どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

いろいろ1ねん

2015年04月12日 | 絵本(外国)
いろいろ1ねん  

   いろいろ1ねん/作・絵:レオ・レオニ 訳:谷川 俊太/あすなろ書房/2000年初版

 

 絵本は形もいろいろ。縦長の絵本ですが、内容にピッタリで、ネズミのウイリーとウイニーと木の1年間のふれあいがやさしい。

 3月になると木はむずむず。春が近いことを感じます。

 やがて4月には蕾でいっぱい。そして5月には花が咲きます。

 10月には葉が散って、やがて冬。

 クリスマスにウイリーとウイニーがプレゼントしたのは”こやし”。

 子どもたちは、こやしといわれてすぐにイメージできないかもしりませんが、やっぱりこやしというのがピッタリな気がします。

 四季の移り変わりがさらりと描かれています。