タイムシェアのある人生

このブログでは私が実際に訪れたタイムシェアや現地で経験したいろいろな情報をシェアしていきます。

バリアフリーのペントハウス グランドワイキキアン 3510号室

2023-08-19 15:24:01 | グランドワイキキアン

先週発生したマウイ島 ラハイナでの火災は現在、行方不明者の捜索が続いています。

250名以上いるマウイ島のHGVの社員のうち67名がこの火災で家を失ったそうで、今回ご紹介する予定だったカアナパリ・ビーチ・クラブも現在、閉鎖の状態のようです。そこでカアナパリ・ビーチ・クラブの記事は一旦中止して、今回はワイキキのタイムシェアについてご紹介します。

先週、中学の同級生で、HGVのタイムシェアのオーナーであるNさんがグランドワイキキアンのペントハウスに泊まりました。その際、Nさんから「部屋が余っているので泊まっていいよ」とウレシイお誘いをいただき、初めてペントハウスに泊まってきましたのでその様子をご紹介します!!

今回泊めていただいたお部屋はグランドワイキキアンの3510号室。

グランドワイキキアンは35階から39階までの5フロアがペントハウスと言う特別なお部屋になっています。

ワイキキアンのぺントハウスは全室オーシャンビュー。その中で3510号室はアラモアナ側の山寄りのお部屋です。ワイキキアンのペントハウスの2ベッドルームタイプはベッドルームが両サイドにあり、ご覧の通り、真ん中のリビングルームが広いので凄く人気があります。

グランドアイランダーのようにリビングに仕切りがないので、実際よりだいぶ広く感じられます。

リビングのソファに寝転がって、超大型のテレビを楽しむのが至福のひと時でした。

そして今回泊めていただいた3510号室。特別なペントハウスの中でも更に特別なお部屋だったのです、その理由はこちらからも分かります。そうです。車椅子のオーナー様に使いやすいバリアフリーのお部屋なのです。例えばこの洗濯機。アメリカのタイムシェアのお部屋は基本的に洗濯機の上に乾燥機が載っています。しかしこのお部屋は洗濯機と乾燥機が一体となった全自動タイプ。しかも低い位置にあって車椅子でも洗濯物の出し入れがしやすいのです。

そしてこちらのキッチン。パッと見る限りでは他のペントハウスのお部屋と同じように見えますが、実際には全体がかなり低い感じ。

いつもフードの上にある電子レンジは?

そうです!カウンターの上にありました。コップ類なんかも下の段に置かれていますし

なんかシンクも浅いですよね。

お皿やコップも棚の中の下の段に置かれているだけでなく

下のキャビネットにお皿やボウルが置かれています。

普段、かなり上の方にあるざるもこの通り。

電気炊飯器もこんなところにありましたよ!

ゴミ箱や洗剤類はいつもと同じところでした。

あと調理器具関係はペントハウスの方がちょっとグレードが高い物が置かれています。

しゃもじと軽量カップはぽろんと引き出しに。。。

ピザカッターやコルク抜き、缶切りやアイスクリームのスクープだけでなく、ペントハウスにはなんとグランドワイキキアンのロゴ入りの箸が!!これはウレシイ!

またペントハウスではいつものコーヒーメーカーの他に

こんな急須と湯呑も用意されています。日本人にはウレシイですよね。(でもこの湯飲み、ちょっと日本では見かけないタイプ?)

次にお部屋を見てみましょう。まずゲストルームから。ゲストルームは海に近い側のお部屋です。

ラナイも広々。しかもウッドが張ってあって裸足で出ても気持ちいい!リラックスできます。アラモアナ側の海の眺めもなかなかのもの。下の階ですと隣のイリカイホテルが邪魔になりますが、35階になるとイリカイを超えるのであまり気になりません。

大きなお風呂がベッドルームの隣にあるのがワイキキアンの特徴。

しかもペントハウスはジェットバス!!グランドアイランダーのペントハウスにはジェットバスがないので、これもワイキキアンのペントハウスが人気の理由です。

ベッドルームのクローゼットもこの大きさ。

ちゃんとスリッパもありました。

バスルームの洗面台はペントハウスにしては普通サイズ。

アメニティはアヌエヌエ。ココナッツのハワイらしい香りです。

シャワールームも普通のお部屋より広めでハンドシャワーもやや低めに設置されているようです。

ゲストルームのトイレはウオッシュレットタイプでした。

そして最後はマスターベッドルーム。車いすでも通れるようにベッドと家具の間が広めです。

ラナイに出てみましょう!

こちらはイリカイ越しに海が見え

更に右を見れば山と街の景色が綺麗です。夜景も素晴らしいので海と街と山といろんな景色が楽しめるお得なラナイです。

そしてラナイとお部屋の境にはこんなプレートが!

そうです。こちらも車椅子でラナイに出やすいように工夫されていました。

マスターベッドルームのお風呂も通常ベッドルームの隣にあるのですが。。。

3510号室のマスターベッドルームのバスルームは、このようにかなりスペースが大きく取られていて

車椅子でアクセスしやすいように洗面台の下にもスペースが設けられ、トイレにも手すりがガッチリ。でもその分、ウオッシュレットではありませんでした。

バスルームにはバスタブがなく、その代わりに車いすのまま入れるロールインシャワーがありました。

ハンドシャワーは低めに設定され、しっかりした手すりがついています。またシャワールームの中には折り畳みの椅子が

ついているので使いやすいですよね。

またグランドワイキキアンのペントハウスラウンジは35階。この3510号室と同じフロアにあるのでアクセスも楽ちん。

今回、初めて朝食にお邪魔させていただきました。用意されているお食事の種類はそれほど多くはないのですが、コーヒーやお茶

ジュースもオレンジの他にパイナップルやアップル、クランベリーもありましたし

マフィンにゆで卵に野菜、フルーツが色々

特にパパイヤが美味しかったです。ホテルの朝食バフェのように沢山種類があっても、2日3日経つと結局あまり食べなくなってしまうので、このくらいでちょうどいいのかもしれませんね。

あと、グランドワイキキアンでは2階のロビー階にウオーターサーバーがあって、水が汲めるようになっているのですが、Nさんは部屋からピッチャーを持っていって、ペントハウスのウオーターサーバーから水を汲んでいました。

わざわざエレベーターで下まで水を汲みに降りなくてもいいので楽ですよね。

以上、グランドワイキキアンのペントハウス3510号室のご紹介でした。

今回初めてペントハウスに泊まってみて、その広さ、クオリティの高さ、居心地の良さに改めて感動しました。

キッチンもリビングも素晴らしかったし、ペントハウスは空調も違うし、布団も違うのでしょうか?お部屋はちょっと涼しめだったのに、軽くて暖かくて汗をかかない布団のお陰で、メチャクチャ快適に寝ることができました。

ここなら日本の猛暑で疲れた身体が癒されせますよ!!

こんなクラスのお部屋をこんな海の目の前に別荘として買ったら4億~5億はするでしょう。

またもしホテルでこのクラスに泊まったら1泊50万くらいはすると思います。

そんなところの普通の人が泊まれてしまうのがタイムシェアの素晴らしいところ。

実は今回のNさん。ペントハウスのオーナーではなく、ホクラニのオーナー様。でもパンデミックでポイントが余っていてしまって、「どうしようかな?」と思っていたところに、なんとお盆の前の週に奇跡的にペントハウスの空きを見つけて予約されたそうです。しかも溜まったマイルでANAのホヌに乗って来られ「今回のハワイは全然お金使ってないんだよ~」なんて嬉しそうでした。

円安&物価高でちょっと敷居が高くなってしまったハワイ。でもタイムシェアのオーナー様ならお得に豪華なバケーションが続けられますよね。