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先日、ガラケーの話を取り上げましたが、
携帯電話の料金体系がいまいち理解できてない部分があります。
利用明細をダウンロードして見ても、解ったような解らないような感じなのです・・・
何とか割引・・・また別の割引が・・・
そこに従量制パケット料金・・・これは定額制にすれば問題はないのでしょうが・・・
兎に角、理解不能に陥りそうです。
今朝の新聞にその疑問答えるような解説が載っていましたので転載してみたいと思います。
~以下、12月25日読売新聞朝刊より抜粋~
事業者のネットワークを流れるデータ量はこの数年、年間約2倍のペースで増えており、それに伴い、最新技術に対応した設備投資と次なる技術革新への研究開発投資が活発化している。
その対価として、スマホのデータ料金は従来型の携帯電話(ガラケー)よりも高めに設定されていることはある程度理解できよう。
理由の一つは、料金体系が複雑でわかりにくいことがある。各事業者とも基本プランはシンプルだ。しかし、これに多様な割引プランが屋上屋を架すように積み重なり、結果的に極めてわかりにくくなっている。
また、スマホが安くなる条件として、利用者が必ずしも必要としないオプションサービスを無理やり契約させ、解約し忘れを期待するかのような不誠実な販売手法が取られているのも問題である。
もちろん、利用者にもそれなりの対応が求められる。料金明細をチェックし、今の自分の使い方に最適な料金プランへの見直しをこまめに行うことが必要だろう。スマホに買い替えたものの通話とメールしか利用しないという人は、元のガラケーに戻る方がよほど"スマート(賢明)"だ。
もう一つの理由は、携帯電話市場が大手3事業者の寡占状態にあり、利用者にとって選択肢が少ないことだ。海外では、主たる事業者以外に多様なMVNO(仮想的移動通信事業者)が存在する。これは航空業界でいえばLCC(格安航空会社)のようなもので、自分の使い方や求めるサービスにあった事業者を選ぶことができる。
日本でMVNOが大成しない最大の要因は、携帯電話端末と回線契約がセットで販売されていることにある。最新モデルのスマホであっても、回線契約と同時の購入であれば、実質負担金はほぼゼロ円。他事業者からの乗り換えであれば、さらに数万円の現金が還元される。こうした費用は利用者の通信料から広く薄く回収される。これでは顧客基盤のない新規参入のMVNOに勝ち目はない。
現在日本は、世界一スマホが安い国といっても過言ではない。「iPhone5s」が実質負担金ゼロ活現金の還元があるという国は他に見当たらない。
端末が安い代わりに3事業者の寡占状態が続いて料金は高いままでよいのか、端末が高くても、自分に合った料金プランや事業者を選べる方がよいのか。ポスト・スマホ時代を見据えた通信業界のあるべき姿を議論する時がきたといえる。
携帯電話の料金体系がいまいち理解できてない部分があります。
利用明細をダウンロードして見ても、解ったような解らないような感じなのです・・・
何とか割引・・・また別の割引が・・・
そこに従量制パケット料金・・・これは定額制にすれば問題はないのでしょうが・・・
兎に角、理解不能に陥りそうです。
今朝の新聞にその疑問答えるような解説が載っていましたので転載してみたいと思います。
~以下、12月25日読売新聞朝刊より抜粋~
論点
総務省の家計調査を見ると、世帯消費支出全体が減少している中、携帯電話の通信量は過去6年間で約1万円も増えている。今年度にはスマートフォン(スマホ)が携帯電話の半数を超える勢いで、映像や音楽、電子書籍、ゲームなどアプリの利用が拡大している。事業者のネットワークを流れるデータ量はこの数年、年間約2倍のペースで増えており、それに伴い、最新技術に対応した設備投資と次なる技術革新への研究開発投資が活発化している。
![北俊一氏の経歴](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/8a/1c9c584203da5406b23a0738204eeda2.jpg)
スマホの高い通信料
日本の携帯電話の通信料金は、諸外国に比べて、特段高くも安くもないとの分析結果がある(総務省の内外価格差調査)。にもかかわらず、「日本の通信料金はやはり高過ぎるのではないか」との声が、利用者のみならず有識者からも上がるのはなぜか。端末ゼロ円の代償
理由の一つは、料金体系が複雑でわかりにくいことがある。各事業者とも基本プランはシンプルだ。しかし、これに多様な割引プランが屋上屋を架すように積み重なり、結果的に極めてわかりにくくなっている。
また、スマホが安くなる条件として、利用者が必ずしも必要としないオプションサービスを無理やり契約させ、解約し忘れを期待するかのような不誠実な販売手法が取られているのも問題である。
もちろん、利用者にもそれなりの対応が求められる。料金明細をチェックし、今の自分の使い方に最適な料金プランへの見直しをこまめに行うことが必要だろう。スマホに買い替えたものの通話とメールしか利用しないという人は、元のガラケーに戻る方がよほど"スマート(賢明)"だ。
もう一つの理由は、携帯電話市場が大手3事業者の寡占状態にあり、利用者にとって選択肢が少ないことだ。海外では、主たる事業者以外に多様なMVNO(仮想的移動通信事業者)が存在する。これは航空業界でいえばLCC(格安航空会社)のようなもので、自分の使い方や求めるサービスにあった事業者を選ぶことができる。
日本でMVNOが大成しない最大の要因は、携帯電話端末と回線契約がセットで販売されていることにある。最新モデルのスマホであっても、回線契約と同時の購入であれば、実質負担金はほぼゼロ円。他事業者からの乗り換えであれば、さらに数万円の現金が還元される。こうした費用は利用者の通信料から広く薄く回収される。これでは顧客基盤のない新規参入のMVNOに勝ち目はない。
現在日本は、世界一スマホが安い国といっても過言ではない。「iPhone5s」が実質負担金ゼロ活現金の還元があるという国は他に見当たらない。
端末が安い代わりに3事業者の寡占状態が続いて料金は高いままでよいのか、端末が高くても、自分に合った料金プランや事業者を選べる方がよいのか。ポスト・スマホ時代を見据えた通信業界のあるべき姿を議論する時がきたといえる。