サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

緑黄色社会「リョクシャ化計画2023-2024」@横浜アリーナ 23.12.16

2023-12-20 | LIVE










先週の土曜日に緑黄色社会のライブに行きました。











特に何かのリリースを記念したツアーではなく、
それよりも去年武道館公演を果たして更にそこからワンステップ踏み出す、
現時点での集大成としての公演でした。
ただ、
前のツアーからフィジカルでシングルCDが2枚も出ているので、
そういう意味ではその2枚の楽曲達のお披露目~という意味合いもあったかもしれません。
事実、
カップリング含めて全4曲しっかりと演奏しましたからね。
 そして、
またまた帰って来ました横浜アリーナ。
何度もブログやXでは書いてますが、横浜アリーナは人生で初めて行ったコンサート会場なんですね
ライブの興奮だとか迫力というものを生まれて初めて味わったのがこの会場なんです
だから、
あの入り口観るだけで色々思い出しちゃうんですよ...笑
ブログ始めてからも横浜アリーナには何回も来訪はしてるんですが、
こんな短期間でまた来れたのは何気に初めてかも?しれません
大人になってもこの場所に来ていて、
今は自費でライブを楽しんでる
その事実も自分の中では大きいですし、今回もまた最高の夜をここで過ごせて幸福な一日でございました。以下。












この風景を観るだけで、気分は小学生の頃に還れる。



仕事終わってから駆け付けたんだけど、
もう既にグッズの先行物販が終わっていた。
ただ、
中に入ったらあっさりと買えたので毎回リョクシャカの物販はスムーズで良いな。と思った
それと、席は3階席だったんだけど、隅っこ且つ最前だったので正直快適だった
最前だとバラッドになったら自由に座って良い感じあるし、
何よりも身体的に楽だった。。
ちなみに自分は端っこの席を引く確率が異様に高い。そう言えば、高校の席替えとかも端っこが多かったな。

ライブは、
エネルギッシュなツインギターの音色も心地良かった「またね」からビターにスタート。
相変わらずパワフルで透明感もある長屋さんのボーカルに早速惹かれる。
そしたら、
2曲目で個人的な推し曲「ずっとずっとずっと」が来たー!!!!
これはマジで嬉しかった。。
去年春の群馬で聴いたのが最初で最後だったので、
実に1年9か月ぶりで生で聴けた。心境としては「待ってたよ~」って感じでした。
あの頃よりもソウルフルになったサビの歌唱に壱誓の格好良いギターソロ、
うねるベースにアウトロのピアノのサウンドも印象的で...
兎角素晴らしかった。
それと、
「明日に希望はないや」ってフレーズを生で聴けたのも嬉しかった(笑
この曲は歌詞が大好きで、緑黄色社会の楽曲の中でも特に泥臭い気がするんですよね
なんだろう、泣きながらも懸命に歩いて行くような芯の強さと健気さとシリアスさがあって・・・
ある種旧世代の邦ロック的なテーマを令和に歌っている良い意味での時代錯誤感がお気に入りです。
自分自身、
毎日悔しさを感じながら生きてるので、
そういう意味ではノリノリで聴きながらもエモーショナルな気持ちになっていました。
感謝しかないですね。
 「横浜アリーナ!!」
「楽しむ準備は出来てる?」
と晴子さんが問い掛け、
その煽りに火を注ぐ様に人気曲「始まりの歌」が鳴らされる。
以前よりも更に一体感を増したバンド演奏に、
アリーナならではのスケール感が合わさって今まででも随一の「始まりの歌」でした。
聴いてると素直に何かを始めたくなるし、「始まろう。」って気持ちになれた
未曽有の解放感と大勢によるシンガロングも楽しかったなぁ。


この時点で、
既にクライマックス感あったんだけど(笑
仕切り直しの様に情熱的なバラッド「マジックアワー」を披露、
レーザー光線が会場をババッと駆け抜けて始まるイントロや、
厚みたっぷりのアンサンブルも聴き応えがあった。
大人のバラッド「幸せ」をしとやかに響かせ
始まる前に晴子さんが「肉まん1万2千個(横アリの収容人数)お願いします」と中華料理屋に電話を掛け、
ブツッと切られて「はぁ」ってなる・・・という小芝居も挟んだ「ピンクブルー」
自分のspotifyによると、
今年一番spotifyで再生した楽曲らしい
ので、
そういう意味ではツアーぶりに生で聴けて嬉しかった。し、
80年代風のアレンジがこの中華の街にはフィットする感じでそこも良かった。
めっちゃ大好きな曲なのでめっちゃ踊りながら聴いてたし、
ちょっとニューウェイヴっぽさも感じつつ、
最後の「はぁ...」って溜め息の威力もスゴくて、
完全に引き込まれてしまった瞬間でした。
自分自身日常でごくごく自然に溜め息を吐いてしまうタイプなので、
あれは本当に聴き手の日常そのもので素晴らし過ぎましたね。
この曲は、是非今後も定番化して貰いたい。。


緑黄色社会はハンドマイクのイメージも強いと思うが、
ライブで観ると意外と長屋晴子さんもギターを弾いている。
「Starry Drama」もそのツインギターの厚みがとっても快感で楽しかった
ステージの大型ビジョンも星屑仕様になっていて非常にロマンティックなひと時でした。
 みんなで「ラララララ~」のシンガロングも炸裂させた初期からの定番曲「あのころ見た光」
爽やかでポジティビティに満ちた雰囲気が心地良い中、
今度は
「びしょ濡れでも笑えるさ」と泥臭い作中観を聴かす「陽はまた昇るから」とメリハリも魅せていく
サビに合わせて太陽が昇るポージングをしてたのが見てて楽しかったし、
壱誓の渋いギターソロも曲に力を込めている印象で良かったです。
 ここで、
「みんなの近くに行こうかな。」と晴子さん
センターに用意された小さいステージにメンバー全員で集まって、
アコースティックタイムに突入。
まずは、
「やり直せない事なんてないさ」と高らかに歌った「Re」
ピアノの音色始まりの曲でシックながら力強さも感じさせる仕上がり
更に、
「サボテン」・・・と普段ライブではあまり演奏しないレアな曲達を披露していく
ちなみにこの時ベースの穴見さんだけコントラバスという普段とは違う楽器を弾いてました。
その渋さが良かったです。


ライブも中盤へ。
現在放送中の人気アニメの主題歌でもある「花になって」を満を持して披露。
音源よりも更にロック色が強く、性急なビートが気持ち良かった
それと最後のpepeのあのフレーズ生で聴くとスゴいですね
プレッシャー半端無さそう、、、
負けん気を前面に出していたこちらも人気アニメのテーマ曲だった「Shout Baby」
曲の中で「ああ~ああ~!!」と晴子さんがリアルにシャウトしてたのも印象的だった。
情感豊かなバラッド「LITMUS」を切実に歌い切り、
皆がお待ちかねだったであろう今年のヒットナンバー「サマータイムシンデレラ」が堂々と鳴らされる。
ステージの大型ビジョンに海の映像が延々と流れていて不意に海に行きたくなった・・・笑
それと、
ライブで聴いてると、
ライブ自体の事を歌っている様にも聴こえた。

「このまま熱さが醒めないように」「迷子の夜すら超えてゆく」とか、、、
完全にライブ観に行ってその感情を持ち帰って生き抜かんとする人じゃん。と(笑
そういう意味ではどういう風にも聴こえる様にバランス感覚も考え抜かれてる楽曲なんだなあ、と。
あと、この曲では晴子さんアコギ弾いてたんだけど、その音色も爽やかで良かったですね。


いよいよクライマックスへ。
これまた去年春の群馬公演以来1年9か月ぶりにライブで聴いた名曲「Landscape」。
この曲、リード曲の一つだったはずなのに、いつの間にかレア曲みたいになってる様な・・・
大勢によるハンドクラップとキャラバン感のあるドラミング、
抜けの良いギターサウンド、、、と
お久しぶりのカタルシスの感覚をしみじみと味わいました
また、「どこへ行こうかな どこでもいいな」って大好きなフレーズをまた生で聴けたのも嬉しかったですね
誰に指図されるでもなく、自分の気持ちの赴くままに。って歌詞ですね。
 改めて聴くと、
歌詞全体がよく出来てるなあ~と感心してしまった「Don!!」
更に、大音量の手拍子にも感動した「Sabotage」と問答無用にヒートアップしていく
スラップ効かせたベースソロや改めて長屋晴子さんの歌の上手さにも感銘を受けつつ、
本編最後は去年の紅白でも歌った代表曲「Mela!」でフィナーレ。
ドラムから始まって、
アドリブを効かせた歌唱も交えながらフレキシブルに始まったこの曲
一番サビ終わりの壱誓のギターソロもめちゃくちゃ流麗で格好良いな・・・!と感じつつ、
ポップなサビメロとは裏腹にダークなサウンドが火を吹く間奏にも興奮しました。
それと、
あの人数でのワイパーは流石に壮観でしたね。
最後の最後は「こんな僕も君のヒーローになりたいのさ」という胸アツなフレーズを叩き付けて終了
この曲のこのフレーズを聴く度にリョクシャカのライブに来て良かった。。という想いになる。
それを後押しするような「ラララ」の合唱にも勇気付けられつつ、
「楽しい時間をどうもありがとう!」とあいさつし、
ステージを去っていったのでした。
こちらこそ、
ありがとうございました!!!!


















1.またね
2.ずっとずっとずっと
3.始まりの歌
4.マジックアワー
5.幸せ
6.ピンクブルー
7.Starry Drama
8.あのころ見た光
9.陽はまた昇るから
10.Re(アコースティック)
11.サボテン(アコースティック)
12.花になって
13.Shout Baby
14.LITMUS
15.サマータイムシンデレラ
16.Landscape
17.Don!!
18.Sabotage
19.Mela!

20.夢と悪魔とファンタジー
21.逆転
22.キャラクター














アンコールは、
まず来年同じ横アリで「緑黄色大夜祭」というイベントを二日間行う事、
それと新年からスタートするアニメ「ダンジョン飯」のEDテーマを担当する事が告知される。
そうそう、相変わらず真吾ティーチャーの物販紹介もありましたよ(笑
今回はヒップホップ調でこれソロシングルで出して欲しいな~、とかちょっと思ったり。
 アンコールでは、
一曲目にニューシングルのカップリング曲だった「夢と悪魔とファンタジー」を披露
この曲も正直表題曲にしてもいいんじゃないか、ってくらい素晴らしくて
尚且つ夢をテーマにした壮大な歌詞はこういう舞台に似合っても居た。
「笑われるほどデカい夢」というフレーズも印象的で、
なんというか、
確かに挑戦する前にジャッジしちゃう世代でもあるよな・・・と色々考えさせられた。
 更に、
レア曲である「逆転」を惜しみなく披露
リョクシャカのイメージには無い❝黒い❞ロックンロールで
マイナー調のメロディや妖艶なロックサウンドに新鮮味を憶えながら聴いていました。
今回、意外とこういう昔の楽曲にスポットを当ててる選曲でもあった気もする。
その物凄くダークな世界観が逆にアリーナのスケールに似合ってた感じも。

本当の最後は、
最早バンドの聖歌にまで昇華している名曲「キャラクター」で締め。
この曲の時にステージ上空から大量の風船が落とされ、
それを人々が持ってたり投げたりしてる姿を見て
思わず少し泣いてしまった。
ある意味、これこそ平和そのものじゃん。って素直に感じてしまいました
正に音楽でリアルに平和を創造してしまうバンド、緑黄色社会
その神髄に触れられた気がして想像以上のライブでしたね。
こんな光景を観れるなら、
生きてる価値あるな。とか思ってしまったし、
それ自体が楽曲の説得力を高めている気もして演出含めて本当に掛け替えのない一曲でした。
ステージを去る時に長屋晴子さんが「愛してるよー!」と叫んでこの夜は終わりました
改めて、緑黄色社会ってすげぇ良いバンドだなぁ。
そんな風に感じれた出色の公演でしたね。
紅白も非常に楽しみですよ。


LINDBERG「きっと素晴らしいツアーにするんだツアーagain2023」@大手町三井ホール 23.12.15

2023-12-19 | LIVE











先週の金曜日、リンドバーグのライブを大手町で観ました。










LINDBERGのライブを観るのは初めてだった。
今思えば、
再結成のタイミングとかでも普通に行けたよな・・・とか思っちゃうんだけど、
まあそこを嘆いても仕方ない。
自分も30代後半になり、
人生の時間が有限なのを肌で感じ始めたからこそ、今まで観た事なかった人らの公演を観たい。
って気分になれた訳だし、もうそこに関してはそう切り替わった事を褒めるしかないよね。
 LINDBERGに関して言えば、
またも小学生の時のÝ先生が好きなバンドで
組体操か創作ダンスだったかは忘れてるんですけど、
そこで「今すぐKiss me」を使って振付して踊った記憶があるんですよね
そういう意味では間違いなく自分のルーツの一つではある
ので、
いつかは生で観なきゃ。。って想いがありました

それとは関係なく、最近よく聴いてるのも行くきっかけとしては大きかったですね
8㎝シングルを集め出したんですが、そこでリンドバーグとの遭遇率が高く、
購入してはハマって~という事が多くてね、
改めて多彩な音楽性を持ってるバンドだなあ。って自分の中で再燃してるタイミングだったので。
個人的にはもっと再評価されても良いバンドの一つだと思っていますね。では、以下。












会場の大手町三井ホールには初めて来訪した。
そもそも、100%乗り換えに使ってた大手町で下車する事自体初めてだったので新鮮だった
大手町って、都会だァ・・・(単純な感想)。
大手町ワンというビルの中にあり、
地下の方にはフードコートも充実していてはっきり言ってかなり快適な環境だった
なんかさ、お馴染みのライブハウスに通うのも大好きなんだけど、
こういう初めての場所を散策するのもワクワクするよね。
大手町三井ホールは良い感じのホールで
ステージが高めなので観やすくてそこも良かった。
キャパ的にもそれなりに大きく大きすぎずな印象なので、また誰かここで公演してくれないかな~と(笑

渡瀬マキさんはこの間テレビ東京の歌番組に出てたのを観た時にも思ったけど、
若い頃の甲高い声で思いっ切りストレートに歌う~って感じではなく、
もっと年相応の綺麗めな歌い方に変わってる様に感じられた。
それは手術の影響もあるのかもしれないけど、
そういう意味では試行錯誤の末に辿り着いた歌い方なのかもしれない。
 一曲目は、
サイレンの様なギターリフが心地良かった「Cute or beauty」
記念すべきめざましテレビの初代テーマソングだったりもする。
そこから、ベースのドライブ感に惹かれた「love on the border」、
タオルを宙に投げる独特の演出も楽しかった「TAXI」と良い具合にライブは進行していく。
個人的にベースの川添さんのいぶし銀のベース大好きだなあ...とも思いながら観ていました。


ここで来ました、「JUMP」!!
実は、
最近中古ですが8㎝シングルを購入しまして仕事行く前とかに聴いてて
それをXにもUPしてたので、そういう意味では非常にタイムリーな選曲でもありました(笑
サビのジャンプの部分でみんなでジャンプしたり、
シンガロングもあったり、
声質は変わったとはいえ、
「生きること」ってフレーズを生で聴けたのは凄く嬉しかったですね
正直、こんなに盛り上がる曲なんだ...!と感じましたし、この曲のシングルを買ってて本当に良かったな、と。
この日は「地図はいらない」ってフレーズも印象に残ってて今もリフレインしてますね。

このツアータイトルの元にもなった「きっと素晴らしい部屋にするんだ」
キュートで可愛らしいポップナンバーで、
こういう曲は今の声質にも合ってる気がしました
そこから、
渡瀬さんが花束抱えながら歌った「八月の鯨」
「今を生きてたい」というフレーズが心に残るノスタルジックなポップソングに仕上がってて、
それまでとはまた違うロマンティックなムードが非常に素晴らしかったですね
ちょっと懐かしめのギターサウンドに、
ギターソロも渋格好良く、
「退屈な毎日にきっと潜んでる」みたいな歌詞も印象に残るハッとする様な一幕でした。
サビメロが気持ち良く、王道ロックなイントロも格好良かった「OH!ANGEL」
それと、
キーボードの佐藤ダーリン氏と2人で披露した「風のない春の午後」に関しては、
今の綺麗な声を活かした牧歌的なバラッドに仕上げていて聴いていて惹き込まれる歌唱を味わえました
今ここにある幸福を噛み締める様な歌詞にもグッと来つつ、ボーカリストとしての凄味も感じられて良かった。


次の「清く正しく行こう」
タイトルで勝手にリンドバーグ流のストレートなロックナンバーと勘違いしてましたが、
怪しげなAメロ、這う様なベース、どことなくグラムロックを感じさせるアレンジ・・・と
一筋縄ではいかない不思議な魅力を孕んだロックナンバーに仕上がっててこれも気持ち良かった
ですね
間奏の激しいロック・モードやアウトロのドスドス駆ける厚みあるドラミングも痛快だった
こういう楽曲も演るんだなあ・・・と
改めてその振り幅にも感服しつつ
本人たちは赤チャリと呼んでるらしい小気味良いポップチューン「赤い自転車」も披露。
この辺りのMCで10代のお客さんもポツポツ来てる事が判明
確かに、
ちょこちょこやたら若い人たちも来てたけど、、、親の影響とかですかね
ただ、未だに新規のファンもいるからこそ、こういうホールで公演出来てるんでしょうね。
 個人的に、またも嬉しい選曲だったのは「Magical Dreamer」。
ドライブ感たっぷりのブリブリベースに、
サビでマキさんと共にシャウトする川添さん・・・と
その圧倒的な勢いに興奮しました。
っていうか、
ライブ観て感じましたけど、踊る様なベースサウンドといい川添さんの存在感も強いですね
この曲では思いっ切りフロントまで出て来て歌ってたんでインパクトも強かった
それと、
子供の頃の様な無敵感を忘れない...そんなニュアンスにも感じた全体の雰囲気も大好きでしたし、
聴いていて自分がかつて好きだったスーパーヒーロー/ヒロイン達の様でありたい・・・
そんな事も想起させる歌詞等にも感銘を受けつつ、
その怒涛の盛り上がりっぷりにも熱さを憶えた素晴らしい一幕でございました。
この曲、音源でもそうなんですけど、パンク又はパワーポップっぽくて格好良いんですよね。


ライブも終盤に突入。
ここで先述の「今すぐKiss me」が来たんですが・・・
いや~、やっぱこの曲の持ってるエネルギーは凄かったね。
兎に角、
問答無用に楽しいし、
Bメロのシンガロングも気持ち良かったし、
サビのWOW WOWのコールも、
「大好きだから 笑ってヨ」とある意味観客に語り掛けるような歌詞も・・・何もかもが良かった。
それと、
この曲を聴きながら、
辛うじて覚えていた先述の小学生の時の創作ダンスの振付をちょっとやったんですが、
その時のタイムスリップ感というか、完全に童心に戻った感覚というか...
なんか胸にグッと来るものがあったんですね。
ああ、
こういうのが、
思い出と共に生きてる音楽なんだなあ。

そんな事を感じながら一人で勝手に超エモい気分に浸っていました
考えてみれば、未だに初めての駅で初めての場所で初めてのライブホールに行ってる辺り、
根源的なドキドキの追及を止めてない~とも言えるし、なんだかとっても満たされた気持ちになってました。

これも皆でシンガロングした「だからI'M ON FIRE」
更に、
ラストの声の伸びも心地良かった「GAMBAらなくちゃね」のストレートな響きも良かった
身が引き締まる思いに駆られつつ、oi!oi!コールも発生した名曲「BELIEVE IN LOVE」
白熱のギターソロに、
聴き手の葛藤も内包したサビメロにも感銘を受けながら
最後は「涙の数だけ強くなれると信じたい」というフレーズをじんわりと叩き付けて終了。
前の曲もそうだけど、自分自身に言い聞かせてるような歌詞の描き方が素敵だな~と思いつつ、
颯爽と駆け抜けた、でも、幅広さも魅せ付けたスカッとするライブは終わりを告げたのでした。
ありがとうございました!!!!











1.Cute or beauty
2.love on the border
3.TAXI
4.JUMP
5.きっと素晴らしい部屋にするんだ
6.八月の鯨
7.OH!ANGEL
8.風のない春の午後
9.清く正しく行こう
10.赤い自転車
11.Magical Dreamer
12.今すぐKiss me
13.だからI'M ON FIRE
14.GAMBAらなくちゃね
15.BELIEVE IN LOVE

16.10セントの宇宙
17.LITTLE WING














アンコールも熱かった。
初期のロックナンバー「10セントの宇宙」から始まり、
「小さな翼はびくともしない」とエモーショナルに歌い切った「LITTLE WING」で締め。
多少挫けそうになっても途方に暮れそうになっても、それでも「びくともしない」
自分自身に発破をかけながら歯をくいしばって足掻き続ける。
その思想って、
物凄いロックンロール的だし、改めてLINDBERGって王道のロックバンドなんだな、と。
そんな事をまざまざと感じつつ、みんなで大きくなって行ける様な最高の着地を見せてライブは本当に終了。
今までCDだけで聴いてた身としては、これまでリンドバーグが現場で培って来たものの一端を
垣間見れてとても意義深い初のライブ参加になった・・・
と思います
他にもいっぱいLINDBERGの楽曲で大好きなものあるので、
また是非タイミングが合えば行きたいですね!

子供の頃聴いてたけど、やっぱり今でも好きなバンドですね。いいものはいつまでもいいですから。


【ハッピーエンド。】アニメ「君のことが大大大大大好きな100人の彼女」(100カノ) 第11話 感想

2023-12-18 | 君のことが大大大大大好きな100人の彼女(アニメ)
本当作画綺麗だね。











冷静に考えてみれば、
5股を認める親など居ないだろう。
ただ、
だからと言って他人の命をみすみす見殺しに出来るほど冷徹になれる人もいないだろう。
ある意味、究極の二律背反・・・この場合、本当に辛いのは恋太郎。
常識を覆して愛を証明する~というのは非常に困難だ
だけど、
それを可能にするのが恋太郎という漢でもある。
要は、その愛を遊びではなく本気だと分かってもらえればいい。
その為にウソ発見器で愛を証明しようとするのだが...







なんか別の戦いが始まっていた(笑
ツンデレにとってはウソ発見器との相性はすこぶる悪い。
しかも、
ただ事務的に「好き」というだけじゃダメで、
本心を本気で曝け出さないとダメ・・・っていうのが何ともニクい。
図らずも公衆の面前で愛の告白を強いられてしまった唐音、
このパートもキュン度高くて良かったですね。
最後の方にもサービスカットあったし、
意外と唐音回でもあったのかもしれない。

ここで恋太郎は、
羽香里への本気の愛を認めてもらう事に成功する(発見器に)。
そりゃそうだ、恋太郎は命を救う~という義務でなく、
心の底から彼女を愛し、
守り抜く覚悟を誓っているのだから。
だけど、自分が用意した機械なのにも関わらず笑
否定する羽々里さん
最終手段は・・・・・







自死する事で、
この忌まわしき負のループを断ち切ろうとした羽香里
ほら、
だから大人しく結ばせた方が羽香里は幸福になるのに・・・
そんな羽香里を半ば説得しかけた恋太郎だったけど、
肝心の羽香里が足を滑らせ転落してしまう
それを完全に自分が下になってまで
守ろうとした恋太郎
正に命懸け
あちらこちらイノチガケ、、、である
自分の危険を顧みず運命の彼女である羽香里を無我夢中で救おうとした
それが彼の答えであり、
また、
それが羽香里ではなく、凪乃や静であっても間違いなくそうしただろう
それが何よりも誠実な恋太郎の愛のしるしだったんだと思う。

とは言え、
彼も無責任ではないから、
絶対に生き残ろうと足掻きもしただろう
それを含めての信頼...って事で誰もが納得するアンサーだったのではないでしょうか
一時とは言え自死しようとした羽香里をビンタした唐音の描写も良かったですね
なんだかんだ、「命を粗末にするな。」というメッセージなんでしょう
それが正しいとか間違ってるとかはこの際置いておいて、
答えは一つじゃないんだから、
こういうのも一つの生き方であるのも認めざるを得ない。生を選びたい人への後押しですよね。







結果的に、
恋太郎と羽香里の交際は認められ、
更に、
羽々里さんと恋太郎もまた付き合う事になった(ん?)
まあ、
彼女とも運命の人認定されてるんで正直そうせざるを得ない部分もあるでしょうが、
リアル親子丼はスゴいな。。
いや、
恋太郎はそれでも彼なりに彼女の美意識の高さを見つけ出して好きになった上で告白受けてたけど。
にしても、この間まで5股がどう~とか言ってた人が、まさか自ら6人目の彼女に立候補するとは・・・。
この落差こそが100カノですよね!うん。
シリアスはどこへやら、
一気にトロトロムードになってしまったラストの展開、
だけど、
これぞ100カノだし、
それにビビーンと来た上でも最後まで見極めようとはしてたので、
そういう意味では納得もあった素晴らしい11話だったんじゃないか~って感じました
人生どこで何が変わるか分からない・・・という見本の様なお話でしたね!







しかし、
彼女の母親とも付き合う~って中々見ない展開だな
そもそも、6人も彼女がいる~ってだけでも色々大変なんだけど(笑
この辺から、
ハーレムっていうか、
むしろ、
普通に考えたらハードモードじゃないか?って印象にもなっていくんだけど
ただそんな中でも一人一人に対する愛情とときめきを忘れない恋太郎は立派だと思う
かなり前衛的な内容だとも感じるんだけど、
それでも一定の評価があるのがいちファンとしては誇らしいですね(こうやってアニメにもなったし!)。
ただ、
恋太郎は本気だし、
彼女達も本気なので。
そんな本気のタイマンラブ×6を見守ってくれたらこれ幸いです。
BDは今流行の全3巻仕様ではなく、旧式の全6巻になるっぽいですが、根気良く集めたいですね。
という訳で、また来週分でお逢いしましょう(原作の感想も毎週書いてます!)。













オマケ。


😊✨


睡眠の鬼。

2023-12-17 | ブログ雑記








今日は精神的/肉体的な疲労が溜まってて
ほぼ睡眠に時間を費やしていた。
起きてた時間は数時間くらいである
絶望気味だったのもあるし、
たまにはこういう日があっても良いんじゃないかと思う。
流石に毎日これだと困るけどね・・・笑
このエネルギーを明日以降力に換えて頑張ってゆきたい。
今週も皆さまお疲れ様でした。




TOKYO

2023-12-16 | ブログ雑記








生きてると、
自分の限界を思い知る事が多い。
どれだけ自分なりに頑張ってても辿り着けない場所の方が多くて、
時々走り続ける事が空しくもなる。
いや、
そもそも今の自分で「走ってる」と堂々と言える確証すらないですね。
どこまで行けば自分で自分を認められるんだろう。
死ぬ直前まで後悔してたら嫌だなぁ。










大手町にて。都会にある花壇には惹かれる。




きれいなフードコートで、天ぷら屋に入った。




すげぇ美味しかった。中に入ってる半熟卵の天ぷらの仕事っぷりがスゴかった。




外の光景がまた綺麗だった。こういう水が湧き出てる装置(?)大好き。




なんかずっと観ていたかった。ここでの時間は落ち着いてたし人もほどほどで最高だった。




和もありました。
大手町で初めて降りたんですが、
想像以上に良いトコですね。




いちいちお洒落なのよ・・・。視覚が潤う感じ。大手町ワンってビルだったかな?




唯一、千葉県の写真。独身ですけど、もうすぐクリスマスですねえ。
イヴは日曜日だけど、当日は普通に仕事してるかな笑











ただなんか、
ライブでデカい声と音で歌われると
なんだかこんな自分でもやれるんじゃないか...って変な錯覚を得るんですね
でも、正直そういうのが自分を生かしてるのかもしれない、なんて思う今日この頃です。
昨日今日と二日連続で行って来たんで身体はしんどいですけど、心は満たされて帰って来ました。

せめて、一生懸命書きます。



育ち盛りのぬこ。

2023-12-15 | 








今日、
仕事終わりに大手町でライブを観て、
そのまま東京駅で君津行の電車に乗ったんですけど・・・
まさかのずっと立ちっぱなしでかなり辛かったですね(笑
そもそも行きの電車の時点で座れてないのでマジで辛かったっす。
流石に体力がゼロに近いんで、秘蔵、、、でもないけど、愛猫の写真をお送りします。











ラブ♂。




餌欲しがってます。。




ぬこが舌を出す動作、好き。




鼻の辺りが黒ずんでるのがお気に入りです。




そんなラブと仲良しなチロル♂




こっちも舌を・・・。




凛々しくて可愛い🎵











帰宅後にすぐ猫砂の掃除をしました
世話するのも楽しいねい。



魂のやきそば。/君のことが大大大大大好きな100人の彼女 第160話 感想(ヤングジャンプ2024年2号)

2023-12-14 | 君のことが大大大大大好きな100人の彼女
可愛い。










2週間ぶりの100カノでした。
そして初めて記事タイトルに「2024」って入れました。
う~ん、年明けの匂いがしますね。。

で、
今回はお祭りの如く盛り沢山でした。
中心となったのは同学年の祭李と知与の対決...でしたが、
温厚な知与でもああいう風にムキになる事にまず驚きましたね
理由としては、
やっぱり父親の存在・・・
なんだかんだ言って潜在意識の中ではお父さんLOVEなのかもなぁ、と思いつつ、
ただ簡単には引き下がらないそのプライドの表現に彼女の成長を垣間見た気もしました。
なんでもかんでも空気読んでへりくだってれば良い~って事じゃ無いんですよね。

対決の結果は、みんなの票では互角。
ただ、
お互いがお互いに入れて引き分けにはなったんですけど、
祭李はそれが同情票だと決めつけて自分の負けだ~となり引き下がってしまいました
ここは、
まだ信頼関係が築けてなかったのと、
正直隣の芝生は青く見える~っていうのもあったんじゃないかと思いますけどね
屋台の味は屋台の味で、家庭の味は家庭の味なんだから、それぞれの良さがあると思います
それほどまでに祭李は屋台の焼きそばに人生を懸けてる~って事なんでしょうけどね。







祭李が新しい彼女に迎え入れられてからの展開は、
オートマティックに面白かった。
最早、
1コマには入り切らなくなった彼女達
でも、
祭李が何か発すれば
何かを提供すれば、
それを「好き」「興味ある」面子が各々の分野で顔を出してくれて
ある種祭り以上に祭りみたいな会話が楽しめてたのが素晴らしかったですね
正に、
恋はお祭り
人間関係もお祭り・・・
と、同時にそれほどまでに多彩なネタを提供出来る祭李は齢中学生にしてかなりの手練れだと思いました(笑
どれだけ祭りというものに努力を捧げて来てたのかが良く分かる自己紹介回でもありました

「はっぴだと思えばはっぴ~」というのは捉え方の自由のお話でしたね
一見、無茶苦茶な様ですがその思想自体は大好きです
栄えの度合いによって「何もない」と田舎は揶揄されますけど、
「何もない」事を余白がある。と捉える事も出来ますし、
そもそもその「何」っていうのも自分が最高だと思えれば何も関係は無いですから。
要は大切なのは心の持ちようなんですよね。。
それと、
100カノはラブコメだとずっと思ってた・・・(笑
いや、基本的にはラブコメなんじゃないかな
ギャグも多いですけど、根底にはLOVEがあると思うので...まあそれもその人次第ですかね。うん。


最終的には、
祭李と知与で二人で焼きそばを作って仲直り(?)でした
お互いがお互いの腕を認め合って、その実力で最高の焼きそばを作って・・・
今回、
全体的にそうですけど
かなりピースフルなお話でもありましたね
誰も何も否定されないっていうか...これぞ多様性極まるエピソードだったのかもしれません
それと、焼きそばが素晴らしいのは勿論ですけど、食してるみんなの表情もまた可愛くて良かった
ご飯は食べる人があって初めて成立するもの、、、という事実を感じさせてくれましたね
多分、
一人の実力を出したんじゃなくて、
認め合う二人で最高の一品を作れたのが嬉しかったんでしょう
そういう類の喜びを感じさせてくれた良い具合の160話だったと思います。













関係無いけど、3巻揃えて初めて成立する表紙。。


最後の最後は、
恋太郎のキスで締め~という王道パターンでした
祭李よりも知与の方が進んでるのはある意味リアルとも言えますが・・・笑
祭李もまたロマンティックなファーストキスが出来て本当に良かった
まあ、
焼きそばの味ですけど😂
それもまた祭李らしいっちゃあらしいですね♬


ASPARAGUS「Green or White」@新代田LIVE HOUSE FEVER 23.12.9

2023-12-13 | LIVE











先週の土曜日、ASPARAGUSのライブを新代田で観ました。










この日は仕事終わって天丼食してネカフェで休憩して東京に向かって、
「さあ、今からアスパラガスのライブを観るぞ!」ってモードの時に
ふとチケット確認してたらスマホにチケットが入ってない事に気が付きました。
その時、
「あれ、スマチケじゃなかったか・・・?」と思い、その数秒後に事態に気付いて青ざめました
「あっ、紙チケット家の机の中だ。。」そう、紙チケットだったのを完全に失念していて、
スマチケだと勘違いしたまま渋谷まで来てしまっていたのです(大汗

これから井の頭線で新代田へ向かわんとするタイミングでした。
 家は千葉南なので取りに帰ったら100%間に合わない、
もう覚悟を決めて、
もう一度当日券のチケットを購入して観る事を決意。
予め手帳にも書き込んでたし身体がアスパラガスのモードだったので引き返せなかった。
 問題は当日券が売り切れないかどうかだけだった
っていうか、
仮に売り切れてたらこの日のライブ前売り買ってたのに観れなかった~事になってたので
マジで慣れで行動せずにしっかりとチケットを確認しておくことは重要ですね
逆に、
痛い目を見て自分の杜撰さに気付けたある種の授業料だったのかもしれない。
結構ハラハラしてましたが無事にチケット購入出来て会場にIN!
ソールドアウトはリスナーとしては嬉しいけれど、
こういう事もあるのでぶっちゃけ当日券の存在も有難いですよねェ・・・。














すいません、
いきなり個人的なエピソードに話割き過ぎました。
ASPARAGUSのライブはコンスタントに観ていて今年も7月に千葉LOOKで観ました
ただ、
結構対バンやイベントが多かったので
こうやってワンマンでじっくり観るのはかなり久々だった気がする
何気に最新作「ASPARAGUS」のCDレビュー2回書くほど好きなバンドなので観れて良かった。
 一曲目は、
歌詞に日本語と英語が混在する新曲からスタート。
ギターロックにも通じるアレンジと爽やかなメロディに早速気分が高揚する。
丁寧な歌唱と、
ギターソロも格好良く響いた「MEND OUR MINDS」
何気に久々に生では聴いた気がするのでその歌詞の温かさ含めてジーンと来る一幕でした。
「Analog Signal Processing」が始まると興奮したお客さんが前に行きモッシュも発生
そして、
つんざくギターサウンドが格好良く、
尚且つ忍さん特有のグッドメロディが光る「LITTLE DEVIL」にウットリ...と上々の滑り出しでした。

MCでは、
「(お客さんの)人口密度が多い!」
「新曲の制作、イージーって言ってたけどハードモードでした。。」
この日に間に合わせるはずの新曲の録音が終わらず新しい音源が作れなかった事を告白。
そんなMCで笑いを取りつつ、
ここで管理人が大好きな「JERK」が投入!!
攻撃的でダークな歌詞が個人的趣向にマッチする昔からお気に入りの楽曲で、
確か初めて観たSHIBUYA-AXでのライブでも披露していた思い出の一曲だったのでこれは嬉しかった。
のっけから原さんの極悪な爆音ベースが鳴り響き、ダンサブルなABメロから
皮肉がたっぷり聴いたサビへなだれ込む感覚がやはり堪らなかった。
この曲を聴いてると心だけでも強気になれる気がする。
いつも以上にヒリヒリした忍さんのギター、
更にラストに畳み掛ける一瀬さんのドラミングにもまた興奮した
ちょっとしたトリップ感すら受けられた絶品だった久々の推し曲に早くも満足感たっぷり。


人気曲「APPROACH ME」をエモーショナルに鳴らし、
これまたお久しぶりに聴く「BEAT UP」っていう更にエモい流れ。
この曲は・・・
すっげぇお久しぶりな気がする
リリースツアーで聴いた以来かそれ以降ポツポツと聴いたくらいか・・・いずれにせよ、
ちょっとレア感あってそれも嬉しかったし、前のめりな歌唱とパンキッシュなビートは実に最高でした
純粋に勇気付けられるパフォーマンス。
この曲で、
遂にダイバーも出て、
盛り上がりも加速していった気がしますね。
 ただ、
その後のMCで一瀬さんが「もう終わりでいい?ってくらい既に疲れた」というニュアンスの発言
それを受けて忍さんが「彼はインディーズ界の山崎まさよしと呼ばれています」と笑いを取る。
このネタMCで使ったの、自分が参加した限りGRAPEVINEの田中さん以来2人目だ(笑
 しかし次の「LOST SHEPHERD」はそんな雰囲気を吹き飛ばすシリアスな楽曲。
バリンバリン鳴る爆音かつ張り詰めた忍さんのアコギの音色、
全体的に漂う物憂げなニュアンス、
だけど、
えらい踊れる~っていうダークだけどダンサブルでもある音像が非常に恍惚的で素晴らしかった。
より洗練されたそのバンド演奏は昔ライブでこの曲を聴いた時よりも進化してる様に感じた。
以前は変化球っぽい印象もあったけど、今はちゃんと王道感も加わってるカンジ。

疾走感溢れるサビメロが気持ち良かった「FAR AWAY」
今度は優しいアコギサウンドでグッドメロディをしとやかに歌った「WITH THE WIND」
この曲のサビメロはある種J-POPにも通じる普遍的な良さが滲んでいてとってもステキでしたね。
「MAY BE OR MAY BE NOT」ではノーイミテーション!の掛け合いが楽しく、
アットホームな雰囲気の中MCゾーンへ。
ここでは、
「(さっきのダイバーで)セキュリティ雇った甲斐があった。」
まずはダイバーの存在に感謝しつつ「取り敢えずやっとくか感も...」とも発言していました笑
スマホの撮影は考えたけど「俺たち「ボケベルが鳴らなくて」世代はスマホで撮るのがあまり上手くない」
何故か国武万里のヒット曲の名前を出してまたも笑いを誘う忍さん
挙句の果てには「ヴァギナ」「聖水」と
お決まりの下ネタゾーンへ
正直、
ASPARAGUSは楽曲もいいけどアングラ感溢れるMCも面白いんだよな・・・笑
 その流れで繰り出した新曲は、
アンニュイなムード漂う日本語のロックバラード...でした
一曲目とはまた違う趣がある感じでこちらも良かった
前のアルバムから日本語も解禁してますよね。
 その流れで、
同じロッカバラードの「BEFORE THE NIGHT」
そして、時計のボーン・・・って音の様な低音極まるベースから始まるイントロが絶品だった「I WISH」
この曲はわざわざ君津までライブしに来てくれた時に終盤で演奏してくれた曲だったので、
その時の事なども思い出しながら噛みしめる様に聴いていました
ギターサウンドは90年代オルタナ感あったし、
サビの「レッツゴー」の掛け合いも気持ち良くて温かくもあって実直に励まされる様な気持ちになった。


そんな感無量~って感じの流れに
「しみったれてんじゃねーよ!」と告げ「SHALL WE DANCE?」からブチ上がりモードへ!
現時点での最新作の楽曲ですが最早すっかり代表曲にのし上がった感
歌詞の中に「fever」というフレーズもあり、
正にこのライブハウスで鳴らすにはうってつけのキラーチューンだとも言える。
会場との一体感に音楽的オルガズムを憶えつつ、歌詞で「tell me heavy lonely days」とも歌われており、
楽し気な雰囲気の中にも聴き手の哀愁を感じ取って昇華してくれるその優しさにもグッと来る
現実は楽しい事ばっかりじゃないからこそ、今だけはただただ純粋に笑っていたい。踊っていたい。
それが明日を生きる活力にも繋がっていくと思う。
 パンキッシュさも感じた最近の定番曲「Be Together」を挟み、
これもまた現時点での最新アルバムから「BLUE人」を披露。
この曲は、
ライブで聴くの初めてかも・・・?
じゃなかったとしても、相当貴重な曲である事は間違いない。
これこそ、完全にしみったれてる様な曲なんですが笑
ただ、
今の自分にはかなり沁みた。。
シンプルなアコギサウンドに素朴なメロディ、ブルースド真ん中の歌詞...
アルバムでは「MESSED UP」と並んで忍さんの紡ぐ哀愁が心に効く楽曲になってるので、
改めてワンマンで聴けたのは嬉しかったですしワンマンだからこそ聴けた曲だったかもしれない。
こういうブルージーな楽曲も大好きなんでこれからも演奏して欲しいなあ、と。
今抱えている葛藤や孤独にリンクしてくれる感覚が堪らなかった。


ライブも終盤戦へ。
今度は、またデカいアコギの音が印象的だったポップに奏でる「I'm off now」
更に、Aメロのアコギサウンドの流麗さも素晴らしかった「DIDDY BOP」では、
忍さんが客席まで降りて行って、
お客さんの中でエレキギターを弾く~というブチ上がり演出も!!
こういうのは本当コロナ時代明けて良かったなあ・・・と振り返ってしみじみと想う
oi!oi!コールも極太のベースソロも楽しく後半に連れてエモくなる歌詞にもまたグッと来た。
ちなみに客席に降りた時にタッチされてた事に触れ、
「DJ SODAの気持ちが分かった」「訴えるかも」とまたもタイムリーなネタを出してました(笑
 個人的なハイライトは、
名曲「I FLY」でした。
千葉でも見せたメロディックMC?からの、
上にあるスイミングスクールを突き破って水びたしになるくらい飛び上がれ!という号令の元、
繰り出されたこの曲は本当に楽しかった。
サビで、
みんなでジャンプしながら盛り上がってゆく様は、
正に空間及び歌詞と一体化した様な感覚があって本当にライブ!
でした
これぞ、口ではなく、身体で「行くんだ!」って気持ちにさせられるっていうか・・・
それでなくとも、あの瞬間だけは無敵になった様な独特の高揚感が素晴らしかった。
ああいう空間と同化した様なSEXよりもSEXな感覚を味わう為にライブに行ってるのかもしれない。。
ホントに空を飛べたような気持ちにもなりつつ、忍さんのギターソロも痺れる位格好良かった!
 その流れで、
興奮し切った観客がダイブしまくってた「SILLY THING」にて本編は終了。
この日一番エネルギッシュに感じたバンドアンサンブルと、
何度も歌われる「HAPPINESS」という単語がとても心地良かった。
いつでも幸福を感じていたい・・・そんなポジティビティのパワーも感じつつ、
酸いも甘いも放出し尽くしてこの日の本編は幕を閉じたのでした。
ありがとうございました!!!













1.新曲
2.MEND OUR MINDS
3.Analog Signal Processing
4.LITTLE DEVIL
5.JERK
6.APPROACH ME
7.BEAT UP
8.LOST SHEPHERD
9.FAR AWAY
10.WITH THE WIND
11.MAY BE OR MAY BE NOT
12.新曲(モーメント?)
13.BEFORE THE NIGHT
14.I WISH
15.SHALL WE DANCE?
16.BE TOGETHER
17.BLUE人
18.I’m off now
19.DIDDY BOP
20.I FLY
21.SILLY THING

22.KNOCK ME OUT
23.JUST GO ON
24.FALLING DOWN
















アンコールでは、
初期の人気曲を大判振る舞いで披露して終了。
ベースソロに興奮した「KNOCK ME OUT」
豪快に攻めた「JUST GO ON」
そして、
一体感で締めた「FALLING DOWN」とどれも良かった。
最後までキラキラした粒子を撒き散らしながら終わった渾身のワンマンは、
「やっぱり、ライブハウスって良いな。ライブって最高だな!」と思わせられるもので、
チケットの扱いに関しては変に慣れてしまっている自分が居たけれど(笑
ライブに関しては、
音楽に関しては、
いつまで経っても全然慣れて無いし、また、そんなもんを吹き飛ばすミュージシャンのお陰で
未だにドキドキワクワク出来てるな~という事実も実感出来た素晴らしいショウでした!
やっぱり、忍さんのあの声とグッドメロディ、バンドの三位一体感は大好きですね。
来年もライブ観たいし、来年は無事に新曲が発売される事を期待しつつ笑
2024年のASPARAGUSも必ず観に行く所存でございます。押忍!


睡眠の日(充電)。

2023-12-12 | ブログ雑記







今日は疲れてたので、
帰りの電車の中でも
家に帰ってからでもとにかく寝た。
NHKのラジオを聴く為にスマホのアラームで起きたが、
まだ疲れ自体は取れてないのでここから朝まで眠ろうかと思う。


というか、
今は何も考えたくないのもある
結局こういう時ってうんざりするまで寝腐るのが一番の解決法で。
今日はとにかく笑顔が無かった。
楽しかった事
面白かった事をブログやXでは書いてるが、
それ以外の時間は虚無感ばっかりなのも現実だなあ。
その現実は明日も続くので、たまにはゆっくり休むのも必要なんですよね。
と言う事を伝えたい記事でした。



【不法侵入。】アニメ「君のことが大大大大大好きな100人の彼女」(100カノ) 第10話 感想

2023-12-11 | 君のことが大大大大大好きな100人の彼女(アニメ)
ん?











羽香里と一緒に生きる為に、
ファミリー全員で力を合わせて彼女を迎えに行く恋太郎
そのミッションは想像以上に凄まじかった
まず、
凪乃の開錠のやつは
かなりの背徳感がありましたね(笑
彼女が欲望に任せて行動しないちゃんとした倫理観を持っている事に感謝。。
でも、
そんな中でも凪乃の爪の状態を心配する恋太郎は立派でした
本気でみんなを愛している事が伝わるシーン・・・素敵ですね。







このミッションは・・・
いや、
花束ブーケトスからそうでしたけど、
みんなを平等に役立たせようとしている脚本も好きですね
クマに襲われた人間の如く、か弱い小動物を演じて大型犬を乗り越えた描写
「弱い」っていうのは一般的に褒められない事ではありますけど、
でも、
そんな弱さがこの状況では最も大切だった、、、と考えると実に痛快な顛末。
 更に、
赤外線センサーを乗り越える~という
正にスパイ映画さながらのアクション(?)シーンもご用意
その前のドアに隠れる描写の時点でそれっぽくて大好きでしたね(笑
赤外線を感知する薬を偶然持っていた薬膳先輩、
だが、
それは海外の研究所に提出する為のものだった。
それよりも身近な友情を優先してしまうその人間臭い部分こそ先輩の真骨頂ですよね。
誰も役立たずにしない作劇こそ100カノらしい、って表現出来ると思います。




これである。



パッと見、
新しい人体実験に見えなくもない。。
それか罰ゲームか...何にせよシュール過ぎる絵面だし、
その物凄いハッタリっぷりが面白くもあったんですが、
これくらい無茶苦茶やってる方が昔のギャグ漫画に通じる荒唐無稽さがあって良いですよね。
しかし、
壁歩きしていく内に、
唐音の素肌の危ういところに恋太郎の頭が当たる様になり、
なんというか・・・
声的にも
見た目的にも、
「ヤってんの?」っていう疑似的な情事のシーンを創り出す事にも成功してました
アニメで観ると完全にそれだし、ごちそうさまって感じでしたね←←←
っていうか、唐音はこういう役回りが多い気がする(笑




これぞ羽々里さんだ。



そうして、
苦労の末に羽香里の部屋に辿り着いた恋太郎と唐音
ただドアに警報が取り付けられていてあっさりと捕まってしまう。
ある意味最後まで気を抜いて無い厳重な警備体制は素晴らしいとも言えるが・・・
そして羽々里さんのお説教タイム。
これまで、
不幸な人生を送って来たからこそ、
娘に同じ想いはさせたくない、、、という親心から来るものでした
うん、
視聴者は恋太郎の視点から見てるので彼を応援しますけど、
客観的に考えると親としてはある種当たり前の心配ではあるよな
そこから、
一進一退の口撃戦が始まる、と思いきや・・・

まさかの、
羽々里が運命の彼女の一人で、
いきなり彼女から告られる~っていう事態が発生。

ん????
あんた、
さっきまで5股の蛆虫扱いしてなかったか?
というか、さっきまで超シリアスに緊迫したムードだったのに、
それを思いっ切りぶち壊す彼女の破天荒さ...いや、作劇の破天荒さにビックリです
原作知っててもこのオチには驚愕する辺り本当に素晴らしいオチだったんだな~と再確認しました
同時に、これこそが本来の羽々里さんだと原作ファンは熟知してるので一安心だったんじゃないでしょうか
 元夫は運命の人では無かったみたい
その夫と、
そして、
文字通りの花園で❝計り❞知れない愛情を受けて来た羽香里の物語はまだ続きます
原作でも屈指の名シーンが待ってるのでアニメで好きになった人には期待していて欲しいですね

にしても、
名は体を表すの他キャラとは違って
羽香里の名前の由来だけかなり捻ってるな~と感じますね
シリアスだと思ってたのに騙された...っていうのは「すごいよ!マサルさん」的な顛末で
なんか凄く面白く感じましたね(笑)。モノローグがうえだゆうじさんだし。
では、また次回。














しかし、
親子で運命の人とは。
いずれリアル親子ど・・・
否、
何でもないです。はい。。。