アオバズクのおうちさがし/脚本・キム・ファン 絵・おおたぐろまり/童心社/12020年
南の国からやってきたアオバズク(ふくろうの仲間)が、木の上にのぼってきたテンから襲われそうになっていたアオバズクのメスを助け、人口の巣箱に居場所を見つけ子育てするまで。
前段は、木の洞を探していると、そこにはミツバチ、ムササビの先客があって、なかなか見つからなかったことがでてきます。
アオバズクは、東南アジアで越冬し、春になると日本や中国、朝鮮半島などにやってくるといいます。主に平地や林などに生息し、神社や寺の境内の木の中で暮らしているというので、目撃情報もあるといいますが、よほど注意していないと、見つけるのは難しそうです。
脚本の中に「ホッホウ ホッホウ」という鳴き声が出てきますが、これは繁殖期の求愛。雌が近くにいると「ホゥホゥホゥ・・」という鳴き声。
12画面。