RCA箱システムをマルチアンプ化してからは、サウンドの差が付きすぎて余り聴かなくなっていたALTEC#612Aシステム。RCA箱システムを聴いてからはまったく聴く気がしない程の音質差が有りました。
2週間程前に、①WE310Aラインプリの内部配線の銀線化、②SPケーブルを「シリウスSP」へとこの2点をグレードアップしました。その結果、RCA箱システムを聴いてからでも違和感なく使える様になりました。WE310Aプリへの対策で「音のキレ・ヌケ・ノビ」の良さが更に良くなり、音のキレ込みと音数が非常に多く心地良くなりました。ここへSPケーブルの「シリウスSP」を導入した事で「音の厚み」と「エネルギー感」が加わり、「音の広がり感」が素晴らしい現在のサウンドとなりました。音の拡がり方は、SP間では音の厚み(密度アップ)に変わり、SPの外側へはより大きく拡がっています。隣のRCA箱システムが鳴っている・・・と錯覚する程です。
このラインプリの内部は非常にシンプルで、たった2本の310A球でドライブしています。音の線が太くまたWE独得の音色が有りますので非常に好ましい質感です。今回の銀線化で「音のキレ」が素晴らしく良くなり、情報量が非常に多くなりました。音色にも艶やかさが有ります。オリンパスシステムか自宅のシステムで使いたくなります。
組み合わせているパワーアンプの6550ppアンプはまだ「ブルースーナー」内部配線ですので、早く銀線化したいと考えています。更なる音質アップは間違いありません。現在次の配線交換順序を考えています。