さて、今回からメキシコ ロスカボスのタイムシェア第2弾 ラ・パシフィカをご紹介します。
ラ・パシフィカはヒルトン・グランド・バケーションズがメキシコで最初に作ったタイムシェア。しかもヒルトンクラブですから、リゾートはゴージャスでビューティフル。前回ご紹介したカボ・アズールや数年前にご紹介したフィエスタ・アメリカーナ・ロスカボスとはまた違った「大人の空間」が楽しめます。
ではラ・パシフィカの紹介に入る前に、ちょっと間が空きましたので、地理的な点をおさらいしましょう。
まずロスカボスはメキシコの西海岸。バハ・カリフォルニア州にあってLAから飛行機で2時間弱。
ロスカボスにはカボ・サン・ルーカスとサン・ホゼ・デル・カボの2つの大きな街があって、ラ・パシフィカはその中間の海沿いにあります。
最初に泊まったカボ・アズール。大変気に入ったのですが、3泊の弾丸ツアーだった為、泣く泣く2泊目をキャンセルして、タクシーでラ・パシフィカへ向かいました。タクシーはドアマンに言えば手配してくれます。ロス・カボスのリゾートはどこでもドルが使えてしまうので、わざわざタクシー用にペソを用意する必要はありません。カボ・アズールからラ・パシフィカまでは車で約20分、料金は30ドルでした。(ペソだと約500ペソですね)
全然色気のない、でっかいバンのタクシーでちょっとがっかりでしたが、ラ・パシフィカまでは綺麗な海岸線の景色を楽しみながらのドライブでした。
海岸線の道をカボ・サン・ルーカスに向けて下っていくと、ほどなく左手にこんな大きなゲートが見えてきます。
こちらがヒルトン・ロスカボスの入口。でも右手の方には他のホテルもあるようです。オーナー様はゲートを入って左手へ進んでください。
するとこんな大きな道がリゾートへと誘います!!
セキュリティのいるゲート。このあたり、前回ご紹介したカボ・アズールは誰でも入ってこれちゃう感じでしたから、ヒルトンはかなり厳重ですね。
ゲートを超えると、どデカいエントランス!夏場のせいか、だいぶ’乾いた感じがします。
車寄せが広い!リムジンでも楽々ですね。
大きな車寄せの左手には、休憩できるベンチが沢山用意されています。ピーク時の冬はこんなところも車を待つ人で埋まるのでしょうか?
キレイな噴水。このパシフィカは造形が美しく、どこを取っても絵になります。
こちらがベルデスク。ここで車を降りて。。。
こちらがチェックイン・カウンター。リゾートが大きいのにフロントはこじんまりしてました。
そしてこのフロントの横に小さなエリートメンバー用のチェックイン・カウンターがありました。
HGVのメンバーはこちらでチェックインするようです。
フロントに行くと、まずはこんなカクテルをサービスしてくれます。マルガリータかな?暑い地域ですから乾いた喉にしみます!こんなサービスは凄くウレシイですよね。
更にもう一つ、こんな可愛いテキーラグラスのプレゼントも!ナイス!!
さすがテキーラの国 メキシコ。デザイン的にはどうかな~という点もありますが、いいお土産にはなりますね♪
荷物はベルマンに預けて、フロントの前のソファでカクテルを楽しみながらチェックインを待ちます。
チェックインの際にこんなキーカードをくれました。あれっ?これってどこかで見たなあ。そーです。ヒルトンホテルのキーカードホルダー。実はこのラ・パシフィカはヒルトン・ロスカボスのホテルの半分をタイムシェアに改装したリゾートなんです。そこで運営はホテルのままみたいです。
この地図で見ると右側のウイングがタイムシェアなんだそうです。どうりでタイムシェアのチェックイン・カウンターも小さいわけですね。
チェックインの際には800ドルのデポジットを取られました。まあ返してくれるものではありますが、結構デカいなあ。普通デポジットは300ドル~400ドルくらいですよね。
またチェックインの際に「ミールプラン」と言う「オールインクルーシブプラン」を選ぶかどうか聞かれました。
これにはすべてのレストランでの食事や飲み物が含まれています。ただレストランのメニューの中でも高級な食材は対象外になっていますし、レストランの数も以前ご紹介したフィエスタ・アメリカーナのロスカボスほど多くはありません。お値段はTAXとサービスチャージ含めて1日222.70ドル。これを選ぶ場合、滞在の全日程をこのプランにしなければならないそうで、フィエスタのように1日単位で選べるのではないそうです。
ちょっと値段も高いし、全日程じゃ嫌だなと思い、今回はミールプランはパスしました。
ミールプランの詳細は以下の説明書をご覧ください。
飲み物の種類まで全部列挙してあるのは凄いですね。実際、1日に食べられる量は知れていますから、アルコールで元を取る感じでしょうか?
チェックインを終えて、ロビーを海の方に向かうとSOTOLと言うラウンジがありました。
ここはテキーラ・ラウンジのようで200種類のテキーラやメスカル、アガベのお酒が飲めるそうです。テキーラのテイスティングなんかもあって、かなりオシャレです。
そのSOTOLに向かって左がヒルトン・グランド・バケーションズ
右手がヒルトンホテルです。
説明を受けないとどこも同じに見えてしまいますね。ホテル側の棟に向かっていく廊下。落ち着いたいい雰囲気です。
ロビーのチェックインカウンターの反対側にはこんなショップもありました。
お部屋に入るまで少し時間があったのでリゾート内をぶらぶら。なんか美術館のようでしょう?
アーティスティックでオシャレな大人のリゾートです。
こちらの階段を下りていくと大きなプール、そしてビーチです。
次回は今回泊まった1ベッドルーム オーシャンビューのお部屋をご紹介します。
コメントありがとうございます。
アメリカの物価を考えれば一日中飲み放題食べ放題でチップもタックスも入っていれば、まあ仕方ないかなあとも思いますが、クオリティやバリエーションがイマイチなので個人的にはお勧めしないです。カボサンルーカスまで出かけて美味しいものをリーズナブルな値段で食べる方が良いかな?と思います。
アメリカ旅行から帰ってくるとすべてがバーゲンプライスに感じて金銭感覚がおかしくなります。