今日から数回にわけてカリフォルニアのカールスバッドにあるタイムシェアをご紹介します。
カールスバッドは日本の方にはあまり馴染みがないかもしれませんが、サンディエゴ国際空港から北へ約50K行ったところにあるリゾート地。娘の通う大学からもハイウエイに乗れば20分足らずのところにあります。ここになんと立派なタイムシェアが3つもあるのです。
その中で一番新しいのがこのマーブリサ。
ハイウエイからも程近いのでわかりやすいです。場所はあの有名なレゴランドの隣。シェラトンホテルと場所を共有しています。
リゾートの配置はこんな感じ。現在はまだ50、51、52、53、54、56、68号棟の7棟しか建っていませんが、これからどんどん増築されるみたいです。
ロビーは56号棟にありますがこれが小さくて夜着いたのでわかりにくかったです。
車は56号棟の横の20分パーキングに停めてチェックインに行きましょう
これがロビー。
現在のロビーは大変こじんまりしていますが、一応コーヒーや紅茶が無料で飲めたり
ビジネスセンターらしき設備もあります。
ロビーがある棟の前の道を進むとシェラトンホテルが見えてきて、その先に68号棟があります。
目の前にはレゴランドのローラーコースターが見えるロケーション。レゴランドに行く予定の方にはベストロケーションのタイムシェアです。レゴランドについては以下のウエブサイトを参照下さい。
日本語 http://visitcalifornia.jp/theme/themepark/legoland/
英語 http://california.legoland.com/
今回、私が泊まったのは一番端の50号棟
2階に渡り廊下があります。でも残念ながらエレベーターがないのです!現在のところ68号棟しかエレベーターがないので、エレベーターが必要な方はチェックインの際に68号棟をリクエストしましょう。
次はお部屋を見てみましょう。
今回泊まったお部屋は1ベッドルームですがリビングは広々。丁度フロリダのパークソレイユと同じくらいの広さでしょうか。
テーブルも4人で囲むのに十分な大きさです。
リビングから向かって右がベッドルーム、左がバスルーム
ベッドルームには大きなキングベッドのほか
ソファやデスクまであります。
何故かデスクの上には魚が???
十分な大きさのクローゼット
洗濯籠、ほうきや脚立までありますが、おや?ランドリーがない!
そうなんです。マーブリサではランドリーは2階のランドリールームを利用します。利用料はタダです。
でも洗剤は有料なので自分で持っていきましょう。
キッチンは豪華なフルキッチン、茶色と黒でワイキキアンに似てますね。
コーヒー・紅茶のほか、ココアまで置いてありました。嬉しいですね。
しかもコーヒーはちょっとこんなこじゃれた感じ
そしておしゃれな水まで用意されている!気が利いてるなあと感心していたら
なんと有料。4ドルだそうです。
食器類は4人分フル装備
おや?食器棚の下に見慣れないものが。。
なんとラジオ付きCDプレーヤーが付いてました。これで料理もますます楽しくなりますね。
バスルームもゆったり
シャワールームも広々
お風呂もかなりの大きさ
久しぶりに足を伸ばしてゆっくり浸かれたので気に入って朝晩入りました。大きいお風呂はいいですねえ。このお風呂だけでもタイムシェアに泊まる価値があります。
ベランダは多少小ぶりですが
手前にレゴランド。遠くに海も見えます。
望遠で見てみるとこんな感じ
とまあ、広さも造りも贅沢なマーブリサのお部屋はゆっくり過ごすには最高。娘の卒業式のために2日間、学校のすぐ近くのラホーヤのエンバシーに泊まりましたが、全室スイートルームのエンバシーでさえ狭く感じる程です。
やっぱりタイムシェアはいいですねえ。もうホテルには戻れない身体になってしまいました。
先週、娘の卒業式でカリフォルニアのサンディエゴに行ってきました。
卒業式には息子がNYから、前妻がSFからかけつけ、離婚して以来4年ぶりに元家族全員が集合となりました。
娘が帽子に手作りのサインを入れてくれました。嬉しいですねえ。ちなみにガウンはレンタルなんだそうで、合理的ですね。
学校はUCサンディエゴと言ってサンディエゴのラホーヤという観光名所の近くにあります。敷地は広大。日本の大学とハワイ大学しか知らない私にはびっくりの大きさでしたが、これでもカリフォルニア大学の中では3番目の大きさなんだそうです。
しかも校舎は綺麗でモダン。恵まれてるなあ。
こんなこじゃれたレストランまであってビールも飲めちゃいます。
学校が大きいので卒業式は6つのカレッジが各々行います。1日3回で2日間。
娘の部は午後5時から。日中は暖かかったのですが少しづつ風が冷たくなってきました。
いよいよ学生が入場です。
音楽はバグパイプでした。これがこのカレッジの伝統らしいです。
娘の所属するミラーカレッジのProvostから挨拶があり
その後、UCSDのChancellorの挨拶です。アメリカの有名大学の卒業式では有名人のゲストスピーカーを招待しているケースを見かけますが、今回は卒業生代表がスピーチしただけだったのでちょっと残念。
その後、一人一人壇上に上がります。ここのシステムは自分の名前とフリガナを書いた紙を渡して呼んでもらうシステム。なので順番も滅茶苦茶だし、「XXちゃん、結婚してくれ!」などと名前以外のコメントを書く学生もいて自由な雰囲気です。
ようやっと娘の名前が呼ばれましたが、遠すぎてスクリーンでしか見えません。
望遠を使って寄ってみました。
おお!真ん中に米粒みたいに見えました。幸せそうですね。
こんな感じで全員が壇上にあがり式は終了。最後はエルガーの「威風堂々」で退場です。卒業式の定番かな。
でも今回は国家も歌わなかったし、帽子も投げなかったのでちょっと期待はずれ。ハワイ大学も卒業式は体育館でやったのでイメージしてた卒業式ではなかったし、映画でよく見る卒業式の風景は単なるイメージなのかなあ。
式が終わると校庭でお祝いに駆けつけた親戚や友人達と合って写真撮影。
娘は大学の中で日系人会の世話役をやっているので日系人の友達がたくさんお祝いに来てくれました。サンディエゴは町は白人ばかりだったのに、学校の中はアジア人がすごく多くてびっくりしました。
これは息子とのツーショット。息子は姉の卒業式の為に金曜日に仕事を終え、少ない給料の中から一番安いチケットを買って一晩かけてNYからサンディエゴに来てくれました。日曜日の晩にはまたNYに戻って月曜日は朝から仕事。姉思いな奴です。
式の後は元家族4人で地元の寿司屋でお祝いディナー。子供たちと将来について色々話ができました。
「親はなくとも子は育つ」と言いますが本当にその通り。
アメリカに無理やり連れて来られて8年間。その間、両親の離婚を2度も経験し、言葉もわからず友人も知人も誰もいない土地で頑張ってきた子供たちは自分の大学時代とは比べ物にならない位しっかりしていました。
「苦労は人を育てる」とはよく言ったもんだと無責任な親ながらわが子に感心した卒業式でした。