タイムシェアのある人生

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カカアコSALT の穴場レストラン 

2021-05-06 15:28:13 | 最近のハワイ

今週はローカルに大人気のショッピングモール、カカアコのSALTのレストランをご紹介します。

でもその前にちょっと今週のハワイの状況をお知らせします。

ハワイでは順調にワクチンの接種が進んでおり、完全に接種が終わった人が40%、1度でも接種した人は51%になりました。多くのところで予約なしでもワクチン接種が受けられるようになっています。

そこで今まで高齢者から順に接種してきた対象を若年層に引き下げ、高校でもワクチン接種を開始しました。16歳以上であれば学校でワクチンが受けられるそうです。これでまたぐっとワクチンを受ける人が増えそうですね。アメリカでは7月4日の独立記念日までに集団免疫を達成することを目標としていますが、あと2カ月あればなんとかなるかもしれません。

そんな中、今週は嬉しいニュースがありました。ずっとクローズしていたNYのブロードウエイの劇場が9月14日から再開することになったそうです!これは本当にうれしいですね♪ 長かった~。役者さんや関係者のみなさんの喜ぶ顔が眼に浮かびます。

チケットは本日発売開始です。ブロードウエイがオープンする頃には日本の方も海外旅行できるようになっている事を祈ります。

About - SALT

 

SALT

 

さて、今週はカカアコのSALTのレストランをご紹介します。SALTはちょっとワイキキやアラモアナから離れているので、行ったことのないオーナー様も多いかもしれませんね。場所柄ローカル向けのショッピングモールかなと思います。

SALTの名前は昔、カカアコが漁村で、魚の池や塩田(ソルトポンド)があった事からつけられたそうです。

上のウエブサイトに詳しいカカアコの歴史も掲載されていますので、ご興味のある方は読んでみてください。

さて、このSALTですがワクチン接種が始まって、レストランも全部オープンになってから、本当に人が増えました。週末はかなり混雑しています。

ローカル向けなので、車で来る人が殆どですからパーキングもがっちり用意されています。

こちらがお店の案内板。買い物のお店よりフード系が多いです。

SALTと言えば日本のメディアではARVOがよく取り上げられていますね。ハワイには珍しく、ちょっとこ洒落れたかわいい感じだからでしょうか。

またレストランの MOKUはローカルに大人気。いつも行列が出来ています。(フード的にはアメリカ~ンなので、私は胃の調子がいい時にしか行きません)

あとはハワイアンフードの定番、ハイウエイ・イン。ここはハズレがないです。ここもいつも並んでいます。

あとはこんな感じのローカルがやっている服屋さんもいくつか入ってます

まあおっちゃんには

あんまり縁がなさそうなお店ですが。。。

若い方には

楽しいかもしれません。

という事で、私のSALTはフード系を中心にご紹介します。まずはポケ専門店のレッドフィッシュ。

スーパーマーケットのフードランドが運営しているポケバーです。

お店はテイクアウトとダイン・インに分かれています。

こちらがテイクアウトコーナー

そしてこちらが奥のダイン・インコーナーです。バーカウンターの奥にテーブル席までありますね~

店内での飲食は毎日午後2時~6時がハッピーアワーだそうです。これは嬉しい♪

でも今回はちょっと時間が早かったのでポキ丼のテイクアウトにしました。

レギュラーが1種類のポキ、デラックスが2種類のポキが選べます。ライスもいろんな種類がありますね。

ポキも定番のまぐろだけでなく、サーモンやたこ、豆腐やシュリンプもありました。

そしてこちらがトッピングとサイドです。トッピングは無料。サイドは1種類まで無料だそうです。

ノリのいいおにいちゃんにつられて沢山トッピングしちゃいました。でも私はトッピングとサイドの区別がついておらず、ここにあるのが全部無料だと勘違いして沢山オーダーしちゃいました。実はサイドは1つまでが無料で、あとは有料。お気をつけください。ソースはわさびマヨネーズを選びました。

じゃーん!コテコテのポキ丼。なんかマヨネーズ系のソースがお好み焼きみたいですね♪

この他に唐揚げも売ってますし

ビールなど飲み物もあります。個人的な好みですが、いろいろトッピングするより、フードランドで売ってるシンプルなポキ丼の方が好きでした。

次はレッドフィッシュの上の2階にあるスポーツ・バー「ピッチ(PITCH)」です。

もともとスポーツ観戦をあまりしない私は、スポーツバーにほとんど縁がなく、5年近くこの近所に住んでいて今回初めてお店に入りました。

コロナのせいか、お店の前にはロープが張ってあり、入りづらい雰囲気が漂います。

外から中が見えないのでかなり不安ですが、外にお客様らしき人もいますし、「OPEN」のサインも出ているので、勇気を振り絞って入ってみました。

こちらがその店内です。昼なお暗き~♪(もう箱根八里の歌知ってる人はいないか?)

 

お客様はこんな感じでローカル色満点。

でもこのスポーツバー。ちょっと普通のスポーツバーじゃありませんでした。

実はパールシティーの居酒屋ケイで働いていたシェフがいて、お寿司も食べられるんです。超意外でしょう?というかお店に全然合わない。

もちろんこんなフィッシュ&チップスとか、スポーツバーのド定番メニューもちゃんとあり

白身魚もホクホクでなかなか美味しいのですが

実はこんな「バラちらし」なんかも食べられちゃいます。握りのセットやはまちカマとか、なんとToday's specialではキンメダイやカマスの握りもありました。

このバラちらし。「スポーツバーで出す寿司なんて、どうせアメリカ人向けの大して美味しくないやつだろうな」と思っていたのですが、意外や意外。けっこうイケるのです。次回行ったら握り頼んじゃうかもしれません。ミスマッチ感がたまらないスポーツバー"PITCH"でした。

次はSALTの2階。スポーツバーの反対側にできた「シェイズ・フィリピ―ノ・カフェ」です。以前、FISHというシーフードのお店だったのですが、パンデミックの間にお店が変わっていました。

ここは店内でもちゃんと食事ができるようになっていますが、カウンターに行って自分で注文するスタイルで、どちらかというと今はテイクアウトの方が多いみたいでした。

こちらが今回オーダーした定番メニュー。アドボフライドライスオムレツ(ミニ)&レチョンカワリ

ハワイはフィリピンからの移民が多いのでフィリピン料理のお店も結構ありますが、個人的な好みからこれまであまり足を運ぶことはありませんでした。

このアドボというのはフィリピンの家庭料理のようなものみたいで、豚の角煮みたいなものだそうです。これでフライドライスを作り、玉子で巻いてオムレツ風に仕上げています。

またレチョンカワリは豚バラ肉をからっと揚げて、皮をカリカリにしたものだそうです。サイドにメキシコ料理のピコ・デ・ガヨみたいなトマトとオニオン、ネギのサルサが添えてありました。

食べてみた感じではレチョンカワリがかなり脂っこくて胃もたれしました。量はかなり多くて値段も安いので、持ち帰り覚悟で一度フィリピン料理にトライしてみるのもいいかもしれません。

次は「ザ・ボイリング・クラブ」です。御覧の通りかなりの人がお店の前で待っています。(でも席が空いたら電話をくれるので、実際にはお店の前にいなくても大丈夫です)

これ、ワイキキにある「クラッキン・キッチン」やハワイ大学の方にあった「カライ・クラブ」みたいなスパイシーなソースに絡めたシーフードを手で食べるタイプのお店です。日本に住んでいた者としては「ハワイのカニなんて結局メインランドから冷凍で持ってきているから、カニは絶対日本で食べたほうが美味しい」と思っていました。なのでここも全く行く気がなかったのですが、今回、たまたまご縁があって行ってみたら、意外にも美味しかったのです!

お店は1階と2階があってかなり大きなスペース。お店が出来た頃は「こんな大きなスペースで営業したらすぐに潰れるんじゃないの?」と思っていましたが、なかなかクローズしないどころか、結構お客様が入っています。

席に案内されると、まずサーバーの人がきれいな紙をテーブルに敷いてくれます。ここにソースに絡めたシーフードをドカッと広げます。(というか「ぶちまける」)感じ)

このテーブルシートの端にサーバーの方が担当者の名前を書いてくれます。この心配りにも見られるように、このお店のスタッフがすごくフレンドリーで感じが良いのです。この接客だけでも「リピートしちゃおうかな?」と思いました。

コロナの関係で、メニューは今はこうやってQRコードの写真を撮ってみるお店が増えましたね。

QRコードの写真を撮るとお店のウエブサイトに飛んで、メニューを見られます。

まずは前菜にフライド・ソフトクラブシェル・バスケットを頼んでみました。

オイスターもありましたが、時期的に危なそうなので今回は我慢。

メインはキングクラブコンボにしました。カニだけではなく、エビやアサリ、ムール貝にコーンやポテトもついてくるので、これ一つで十分、2人分の量があります(私はごはんを食べすぎて少しシーフードを持ち帰りました)

エプロンをつけて準備OK!席が空くのを待っている間に他のお店でビールを飲んでしまったので今回はお酒抜き。食事に集中します。

まずは塩こしょうとレモンが来ました。

こちらがフライドソフトシェルクラブ。ポテトもついています。ウエブサイトで見た写真よりもだいぶ量が少ないなあ~でも味はまずまず。

そしてビニール袋に入ったシーフードがドン!とテーブルに置かれました。ケイジャンソースたっぷり。辛そー。

こうやってビニール袋からテーブルにどさっと広げ、手でむしゃぶりつくスタイルです。

ご飯がたっぷりカップ一杯ついて来ました。実はこのケイジャンソースがガーリック効いてて物凄く美味しく、ソースでご飯をたっぷり食べてしまったので、かなりお腹いっぱいになりました。

ソースで手がギトギトになるので、お店の奥にちゃんとお手洗い(トイレではなく手を洗うところ)があります。

こちらで手を洗ってスッキリ。これまで「カニやシーフードは絶対日本で食うべし」と思っていましたが、今回はソースに負けました。また来ちゃう可能性大です。

そして今回、最後にご紹介するのがベトナム料理の「インソムニア」です。英語で「不眠症」という意味の変わった名前のお店ですが、実はSALTができる前からある地元に人気のお店です。

お店は注文するカウンターがあって

その周りに小さなテーブルが5~6卓ほど置かれた、本当に小さなお店。フレンドリーなおじさんとおばさんの二人でやっています。

メニューはこちら。お値段はどれも10ドル以下と大変リーズナブル。パンデミックになってから営業時間が午前8時から午後2時まで、日曜日も休みと、かなり短くなってしまいました。それでもひっきりなしにテイクアウトのお客様が来ます。

私はいつもオーダーするものが決まっています。こちらがビーフフォー。お肉はミートボール、ブリスケット、そしてレアの薄切りと3種類のビーフが載っています。

野菜を載せて、では、いただきます!よくスープがぬるいフォーのお店がありますが、ここのはしっかりアツアツ!さらにダシの味もしっかりしていて、グっときます。

Insomnia

 

youtube#video

 

アツアツ感をお伝えしたかったので、ショートビデオを撮りました。

完食です。

そしてこのフォーに合うのがレモングラス・チキン・フレンチ・サンドイッチ

フランスパンは軽くてサクサク、チキンはジューシー、添えられたなますとパクチーがいいアクセントになっています。

このサンドイッチに合うのがあま~いべトナミーズ・アイスコーヒーです。今回はなんとみかんまでサービスしてくれました。

ああああ~大満足!美味かった~。このインソムニア。実は美味しいだけではありません。この元気いっぱいのおばちゃん。滅茶苦茶フレンドリーなんです。おじさんはやや物静かな方でひたすら仕事をしてくれますが、このおばちゃん、初対面なのに昔からの友だちのように接してくれます。おばちゃんに元気をもらいに行っちゃうくらいです。

という事で、意外な発見があったSALTのレストラン。周囲はウオールアート街ですので、日本のオーナー様もまたハワイに来れるようになりましたら、是非行ってみてください。