまいこの日も至高の時でした。
象徴的だったのは「Rainbow」のアクシデント。
途中で、
小林さんのマイクが入らなくなり?声が聴こえなくなったんですが、
その時すかさず高松さんが歌い始め(確か「どんな時も君の味方でいるよ~」の部分だった)、
サビ前くらいで小林さんのマイクが戻るまで繋いでいた...という、
まるでちびまる子ちゃんの大野君と杉山君かよ!!ってファインプレーに勝手に感動してました
また歌詞の部分が歌詞の部分なだけに奇跡的なエモさも受けてしまいバンドの絆を感じた1シーンでした
アクシデント自体は不幸な事ですけど、逆にレアな現場を目撃出来た。という感覚もありましたね
ある意味、こういうのに遭遇出来るのもライブハウスの良さかな、とも思っちゃいました。
そこから、
そんな高松さんのベースが火を吹く「1000年」、
激しいギターフレーズに妙なエロさも感じられた「dysphoria」・・・と
シャウト含む轟音のロックサウンドを容赦なく会場に叩き付けてゆく
極めつけは、
「こわれる」でこの日もまたえげつないギターソロが炸裂していて最高に痛快でした
その破壊的な流れも手伝って鉄板曲である「BAD DREAM」が更に磨かれて会場に炸裂!!
より鋭角になったサウンドに乗って純粋に突き抜けるような小林さんの歌がまた恍惚的でしたね
聴いていて、自分の中の煮え滾るものが覚醒していく感じ・・・と書けば良いんでしょうか
滑らかなサビメロの気持ち良さも更にストレートに届くようになっていて、
定番曲でも、
毎回磨き続ける事で新しい感動余裕で生めるんだな。と感銘を受けていました
最後は、この場に居た全員にノーベンバーズのフラッグを立てるかのように「黒い虹」を投下
対バン相手がTVとかにバンバン出てる有名バンドであってもひるまず自分らをやり抜く。
むしろ、THE NOVEMBERSの魂を叩き付ける!!
そんな気概すら感じたラストの轟音はとても美しく、また誇らしいものでした。
新年一発目から最終回みたいなライブで大満足も大満足でした。。
このライブの大成功が後々のライブの絶頂にも繋がっている・・・そんな気がしています。
■UNISON SQUARE GARDEN
等身大の地球
アトラクションが始まる(they call it "NO.6")
カオスが極まる
Hatch I need
マーメイドスキャンダラス
マスターボリューム
春が来てぼくら
crazy birthday
23:25
フルカラープログラム
正直、
格好良かったっすね。
ユニゾンのライブ自体は13年振りに観たんですけど、
その時よりも・・・純粋に演奏上手いな。って感じましたし、
それに上手いだけじゃなくて時にはロックバンド的な爆裂感もあったり、
その辺のバランス感覚も優れてるように思いました。
また、
セトリを見れば分かる通り、
そこまで有名な楽曲は演奏しなかったんですけど、
それでも余裕で最初から最後まで楽しかったのが何より素晴らしいな~って感じました。
サービス的な選曲は「カオスが極まる」くらい・・・最近出たばっかの曲なのでこれは知ってました
でも、音源よりも更に狂暴な感じのステージングに仕上がっていてその攻撃性にも痺れました
田淵さんもステージ上で暴れまくっててこの曲の❝THEロックバンド感❞は特に好みだったかな、と!
それから、
「crazy birthday」の弾けた歌唱も良かったし、、、
よく歌いながらあそこまで弾けるなぁ~とか素人丸出しの感想なんかも抱きましたね(笑
ただ、
昔の楽曲も演奏してくれたのも個人的には嬉しかったですね
特に「マスターボリューム」は一番嬉しかった
「こんばんはが言えない子供にだって明日は来る」ってフレーズを生で聴けたのは財産ですし、
「未完成バラ色ソナタ」というユニゾン節としか言えない言葉を直に浴びれたのも良い経験でした
というか、
純粋に気持ちがアガってました!
時間押してたくさいのにアンコールまで敢行してくれたのも嬉しかったし、
なんだろ、兎に角全部が良かったし、全部が上手く行ってるような・・・そんな会心のライブでした。
それと同時に観ていて「そりゃ大人気になるわ。」ともしみじみ感じられたりもした納得の公演でしたね。
三位一体という言葉がこれ以上ないくらい似合うトップクラスの3ピースサウンドに拍手!!
という訳で、
兎に角多幸感溢れる大充実の3マンイベントでございました。
ワンマンや対バンはよく行きますけど、3マンは中々行かないのでと~っても新鮮でしたし、
特にこの日は各々音楽性が異なる中で、だからこその「色々な表現に触れられる感」に満ち満ちていたので、
そういう意味でも...非常に心に残る素晴らしい化学反応が観れた文字通り最高の一夜でした。
またいつかノベンバとユニゾンのバッチバチの対バン観たいですね♬
それまでしっかり生きよう。