この時期になると、秋の紅葉がいつ始まるかがニュースになりますが、昨日、気象協会が今年の紅葉の予想を発表したとのこと。夏が驚異的に暑く、その暑さが9月になっても続いていることなどから、全般的に遅めの予想になっているようで、奥入瀬渓谷で10/28頃、鳴子峡11/8頃とのこと。
紅葉の場合、春の桜とは異なり、開花宣言的な日が公表されることはなく、なんとなく色づいて見頃になったというものですので、予想も範囲がある状態。角館の武家屋敷周辺では、平年10月下旬~11月上旬とされていますが、今年に限っては、こうした予想の後半からが見頃になりそうです。
問題は雪がいつ降るかということ。例年、11月上旬に初霜、11/20頃に平地でも初雪となりますが、今年はこのタイミングも不明。夏が遅くまで続いたため、秋が短くなって、冬はいつも通りに来るのか、秋が延びて、初雪がいつもより遅くなるのか、なかなか読み切れません。秋が短くなってしまうと、木々が紅葉している時に降雪が始まる可能性もあり、過去1度そうした時がありましたが、その際には落ちきれなかった葉に雪が載ることで、枝が折れる木が多く出て、果樹園等に被害が出てしまいました。当YHでも柿の木で枝折が発生。今年はそうならないことを願うばかりです。
紅葉のスイッチが入るのは、気温が7℃以下になること。その後3週間で見頃になるとも云われています。例年八幡平辺りでは、9月下旬から紅葉が始まりますので、そろそろ気温低下がないとスイッチが入らないことになりますが、今日の八幡平の最低気温は18℃。果たしてどうなることでしょう。(写真は過去のものです)
時々