先日、娘と宣誓式に参加し、アメリカ市民になってきました。
宣誓式の場所はダウンタウンなど毎回いろいろ変わるようですが、今回はオバマ大統領の母校としても有名なハワイの名門「プナホウスクール」で開催されました。
緑いっぱいの美しいキャンパスです。
式はそのプナホウスクールの中の"Twigg-Smith Pavilion"というホールで行われました。
主催はビザ関係でもよーくお世話になったUSCIS (United States Citizenship and Immigration Services)です。まずは会場の前の受付でチェックイン。小さなアメリカの国旗とレイをくれました。
こんな袋に入った書類一式を渡されます。今回は65人が参加し、私の番号は50番。50歳でアメリカ市民になり自分の番号が50番とは(どーでもいい事ではありますが)なんか感激!
パビリオンは400名くらい入れるホールでした
厳粛な宣誓式ですから本人以外は入れないのかなと思っていましたが、意外にも親戚や友人の見学も自由で、沢山の人でホールがいっぱいになりました。
宣誓式を前に緊張した様子の娘と
私です。
配られた封筒の中には「忠誠の誓い」や
なんと「独立宣言」や「憲法」まで入っていました。さすがアメリカです。
宣誓式に先立って、プナホウスクールの6年生の合唱団が歌を歌ってくれました。
そして合唱団の子供たちと一緒にアメリカの国家 "The Star-Spangled Banner"を歌います。これを歌うと「ああ~、アメリカ市民になったんだなあ」と感じますね。
そしてジャッジのスピーチがあり、その後、一人一人名前を呼び上げられて市民になった証明書を渡されます。学校の卒業式みたいでした。
そしてオバマ大統領のウエルカムスピーチのビデオを見ました。オバマ大統領の母校でオバマ大統領からの歓迎のビデオを見るというこの偶然にまた感激!
今回は娘ともたまたま同じ日に宣誓式に参加できいろいろなラッキーが重なりました。
ハワイが好きで40歳で家族4人でハワイに移住して10年。
なんのつても仕事も友達もいないままハワイに来ましたが、なんとか市民権を取ることができました。
ここまで来るのに色々なことがありました。
でもそれは宣誓式に参加していた他の人たちも皆さん同じだったようで、感極まって泣いている人も何人かいました。外国人がここまで来るのは簡単ではなかったでしょうね。
「今日、あなたたちはアメリカ市民になりましたが、それで満足してはいけません。これから"Good Citizen"を目指して努力してください。そのためにはコミュニティに参加すること、貢献することです」
宣誓式のスピーチでジャッジが言われたこの言葉を胸に、これからハワイにしっかり腰を据えて、「良きアメリカ市民、そしてハワイ市民」になろうと心に誓いました。