Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

ALTEC#612Aシステムのサウンドの変化

2011年07月25日 | ピュアオーディオ

RCA箱システムをマルチアンプ化してからは、サウンドの差が付きすぎて余り聴かなくなっていたALTEC#612Aシステム。RCA箱システムを聴いてからはまったく聴く気がしない程の音質差が有りました。

We310apuri1

2週間程前に、①WE310Aラインプリの内部配線の銀線化、②SPケーブルを「シリウスSP」へとこの2点をグレードアップしました。その結果、RCA箱システムを聴いてからでも違和感なく使える様になりました。WE310Aプリへの対策で「音のキレ・ヌケ・ノビ」の良さが更に良くなり、音のキレ込みと音数が非常に多く心地良くなりました。ここへSPケーブルの「シリウスSP」を導入した事で「音の厚み」と「エネルギー感」が加わり、「音の広がり感」が素晴らしい現在のサウンドとなりました。音の拡がり方は、SP間では音の厚み(密度アップ)に変わり、SPの外側へはより大きく拡がっています。隣のRCA箱システムが鳴っている・・・と錯覚する程です。

We310apuri1_2

このラインプリの内部は非常にシンプルで、たった2本の310A球でドライブしています。音の線が太くまたWE独得の音色が有りますので非常に好ましい質感です。今回の銀線化で「音のキレ」が素晴らしく良くなり、情報量が非常に多くなりました。音色にも艶やかさが有ります。オリンパスシステムか自宅のシステムで使いたくなります。

We310apuri1_3

組み合わせているパワーアンプの6550ppアンプはまだ「ブルースーナー」内部配線ですので、早く銀線化したいと考えています。更なる音質アップは間違いありません。現在次の配線交換順序を考えています。


SuperTrail仕様のアンプは素晴らしい!!!

2011年07月24日 | ピュアオーディオ

自宅の3B252Bアンプ、310Aラインプリ、そしてオリンパスシステムの中域用6550シングルアンプとSuperTrail仕様化(内部配線の銀線化)をして来ましたが、予想通りと云うか、予想以上と云うかかなり満足度が高いです。

以前サトリのアンプの内部配線を交換した時にこの銀線を使っていまして、そのサウンドの質感の素晴らしさ(透明感の高さ、音色の純粋さ、音数の多さ等)は理解していたつもりですが、管球アンプの場合すべて「手配線」にしていますので交換率が100%になります。Tr型アンプでも効果は高いのですが、プリント基板を使用して有る分、交換率が100%になりません。

アンプの内部配線の銀線化で、Tr型アンプでは出ないサウンドが出て来ます。質感も極上です。表現が難しいのですが「自然な音」だと思います。「きめの細かさとスケール感の大きさの両立」が出来ており、オリンパスシステムではクラッセのアンプが完全に負けています。

まだプリアンプ+パワーアンプの組み合わせが出来ていませんが(WE310Aプリ+WE101Dpp、+3B252Bの組み合わせは既に聴いています)、素晴らしいサウンドになると確信しています。まだこの組み合わせは直ぐには出来ませんが、順序良く交換を進めて行けばそのうち揃うはずですので、また大幅な音質アップが出来そうです。


GE6550シングルアンプ1号の内部配線交換完了

2011年07月23日 | ピュアオーディオ

オリンパスシステムの中域用に使っているGE6550シングルアンプの内部配線の交換が昨夕完了して、今日の午後から本格的な鳴らし込みに入っていました。

Ge6550s12

上の写真が先日報告した時の写真です。

Ge6550s11

完了化後の写真。外見では何も変わっていません。見えない部分が変わっています。

6550s12_2

元の位置に納まり、鳴らし込みに入っています。アンプの内部配線の交換はTrail仕様からSuperTrail仕様の場合、接続して直ぐに効果が出て来ます。一部パーツが伝送容量のアップに対応するまでの時間が必要な場合が有りますが、5時間も有ればほぼ十分な性能が出て来ます。

マルチアンプの中域を交換しただけで音の表情が随分と変わります。音のキレ・ヌケ・ノビが更に良くなって、音数の増加や音の厚みが聴き取れます。一番感じるのは音の粒子が更に細かくなっている事。それでいて音数の増加の為スケール感が大きくなっている。その為、SPの存在感やアンプの存在感がなくなってきている。そう後に残るのは「音楽」だけ。確実に生の音にまた一歩近づいています。

低域のクラッセCA-2200の質感がもう完全に追いつかなくなっている。従来でもTrail仕様の中高域に負けていましたが、その差が小さかったのであまり気にはならなかったが、今回中域がSuperTrail仕様になった為に質感の格差が拡大し気になる様になり出した。


自宅「シリウスSP」の活性化が始まった

2011年07月23日 | ピュアオーディオ

19日に自宅のシステムに「シリウスSP」を導入したのですが、直ぐに「ふん詰まり」の症状が出て、3週間ほどは「苦行」を強いられると推測していたのですが、本日からは「音が抜けてきている」状況で、かなり聴きやすいサウンドに変わってきました。

「シリウスSP  」のサウンドを一言で言うと「生演奏」に近づいた質感と思います。今日は「ヨーヨーマ:ベストセレクション」を聴いていました。以前交換前に聞いたときは「音数が少なく、録音が悪くヒステリックな音」と思っていましたが、今日出てきたサウンドは「リアル」で音数が大幅に増えてうるさささえ感じないサウンドになっていました。これで一安心のようです。これからは使用するにつれて更に良くなっていく事が約束されていますので、どこまで良くなってくるか楽しみになります。3ウェイのマルチアンプに匹敵するサウンドが「音のキレ・ヌケ・ノビ」を伴って、しかも品位の高い質感で出ています。この状態でしばらくは落ち着かせ音楽を楽しみたいと考えます。今まで「音数が少ない」と感じていたCDやLPが最新録音の様な破綻のないサウンドになり、今まで以上に音楽に浸れそうです。


毎日何かをコツコツと・・・

2011年07月22日 | ピュアオーディオ

「音質アップ」の為に何かを何処かのシステムでやっています。その為毎日が「苦行」の連続になり、苦痛を感じる様になって来ました。今やっている事(6550Sアンプの内部配線交換)を完了させたらしばらくのんびりと静かにしていたいと思います。

自宅のシステムでは今月になり、EMT981の修理、3B252B アンプの内部配線交換、WE101DSアンプ、WE101Dppアンプの試聴、シリウスSPケーブルの交換と色々とやり過ぎて落ち着きません。まだどれも中途な状態ですのでサウンドが落ち着きません。

「シリウスSP」に交換して、直後は素晴らしく感じていましたが、「ふん詰まり」を感じる様になり、それがまた「活成果」して来ていますので、毎日ゴロゴロサウンドが変化しています。もうしばらくは安定化する為に必要だと思います。素姓の良さは折り紙つきですので、黙って信じて使っていれば「ふん詰まり」も取れて、本当に素晴らしい音質を獲得出来ると思います。後2週間程は必要だと思っています。


蝉の面白い習性

2011年07月22日 | 写真・カメラ・林道ツーリング

蝉は面白い習性をしている。出る穴は違うのだが羽化する場所は同じ所に集まる。

072211

事務所の前に1本のモチの木が有るのですが、上の写真の様に同じ所で羽化しています。結構いろいろな枝が有るのですが、殻が集まっているのは2本の枝に集中。地上から1.5mの所です。

072212

上の写真は同じ木の1mぐらいの幹です。

07227

中には地上から15cmの所で羽化しているモノも有ります。

以前紹介したこがね蜘蛛も今では卵を産むくらいに大きくなっています。

07222

上のクモは3日前に1回目の卵を産んでいます。毎日えさ(バッタ・こがね虫)を与えています。4匹居るのですが、うち2匹はそれぞれ1回卵をうみました。家の中には入ってこないクモです。今年は何個卵を産んでくれるか楽しんでいます。

07223

こちらのクモはまだ小さくてまだ脱皮を2回はしないと繁殖は出来ません。


オリンパスシステムのアンプ SuperTrail仕様化

2011年07月21日 | ピュアオーディオ

自宅用の3B252BSアンプのSuperTrail仕様化(銀線化)が完了したので、次はオリンパスシステムの中域用アンプ(GE6550S AMP)の交換に入りました。

Ge6550s_amp1

交換用のアンプは有るのですが、しばらくはそのままにして置き、早く仕上げる様にしたいと考えています。

Ge6550s_amp2

現在、約半分くらいの交換が終わっています。来週までかけて完了させる予定です。中域だけ交換してどれくらい雰囲気が変わるか楽しみにしています。

音質が良くなる事は判っているのですが、手間と時間がかかります。根気強くやらないと終わりません。捨てるブルースーナーと取り付ける銀線の材料費がバカになりません。


ケーブル交換の可否の判断

2011年07月21日 | ピュアオーディオ

ケーブルの交換には気を使います。「良くなるはず・・・」と思い込んでやると誤った判断をする場合が有ります。ケーブルの1本1本(種類が違う場合)で音のバランスや周波数帯域、音数、音色が異なります。

私のケーブル判断の可否の仕方は「時間をかける」事に特徴が有ります。伝送容量が大きくなるほど「ふん詰まり」感が出てくるからです。短気な方はここで判断ミスをします。「バランスが壊れた」と感じて元に戻してしまいます。

私も交換直後に判断はします。その判断基準は「音数」(情報量・分解能・キレ)をもってします。音のバランスや周波数帯域は使っていくにつれて広がって云ってくれるからです。音数は「音の厚み」にも関係します。今までのケーブルで聴こえない音が出てくれば間違いなく「音数のアップ」と思います。

ケーブルを交換した直後は今までの音のバランスと違うのが通例で、「良くなった」と思い込みがちです。悪いケーブルは色々なCDを聴き込む内に音楽を聴くのが辛くなって行きます。SWを入れる回数が減っていきます。良いケーブルの場合は聴くのが楽しみに変わっていきます。最低1ヶ月も聴けばほぼ判断に間違いは有りません。

昨夜から自宅で「シリウスSP」ケーブルを使っていますが、「音数」が増えています。音の厚みや質感がガッシリしています。でも「ふん詰まって」います。高域のノビがまだ出ていません。まだ何処か甘いところを感じます。うるささは以前のケーブル(ゴールドスター)より遥かに少ないです。こんな状況ですのでこのケーブルは必ずもっと良くなると感じます。後は下流の機器(SP・ネットワーク)が「活眼」してくれるのを待つだけです。


自宅「シリウスSP」のサウンド

2011年07月20日 | ピュアオーディオ

自宅用の「シリウスSP」ケーブルを夕方もって帰り、直ぐに交換して音出しを始めました。Yラグを馴染ませる事が目的です。その後食事を取り、TVのニュースを見て風呂に入り、9時から試聴に入りました。

接続した時にも気付いていましたが「音圧」が上がっています。音数が更に増えています。エネルギー感も上がっています。音質を評価する「キレ・ヌケ・ノビ」がすべて良くなっています。音の厚みが出ています。ヴォーカルの声が生の声に近づいているように感じます。試聴に使ったのは「ドリス・デイ:LATIN FOR LOVERS」。

「自宅でも3ウェイマルチアンプシステムを・・・」と考えていましたが、もうマルチアンプ化は考えなくて良いようです。オリンパスシステムのサウンドと遜色ないサウンドが出ています。ウーハーが違うので低域方向は出ませんが、音の厚みで満足します。これから、色々なCDをかけて確認をして行きます。個人的にはトドメのSPケーブルになると思います。


いよいよ自宅システムにトドメのSPケーブル「シリウスSP」導入

2011年07月19日 | ピュアオーディオ

パワーアンプ3B252BアンプのSuperTrail仕様化に続き、自宅のシステムにトドメのSPケーブルを導入します。

Sp3

現在導入しているのはALTEC612Aシステムのみで、自宅システムが2セット目になります。612Aシステムのサウンドの音の広がり感や音の密度感が素晴らしく、早く導入したいと思ってはいたのですが、他の作業の為遅くなりました。まだ作ったばかりで今夜接続しますのでワクワクしています。