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おおきいツリー ちいさいツリー/作・絵:ロバート・バリー 訳:光吉 夏弥/大日本図書/2000年初版
ちいさなねずみがツリーのさきっぽを見つけて、えっちらおっちら雪の中をひきずって、氷った石の階段をのぼって、あたたかいわがやに運び込むと、チーズでつくったお星さまをつけました。
このさきっちょは、うさぎさんが、ツリーが高すぎるからと捨てたものでした。
うさぎさんのツリーは、きつねの一家が、ちょっぴり大きすぎるからと、さきをすてたものでした。
くまさん、庭師のチムさん、こまづかいのアデレードさんとツリーのもとをたどっていくと、最初はウィロビーさんのところのみたこともないおおきなおおきなツリーにいきつきます。
お話はウィロビーさんのところから始まるのですが、すてられたツリーを誰が拾うのか興味津々。
最後の最後まで無駄なく利用されています。
単純ですが絵も可愛く楽しめます。