タイムシェアのある人生

このブログでは私が実際に訪れたタイムシェアや現地で経験したいろいろな情報をシェアしていきます。

ハイウエイで大規模コロナウイルス検査

2020-09-03 15:16:36 | 最近のハワイ

今日はコロナウイルスの検査に行ってきました。

ハワイは8月27日から2週間のロックダウンに入り、1週間が経ちました。新規感染者は以前の300人台が100~200人台に減ったようですが、果たしてこれがロックダウンの成果かどうかは現時点では微妙なところです。

ハワイ州ではこのロックダウン中に9万人にPCR検査を無料でする予定です。

通常、検査を受けるには、症状が出ていて、かつ医師の診断が必要等、なかなか面倒だったのですが、今回はイゲ知事から「検査を受けるのに理由はいらないので、興味のある人はどんどん受けるように!」とのお達しがありました。

しかもなななんんと、高速道路を封鎖して検査をするという大胆な企画!「これは滅多にできない経験。是非見ておかないと!」と思い、行ってきました。

(ただ今回のテスト、今1776人が再検査になっています。検査の瓶にラベルを貼るのを忘れたそうで。。。。ハワイらしくて笑っちゃいます)

検査はパールーハーバーとカネオヘのMCBH(アメリカ海兵隊ハワイ基地)を結ぶH3を封鎖して行なわれました。

 

H3は僅か16マイル(26km弱)のハイウエイですが、全米で一番お金がかかった高速道路と言われているらしいです。普段、私はダウンタウン側からカネオヘ側に行くには、パリ・ハイウエイかリケリケ・ハイウエイを使うので、H3は滅多に利用することがありません。そんな人が多いせいかH3はいつも空いています。でも景色はなかなかのもので「ハワイの絶景ドライブコース」として紹介されることもよくあるようです。

数千人規模の検査をすると検査会場周辺は渋滞で大変なことになります。だったら空いている道路を封鎖して検査すれば一番スムーズじゃないか?ということでH3に決まったみたいです。

検査はこのトンネルの中で行なわれました。これハワイで一番長いトンネルだそうで、1マイルくらいあります。

トンネルの名前になっているHarano Tetsuoさんはハワイ州の元ハイウエイの管理者で州に50年以上勤めた方だそうです。

ワイキキ方面からH1に乗ってH3に向かいます。H3に入るところにはCOVID TESTING ONLYの看板が。

H3に入って最初のうちは大変快調だったのですが

そう簡単には行きませんでした。

あっという間に前も

後ろもびっしり渋滞。今日は5000人以上がここで検査を受けたのだそうです。

検査会場であるトンネルに着いた時には、家を出てから2時間以上過ぎていました。

では、いざ検査会場へ

トンネルの中は意外と明るくて綺麗な感じ。

こんな感じで空いたスペースに呼び込まれ

最初に名前と生年月日をIDで確認され、検査キットをもらいます。

検査キットをもらって先に進むと、今度は結果がどのように通知されて、結果によってどうしなければいけないかが書かれた紙をもらいます。

そしてその先で再度車を路肩に停め、係の人から説明を受けて、車の中で鼻の奥の粘液を取って瓶に入れ、それを係の人に渡します。ドライブスルー形式で、車から降りることはありませんから安全ですね。

鼻の中に細い棒を入れ、左の穴、右の穴と片側3回づつ中で回します。

3回まわしたあとはそのまま15秒我慢

これを各々やるのですが、まじめに奥まで突っ込んだせいで結構痛かった~

2時間並んだ割には検査自体は2-3分で終わりました。検査を終えて出口に向かいます。

おー!出口が見えてきました。

あー、終わった~。なんかホッとするなあ。

トンネル内では双方向で検査をやっています。カネオヘ側から上がってくる車線も車でびっしりでした。

あとは久々にH3からの素晴らしい景色を楽しみながら家路につきました。この景色、確かに絶景ドライブコースだなあ。

今回は私のように全く無症状の人も沢山受けているようですが、これでまた新規感染者が増えてロックダウンが延びないことを祈るばかりです。