森のカプセル探検帳-ドングリいっぱい大発見/構成・文 飯田 猛 写真・宮園晋一/技術評論社/2024年
ドングリは、日本では22種類。
家のコナラは、ドングリから育てて十数年。成長が早く、どこまでも伸びる感じで、三年おきに剪定していても、すぐに緑がいっぱい。落ちたドングリがすぐに芽を出し、成長をはじめます。
写真で構成され新しい発見も。クリもブナ科の木になるので、ドングリの仲間。
ドングリの帽子の部分は殻斗、実は堅果、殻は果皮という名前。
19種類のドングリがずらりと並んでいて、いろいろな形があるのがわかりますが、どれがどれかを判断するのは大変そうです。
あまり見たことがありませんが、ハイイロチョッキリという虫は、ドングリの実に卵を産み、幼虫になったら殻に穴をあけて、外へ出るというから、穴の開いたドングリをみつけたら、虫がいたということ。
ほかに、ドングリの育て方、ドングリクッキング、ドングリニュースと盛りだくさん。
クマが街へ出没してニュースになっていますが、大事な食べ物のドングリが少なくなっている証拠ですから、森が今どうなっているのも心配です。