どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

おおきいツリー ちいさいツリー

2015年12月10日 | 絵本(外国)
おおきいツリー ちいさいツリー  

       おおきいツリー ちいさいツリー/作・絵:ロバート・バリー 訳:光吉 夏弥/大日本図書/2000年初版

 

 ちいさなねずみがツリーのさきっぽを見つけて、えっちらおっちら雪の中をひきずって、氷った石の階段をのぼって、あたたかいわがやに運び込むと、チーズでつくったお星さまをつけました。

 このさきっちょは、うさぎさんが、ツリーが高すぎるからと捨てたものでした。

 うさぎさんのツリーは、きつねの一家が、ちょっぴり大きすぎるからと、さきをすてたものでした。

 くまさん、庭師のチムさん、こまづかいのアデレードさんとツリーのもとをたどっていくと、最初はウィロビーさんのところのみたこともないおおきなおおきなツリーにいきつきます。

 お話はウィロビーさんのところから始まるのですが、すてられたツリーを誰が拾うのか興味津々。
 
 最後の最後まで無駄なく利用されています。

 単純ですが絵も可愛く楽しめます。