サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

とにかく可愛い。/君のことが大大大大大好きな100人の彼女 第38話 感想(ヤングジャンプ2020年51号)

2020-11-19 | 君のことが大大大大大好きな100人の彼女
可愛いは正義!








今週はカラオケ回でした
既存の曲使って来るかな?と思いきや、
やはり例の団体に配慮してか現実に無さそうな(笑)オリジナル曲の応酬でした
もしこの作品がアニメ化したら絶対この話数組み込まれるだろうなあ・・・って今書いてて感じましたね。
大友氏みたいなエフェクトもあったし、ある意味これ以上ないくらい映像化に向いてる話のような笑

カラオケ、
確かに、
始めは自分も人前で歌うの嫌でしたよ
でも凄く昔に同級生の前でエレファントカシマシの「生命賛歌」を大熱唱してからは、
もう全部吹っ切れたというか、はっきり言ってあれ以上の“恥”はもう無い!って確信があるので(爆
一度全部曝け出しちゃえば何もかも平気になるんですよねえ
踏み出すまでは時間が掛かるけど、
そこからはもう逆にガンガン歌えるのがリアルで良いな、と。







ただなんだろう、
静ちゃんあまりに可愛すぎて、
薬膳先輩のおくすりの効果も相俟って破壊神と化してましたね(笑
破壊神シズちゃん
・・・や、なんでもないです(?)
でも、
マジで可愛いので、
みんなの「お気持ち」も結構分かる画力&演出力に成っていたのが流石でした
 以前から思ってたんですが、
この漫画読んでると自然と岡田あーみんの漫画を思い出す・・・というか、
過剰で無茶苦茶で、でも、しっかり面白いトコが似てる、否、通ずるような気がするんですよね
アラサーの読者ならきっとこの例え分かってくれるでしょう・・・!
多分、多分、たぶん!!

また、
歌の内容が、
静ちゃんだけ有り体なポップス風だったのも良かったです
余計なことしなくても、そのままで十分カワイイ、とにかく可愛い・・・!っていう、
正に静ちゃんファン垂涎の話数に仕上がってたなあ、と感じました
この間も静ちゃんフィーチャーされてましたけど、
人気キャラなんですかね?
以前、
ブログ仲間の栗うさぎさんがこのキャラが1番好き。と言ってた気がしますけど、
あのコメントは先見の明があったんだなあ。。と今書いててまたしてもふと感じました(笑
その可愛さ~っていうのは「素直さ」と言い換えても良い気がするんですよね
自分も静ちゃんの可愛さに今週はかなりグッと来てましたけど、
性格も込みでグッと来てた気がする、、、のが尚秀逸
非常時にかこつけて本音ぶっちゃけてる胡桃ちゃんもまた凄く可愛かったです(超笑顔)。







最近、
「尊い」って言葉がよくネタ的に使われてて、
最近ようやくそれを自分の中でしっかり昇華出来たんですが、
正にこういうのが「尊い」んじゃないですかね?笑
自分も一緒に可愛くなって、
可愛さ2倍、
ピュアさ全開でデュエットする恋太郎と静ちゃん尊いっ・・・!!!
という言葉で今回の感想を締めさせて頂きます
本当は、
歌あるあるとか
唐音の常時イライラしてねー、とか
唐音と羽香里のさり気ない百合模様とか(尊い)
最後一緒に歌うというTHE☆彼氏な選択をする恋太郎のセンスとか、
細かい小ネタも面白味満載なんですがそれやると雑多な感想になりそうなんで一言羅列で済まします
オチも衝撃的でしたが、ま、何にせよ、自分の彼氏にあれだけ萌えられるのも才能な気がする笑
逆に言えばそこまで萌えてくれてる~っていう事実が精神的に尊い38話目でした。
可愛いは正義!(冒頭ぶり2回目)







しかし、
さり気に最初に恥ずかしい曲一生懸命歌って場の雰囲気を作る恋太郎も流石でしたねぇ
いちいち彼女の歌に萌え泣いてる辺り今週も“ホンモノ”でしたね(ニッコリ)



共闘という概念。/ノケモノたちの夜 第61夜「勝算」

2020-11-18 | ノケモノたちの夜
マルバスカッコイイ。








来週、
この漫画休載らしい。。
そんなあ!
サンデー買ったら真っ先に読んでるのに・・・なんていう仕打ちなんだろう!?
・・・と、勝手な嘆きはさておき(笑)最近は作画に時間が掛かりそうな話数が続いてるので、
この機会に是非ゆっくり休んで下さい、ってトコですかね(単行本作業とかかも、ですが)

さて、「共闘」。
遂に、お互いのメリットが一致して剣十字とマルバス達のタッグが生まれる・・・!
っていう、目出度い雰囲気でもなく(笑
なんでしょうね、
正直笑顔とかはかけらもないですし、
なんというか嫌々組んでるような・・・ま、一歩間違えれば、
ナベリウスのアレのようになるのはもう剣十字の皆さんも分かってるでしょうし、
人間からすればいつ爆発するかも分からない爆弾抱えてるようなもんなんで、
“和解”とまではそう簡単には行かんわな
そもそも違う生き物だし、
ナベリウスの件がなくてもそうイージーに信じる方が不自然・・・ではある。




ダイアナ大好き・・・
尊い・・・←



ただ、
うすうす感じてはいたんですが、
今後 メリットを提示して剣十字とミッションを共にする可能性は出て来たな、と
シトリも不穏な動きを見せてますし、ウィステリアの人間性をきっかけに急接近する可能性はある
そうなった場合、個人的にはすっごくワクワクするな、というか、
剣十字もルシア、ビビアン、アレックスを筆頭に、
素晴らしいキャラで溢れてるので・・・
本音云うと、
彼彼女らの出番が増えて欲しいという願望もあるんですけど(笑
しかし「あの」団長とマルバスが共闘というのは少年漫画っぽくて熱かったです
それと、
あくまでも正当防衛のみで、
他者を蹂躙する戦いはしない~と言い切ったダイアナも凛々しくて格好良くて最高でした
元々、ダイアナ編で号泣したのがきっかけでこの漫画に強くハマった自分なので、
久方ぶりに“美しいダイアナ”が拝めてその意味でも良かったですね
かなり思い入れのあるキャラなんで今後も活躍を期待したい。







マルバスはあくまで悪魔で(シャレではない、本当に。真剣に。)、
正義のヒーローなんかではないけれど、
ウィステリアを守る。という彼の欲望による強い想いと、
団長の市民と同胞を守る。という正義による想いが重なって、
あのいがみ合ってたマルバスと団長が想いを一つに戦ってる様は改めて感慨深いものがありました
それこそ、どこまで行っても「人」を守るのが目的なら、悪魔の手も借りるのが彼のやり方ですもんね
それは矛盾してるようで何も矛盾してないし、ここから「何か」が始まるきっかけになればいいな、と。
取り敢えずの突破口がルーサーの耐久力の高さを逆手に取った手段だったのも利発的で秀逸でした
 にしても、
正直思ってた以上にダンタリオンはルーサーに感情移入してるんですね
やっぱり、なんだかんだ「自分を求めてくれる」というのに弱いんでしょうか
まあ悪魔も契約者あっての存在ですしね・・・その辺も考えさせられます

これ以上の犠牲を出す事に対して団長はきっと耐えられないと思うので、
この先もきっとマルバスやウィステリアの「力」を借りると予想します
いよいよスケール感が大きくなって来た本作、
益々見逃せません・・・!
というか、
俺が見逃さないから!(宣言)
という事で、また再来週の内容に期待します。






そういえば、
律義に単行本集めてますけど、
一回も感想書いてないので時間見つけて何か書こうかね?
また口だけにならなきゃいいけど



旧syrup16g全曲レビューその3「もういいって」

2020-11-17 | 旧syrup16g全曲レビュー
                    







つまんないけどパラダイス
バカになる程平和な毎日
どっかの街で爆発
どうせ俺には関係ないけど








そう・・・最近になって、
「つまんないけどパラダイス」の意味が分かったんですよ(笑
この曲、
前のブログでレビュー書いたっけ?ちょっと今思い出せない、
でもその時(20代)の自分は多分この部分スルーしてたと思うんですよね
最近になってようやく実感と共に聴けるようになって。。
それもまた成長ですかね
それとも、
気付くのが遅かったりするのかな
 まあ、
要するに、
自分としては何も感じないけど、
みんな盛り上がってて良いですね。・・・っていう、
言葉にすれば相当嫌味かつ冷徹な感じになってしまうんですけど笑
ただ、個人的にはこういう歌詞こそ等身大のように感じてしまうんですよね
ぶっちゃけ四六時中聖人めいたポジティブシンキングしてる方がおかしいじゃないですか?
これもまた本音・・・であり、
なんかこう、
偽善的な要素が一切無くて大好きな歌なんですよね
 後半の歌詞に至っても、悲しんだりまともな人の「振り」は出来ますけど、
実際の意識配分なんて、結局こんなもんでしょ。っていう、
物凄く達観している作中観が刺激的であり又魅力的な一曲に仕上がっていると思います。



この曲には思い出があってね、
syrup16がこの曲が入ってるアルバム「delayedead」を引っ提げて
NHK-FMミュージックスクエアにゲストとして登場した時に、
当時は3曲分フルでかけれるんですけど、
その内の1曲でこの曲をかけたんです
この曲、PVとかも作られてないしライブでもあまり聴いた事無いので
今振り返ると不思議だな・・・って思うんですが、まあその時の気分だったんでしょうね
曲が終わった後五十嵐さんが「かっこいー!」と自画自賛してた事を今でも覚えています
でも、
その通りに、
いい意味でラフで小気味の良いギターリフ、
躍動感たっぷりのリズム隊、
そして短くスパッと終わるシンプルで切れ味の良い曲調・・・と
アルバムの表題曲やシングルカットされる類の曲では無いとは思うんですが、
ソリッドに突き詰めたロックナンバーとして超秀逸かつ聴いていて素直に気持ちが良い、って思える曲なんです
完全に自棄になってる作中観は「落堕」にも通じるエッセンスがあるんですが、
ある意味こっちのがより投げやり感が強調されてるので(笑
そういう意味では、
「こういう気分」になったならば、
是非聴いてみて欲しい一曲・・・ですね



バカになるまで眠ってたいだけ


正直な話、
生きてても良い事なんて数えるほどしかないじゃないですか?笑
特に人間関係に於いては、やっぱり、その・・・大抵の人は結構ダメダメだと思うんですよ
だからね、
こういう曲でスカッとするのもきっと必要だと思うし、
「本当の事」を見つける方が難しい世の中では良い具合にストレスを吸い込んでくれる、
そういう名曲だと個人的には感じました、改めて、ね。
 ま、
名曲って言っても、
名曲っぽい曲調でもないんですが(笑
それでも、10代の頃から聴いていて、聴く度 気持ちの中のフラストレーションが解放されるというか、
また更にここに来て理解度も深まってるので、やっぱり自分の中では忘れがたい一曲・・・です。
甘ったれた希望を断ち切るような歌にも聴こえるので、
その意味では逆説的に前向きな曲かも、です。



何故人は自死するかの考察

2020-11-17 | ブログ雑記






今年に入って自死のニュースを聴く事が多い。
そこで、
何故自死に走るのか自分なりに色々考えてみた。





①しがらみから抜けられる

うん、
なんだかんだでこれが一番強い気がする(笑
いや・・・
実際どうかは分かんないですよ?
所詮違う生き物だし、器は同じでもね。
でもまあ、
命を失うというデメリットを犯しても決行するっていうのは、
やっぱりこれがデカいんじゃないかと思いますね
正直、
そっちのがある意味「楽」ですもん
もう何のストレスも気にする事も無いですし、
自死してしまえば全部から解放されて晴れて自由の身ですよ。
逆に言えば、
今生きてる自分は、
「楽」ではない方をわざわざ選んでる~って事にもなりますね(笑
そう考えるとなんか矛盾してる気もしなくもない。


➁可能性への見切り

そうですね、
ダメだった~という出来事が続くと、
中々「次は上手く行くだろう。」って考えになりにくいです
「いつかは報われる。」って自分に言い聞かせていても、
「いつか」ってそもそもが物凄く不確定な言葉な訳で、
それを・・・
純粋に信じていられる期間っていうのはそんなに長くは無いんです
これもまた、
逆に言えば、
それを分かってて生きてる人は、
どっかでまだ「何か」を信じてるというか、
良くも悪くも諦めが遅い人種なんだと思いますね
でもま、
おおよそ思いつく限りの全部を試したか?って問われると
ぶっちゃけ(自死した人含めて)試してはないと思うんですよね
そういう意味合いでは、
可能性は無限大~って謳い文句もあながちウソではないとは思う
だって、億劫や多忙なのを免罪符にしてノータッチの物事や価値観って絶対に誰しもあるからね
ま、それらを半永久的に試し続けるのがしんどい、とか言われれば返す言葉も無いんですが(笑
難しいですね、可能性って。






結構、
自分自身、
そういう方々に対する理解力はある方だと思います
本当はあんまりネガティブな事とか言わない方が波風立たないんですけど、
しかし「全く考えません。」っていうのも凄い嘘臭く感じるんですよね。
そこで無理をする必要はなく吐き出しちゃえばいいじゃん、と思う。

ちょっと後ろ向きな記事なんで、
コメントは受け付けない記事になります。
では、また明日。



今年のロッテ。

2020-11-15 | スポーツ





今年は2位でした。




観てて感じたのは、
投手陣の良さですね
石川美馬二木岩下小島辺りが毎回きっちり試合作ってくれるんで、
数年前と比べると安心して観れるようになった・・・というかドラフトが成功してるのを感じました
また、中継ぎも唐川ハーマン澤村益田と勝ちパターンに繋げば確実に勝てる試合が多かった
その上基本的に堅守でしたし物凄く堅実な勝ち方をしてたなあ、って印象ですね。

期待した選手・・・
清田は途中不振でしたが、
最後はきっちり上げて来て4番に座って本塁打連発、という
個人的には観ていて堪らない試合が多かったですね(笑
全打順ホームランは流石に凄い記録だと思う
長くプレイしてなきゃ達成出来ないし、
最後のピースが4番っていうのも格好良い。清田育宏は千葉出身かつ千葉在住の選手なんで、
どうしても贔屓目に見てしまう自分も居ますね・・・来年ももっともっと頑張って欲しいです
ぶっちゃけ最後の楽天戦でイーブンに持ち込めたのは彼のお陰だと個人的には思ってます。

井上晴哉に関しても良かったです
井上のお陰で勝てた試合も正直多かったと思う
特に楽天と13-12のバカ試合の時は最高に輝いてました(笑
その後も井上のホームランの点数を守り切って勝つ試合も多かったですし、
若干調子にムラがあるのが玉に瑕なんですが、新聞の一面を飾った回数はトップクラスだと思うし笑
来年も大暴れして欲しい、、、個人的には代表入りするぐらいの活躍して欲しいんですよね
なんだかんだ中村奨吾と彼がある程度計算出来るから試合観る気になってたのもありました
奨吾に関してはもうちょっとホームラン打って欲しい、って期待もありますけどね笑
まあでも井上がいなきゃCS出場も無かったでしょう。


平沢大河は絶不調の上に怪我で手術と散々な一年でした
ちょっとね・・・
流石にドラフトで入って来たのもかなり前の事ですし、
最近は後輩の西巻の方が優先的に使われてる節もあるので結構厳しくなってきましたね
でもやっぱ好きな選手だしいつまでも期待してしまうんだよなあ
しかも、
来年はショートで前橋育英で甲子園にも出た小川くんが入って来るじゃないですか
そうなると益々厳しい・・・コンバートもアリかと思いますけどね
彼の弟がロッテファンなので、
いつかは彼が活躍して家族を喜ばせて欲しいな、っていう想いもあります。

古谷拓郎は結構よくやってましたね(笑
勝ちは付かなかったですけど、基本的には試合は作ってましたし、
安田藤原が来季更に飛躍出来れば打線ももっと強くなって援護も貰えると思う
種市が居ない間にそのポジション奪う位の選手になって欲しいですし、
種市自身もロッテを代表する若手なんで是非戻って来てバチバチのローテ争い期待したいですね!




そうだな、
全体的に主に千葉テレビ、東京MXで観てて感じたのは、
今年は「勝つ試合が多い」って事ですかね笑
ま、2位だから当たり前なんですけど、
先述の通り、
いつ観ても投手陣が大崩れする事がほぼなかったので、
負け試合でもある程度期待して観れてたのは大きかったです
後は、そろそろタイトルホルダーが欲しいな、とは思いますね(笑
守備からリズムを作り、攻撃に上手くつなげていく、そういう意味では全員野球っぽくてとても良いチームでした。
来年は、
個人的に一度生で試合観てみたいですね~
という訳でお疲れ様でした♪



オマケ:来年期待するロッテ以外の11球団の若手

巨人:香月(澤村とトレード)
阪神:及川(匝瑳シニア)
中日:郡司(市原出身)
横浜:入江(打者としても笑)
広島:坂倉(ロッテファン)
ヤクルト:金久保(市原望洋OB)

ソフトバンク:高橋礼(専大松戸)
西武:今井(早川と投げ合って欲しい)
楽天:早川(木更津総合OB、母親の母校!)
日ハム:鈴木健(木更津総合OB、早川と投げ合うかも!?)
オリックス:来田(中森との明石商対決実現希望)




命のリレー

2020-11-13 | ブログ雑記






脈々と続いていく生命の連鎖~という意味合いで考えると、
自分の人生は落第点だな、と最近考えていました
親戚一同で集まる時に、
「自分だけ」ガキんちょの頃と変わらずソロで来ている
その時に「ああ、これが現実なんだ。。」と深く実感します
実感するけど、
多分「それ」には色々なものを犠牲にする覚悟が必要で、
今の自分にはまだその覚悟が持ててないって事でもあるんでしょう
ただ、
命のリレーに於いては、
バトンは渡せないかもしれないけど、
最後の血として走り切る事は出来るな、と思った。
勿論、ハナっからアンカー目指してる訳でもないんですが、
なんでしょう、
途中で、
軽々しく自死とかしちゃダメだな、と。
まあこれは・・・
とある出来事があって個人的に感じた事なので、
メッセージとかでは全く無いんですけど、
うーん、
いわゆる「使命感」とかいうやつなのかな?
それが昨日生まれたんですよね、、、
13時間寝てたんですが、
なんか寝ながらずっとその事について考え続けてた気がする
自分でも気付かない間に自分の可能性に蓋してないかな、とか、まあ色々・・・

そうですね、
でも、
もう、
逃避願望とかは卒業ですかね(笑
最後まで走り切ったと思った時に、
初めて許されるような・・・
そんな想いが灯りました。


ま、出来るだけ思考停止は避けて挑戦する事ですね。今の自分に必要なのは。



現実的な価値観。/ノケモノたちの夜 第60夜「戦線拡大」

2020-11-11 | ノケモノたちの夜
ビビアンとの馴れ初め?もいつか知りたい。









そう、
ビビアンとルシア、
ダイアナ編でいかにも強者っぽく登場したのに、
気が付けば噛ませ犬みたいなポジションになっててそこは勿体無い気がしてたんです
キャラデザも良いし、キャラ自体も立ってるし・・・何より華のある雰囲気ですしね
だから、ようやっと「見せ場」が与えられて個人的には嬉しかった
出来れば、ビビアンもよろしくお願いしますね(笑)。🤗
 あと、
アレックスさんがあの後どうなってるのかもすげー気になるんですよね
ぶっちゃけ使い捨てで終わらせるにはあまりにも勿体無い設定と美貌じゃないですか?
なんか自分の命を懸けてまで実験台にしてた友人を救おうとしてた姿が忘れられない・・・。
・・・そうですね、
今週はそういう風に、
剣十字のドラマを描く話数であったと感じます
ただ、、、ここまで良い感じに描かれると益々剣十字の方々を憎めなくなっちゃいますね。
でも「画一的に描かない」のが特徴なこの漫画ではその方が良いのかもしれない。







もう一つ、
今週読んでいて「おっ。」と感じたシーンがありました
それはルシアの胸熱な過去回想から、
団長を後にして、
ルシアが生存者たちを助け先導せんと走り去るシーンです
これ、
他の少年漫画誌だったら、
結構・・・「無謀を承知で一緒に戦う~」ってパターンになりそうなんですよね
それはそれで熱い展開ですけど、これはこれで物凄くシビアで正しい選択というか、
自分の今の力量では足手まといになると完全に理解して自分が出来る事を、
相手が本当に望んでいることを選択する・・・っていう、
こういうトコ、
“サンデーの少年漫画”っぽくてめちゃくちゃ良いな!と素直に感じましたね(笑
それと同時に、マルバスの敵でもある剣十字の絆を感じさせるエピソードでかなり響きました
絶対正義の名の下に動いてる、その尊さと平和への執着はリスペクトすべきものがあるな、と
出来れば、利害の一致でマルバス達と協力してくれれば有難いんですけど、、、
どうなるかな?
ただ、
ここでマルバス達が分別を弁えてる事を少しでも示せれば物語の方向性も変わって行きそうな予感がする
そしたらもっとアレックスさん達も出しやすくなるかもなあ、なんて感じたりもしました
逆に、これ終わっても剣十字との対立関係が続いてたら切ないお話に(後々)映るかも、です
何にせよ、ダンタリオンとのバトルも佳境なんで様々な意味合いで目が離せません!







しかし、
団長とアレックスさんはリーダー格だから掘り下げあるだろうな、とは思ってたけど、
ルシアとかは早々に噛ませみたいになってたんで、この(重要な)タイミングで、
こういうグッと来るエピソードが描かれるとは一切予想してなかったんですよ
だから正直余計に嬉しかったですね・・・
かつて感想でルシアとビビアンの活躍に期待した身としてはね。
ビビアンにカッコつけを指摘されてたのは中二病ではなく、父や兄みたいに振舞いたかったからなんですね。
そう考えると気持ち泣けてくるような。。
 長期連載として構想されてるなら団長やアレックスさんの下の身分の彼女らの“成長”にも期待したい。
偉大で勇敢な父や兄みたいになりたくて戦う事を選んだ少女、応援したくなりますよ。


旧syrup16g全曲レビューその2「You Say ‘No’」

2020-11-10 | 旧syrup16g全曲レビュー
                    








明らかにダメっちゅう感じの今日を何とか凌いだら
雨上がったばかりの道路に小さい花を見つけるよ





この・・・
明らかにダメっちゅう感じの~っていうフレーズがとても好きなんですけど、
ぶっちゃけた話、自分にとってそれって毎日のことなんですよ
正直、
今まで30年以上生きてきて例外なくそういう日がほぼすべてなんで、
そういう意味合いではこれ以上なく共感出来る歌詞だと思う
もっと言うと、
日々生きている中で、
ちょっと考える時間を見つけてしまうと、
相当の確率でこの曲のこの部分の歌詞が頭に浮かぶ。。っていう
そう考えると自分の中ではシロップの中でも抜きん出て脳内に浮かぶ確率の高い歌詞ではあります。

ただ、
この曲は、
後ろ向きなだけの曲ではなく、
そういう状況(か、心境)の中でも、
些細な喜びや達成感を見つけよう、見つけたい・・・っていう
多少ネガティブな感情に支配されつつ、実は足掻いてる曲でもあるんですよね
こういう書き方は否定されるかもしれませんが希望のアンセムですらあると思う
ふとした時にこの曲の歌詞が浮かぶ、っていうのは、
勿論件の部分まで含めて浮かぶんですよ
“明らかにダメ”な自分でも、
“小さい花”を見つけたい・・・っていう、
要約すると傷付いたとしても「何か」を最後には得たい。
そういう感情を歌ってる曲だと思うし、
アレンジが多少オーケストラ風味なのもメロディと歌詞の雰囲気にも合っていて心地良い名曲だと思う。
 秀逸なのは、
信じよう/負けないっていう圧力の強い言葉を使わずに、
ごくごく自然に、もっと飲み込みやすい言葉で間接的に「それ」を示している粋なセンスですね
しかも、メッセージでもなく、ただ歌ってる人のやり方を見せてインスパイアを誘う歌詞でもあるんで
そういう風に色々と自分の中で解釈を煮詰めていくと益々大好きになれる類の歌詞だと思います。






永遠だって そう 終わりがあるって君は言う
運命だって そう 変わってしまうと君は言う




旧ブログと比べて、
このフレーズに関しては更に実感をもって聴けるようになりました
幸福だったり楽しい時間は永遠には続かない
人だっていつか変わってしまう
そして、
このタイトルもとても象徴的で、なんせイエスではなくノーですからね笑
先述した希望のアンセムであると同時に、
同じくらい絶望のアンセムでもあると思う
だけど、
それらを合わせると、
本当に・・・「等身大」の、
現実的なアンセム。って感じになるかな、と最終的には思います
でも、その現実を知った上で、飲み込んだ上で、小さい花を見つけようと生きる、
そう考えるとこれ以上なくロマンチックな楽曲とも形容出来ると感じました
物凄く複合的な感覚によって構築されている曲ですけど、
本質はシンプルに切実な曲、とも言えるかと。
そこが大好きですし、
いちファンとして「鬱」だとか「厭世的」という言葉で片付けて欲しくはない~と、
そういう気持ちをより強くさせるベスト盤に収録されている本当に聴いて欲しい名曲の一つ・・・ですね。





あと、
始まりは結構壮大に、オーケストラちっくに始まるのに、
サビで一気に軽やかにリズムが弾む・・・その緩急の付け方も好みな一曲、ですね。
 (レビューがブレるので)泣く泣く削りましたが、
プリンとか部屋の片付けの下りもホント人間味溢れてるというか等身大そのもので、大好きです笑




大人になる季節。/松沢まり「みはらし荘の6人の花嫁」第10話 感想(コミック電撃大王2020年12月号)

2020-11-09 | 松沢まり









先月号は少年誌のラブコメみたいな、
とことんまでベタにやり切った話だったのに対して、
今月号はいきなり「大人とはなんぞや」「どうなったら大人なのか?」っていう
物凄い哲学的なテーマで切り込んで来て、推し作家さんながらすげー振り幅だな!と感じました(笑
音楽で言えば大衆的なポップ・ソングの後にインストのテクノが来るような感覚ですけど・・・
しかしこの生真面目な感じがいかにも松沢まり漫画らしくてファンとしてはニヤリとしたりも🥴

でも、
大人か・・・
正直自分が大人だと感じた事は(人生に於いて)一度も無いですね
あるあるなんですがモラトリアム期間が長すぎて毎回追い詰められた時にちょっと進む感じというか、
なんでしょうね、本当に彩さんの言う通り「嫌でも大人になってく」というのが正しいですね
本音云えば大体の人が色んな事を先延ばしにしてギリギリまで拒否ってるだけかと
しかしまあ、いつまでも子供のままで~とはいかない訳で
もうこのままじゃダメかな、って時にちょっと大人になったりする
勿論、
最初から意識高い人はまったく違うんでしょうけど、
結構彩さんの言葉が当て嵌まる人は多いんじゃないですかねえ
そういう意味ではベテランの松沢まりさんだからこそ描ける内容ではある。




彩さんが結婚出来てないのもまた生々しいが・・・笑



その後の、
無理に頑張らなくても、
自然となりたい自分になっている~っていうアドバイスもまた正しいんですよね
人生って正直な話、色々膨らんだ選択肢の中からどんどん切り落としていく作業に過ぎないんで。
最後・・・もしくは、今残ってる気持ちや願望が結局なりたい自分だったりするんですよ
そういう・・・
彩さんの大人としてのアドバイスが非常に素敵で共感が出来るものだったし、
そういう彩さん自体も別に完璧な大人じゃないのがまた更に人間臭くて良かったです
四季さんも、
焦って若いうちから「こういう人間になろう。」って決めこまず、
今の自然な感情を大切にするようになったエンディングもとっても爽やかで大好きでした
なんというか、大人のわびさび~からの若人の青春!という印象でかなり好感触の話数でしたね
彩さんの言葉は達観しつつも“大人だからこその希望”もあって身に沁みる内容だったかと。




またこの忍の優しさが良い。



最後の展開は、
「今すぐ出来なくても良い。」って裏メッセージも感じました
忍のセリフがとても象徴的でしたが・・・あれで、夕凪さんも、
心境的に吹っ切れたというか、
自分らしく一歩一歩進んで行こう。って気持ちになれたんじゃないでしょうか
まあぶっちゃけ10代の頃に思い描いてた沢山の希望から一つ一つ諦めていく作業でしかないからな(笑
ただ、
大事なのは今を真剣に生きる事
その上で色々と感じてこう~という結末に辿り着いたのは美しい着地点だったと思う
忍もなんだかんだ他人に(良い意味で)甘いからそういうトコが好かれるポイントなんじゃないですかね
そういうさり気ない好感度の構築も良く出来ててやっぱ松沢まりさんの漫画良いな!って感じた10話目でした。








ただ今回、
彩さんの掘り下げになると、
なんだかやたら生々しく感じるのが秀逸であり面白かったですね笑
こういうキャラ及びああいうセリフは駆け出しの作家さんは描けない・・・と思う
そこが最近流行のラブコメとは一線を画すポイントかな、って感じました
ギャグもキレッキレでそこもまた読んでて楽しかったです!

あと、彩さんのような人生、個人的には悪くないと思う(笑
ウチに来ませんか