ドイツのベルリンで行われている世界陸上の男子100メートルで、ジャマイカのボルト選手が9秒58の世界新記録を樹立した。
トレーニング方法やシューズなどの陸上競技を取り巻く環境は昔と比べても格段の進歩があるが、20年ほど前の世界記録が9秒9前後であることを考えると、この9秒58という記録は、人智を超えており、神の領域に達したのではないかと感じた。
神の領域に達したボルト選手はまだ22歳ということで、まだまだ記録を更新し続ける可能性があるし、逆にこの反動が来て、記録が伸びない可能性もありうるという事を考えると、この先ボルト選手がどんな競技生活をおくるのか興味があります。
話は変わるが、この記事を書いている途中で、小山ゆう氏の「スプリンター」という漫画を思い出したのだが、100メートルで10秒を切って走るスピードを持つ方には、一般人とは違う特殊な世界が見えるのだろうか?