1年の締めくくりの時期でも駄目ですか？

電力不足による節電要請が政府から出ているこの冬・・・

我が家も少なからず協力しているつもりですが、

昨日、電気の使用量の明細がポストに入っていました。

使用量434kWhだったのですが・・・昨年度416kWhで、対前年同月比＋4.3％となっていました。

内心・・・「ええっ！？仕事でも家庭でもこれだけ努力しているつもりなのに・・・」と


後で考えれば、この冬はナナ様がヨタヨタしているため石油温風ヒーターを使用していないので、

エアコンに頼っているからだと納得はしたのですが、

よくよく考えてみると、エアコンを使用しているのにこの程度のプラスで済んでいるということは

「なかなか頑張っているのだ」・・・と自己満足をしています（プラスになること自体が駄目なのかも・・・）

しかし、申し訳ないけど、我が家はこれ以上の節電を強要されたら・・・気分まで滅入ってしまうでしょう。

1年の締めくくりの時期くらい、気持ちを高揚させてほしい！・・・と思うのも駄目なのでしょうか・・・


今朝は、暮れのイルミネーションに関するコラムを紹介してみようと思います。

～以下、12月14日読売新聞朝刊より抜粋～

今日の
　ノート

　12月の夜は、光のイベントが盛んだ。
　関西ではこの週末、大阪都心部の「光の饗宴(きょうえん)」や「神戸ルミナリエ」、「京都・嵐山花灯路(はなとうろ)」など、街や公園、橋を華やかに彩る大掛かりなイルミネーションを楽しめる。

光の代償

　どこに行こうか、迷いながら、気がかりなことがある。全国の原子力発電所がすべて停止して迎える今冬。電力不足が心配され、政府の節電要請もあった。冬場の電力需要は夕方から夜にかけて高く、イベントの時間帯と重なる。

　主催者は、電球のＬＥＤ化や開催時間の短縮などで節電に努めてはいるが、それも限りがある。例えば、「光の饗宴」の主要2事業は、昨年度の期間中（30、38日間）、標準的家庭45世帯が1か月に使う電力を消費した。

　この2事業で延べ433万人を集め、街に大きなにぎわいをもたらしたと考えると、気に病むほどの事ではないかもしれない。家族全員で会場に出かける場合、その間の家庭での電力の使用量を減らせるという面もある。

　それでも、後ろめたくなるのは、生活を支える電気の有難さをあれほど痛感しながら、震災から1000日余りを経て、その意識が薄れているためか。

　冷え込みが一段と、厳しくなりそうな週末。凍(い)てつく夜に、暖かな光で元気づけられた後はせめて、部屋の暖房を控えめにしようと思う。

社会部次長　沢田泰子