今年は正月の能登半島地震、4月の台湾地震、4/16豊後水道地震など2024年には度々被害が出るほどの地震が発生しています。他にもインドネシアで火山噴火など、どうもフィリピン海プレートが元気なようで、ということは専門家にお任せして。
東日本大震災でも感じたことは、被災地の住民は所在確認が可能ですが、そこに旅行に来ていた人たちの所在確認はどうなるのかという点。今回の能登半島地震は元日に起ったこともあり、帰省客が多かったようで、そちらは親戚や知人などから誰が来ていたかがわかるかもしれませんが、観光客に関しては宿泊施設が唯一、誰が来ていたかを知り得る方法でしょう。一応、宿泊施設なら宿帳を完備しているハズですが、偽名で書かれていたらわかりません。また一部の施設では宿帳なしということもごくわずかですがあるようで、そうなると誰が来ていたかは知り得ることが難しくなります。
時期が真冬だったこともあり、キャンプという人は少なかったかと思いますが、近年「車中泊」なんかも人気で、これだと、誰がどこにいたのかすら把握が難しくなります。
家族が家に居たり、高校生辺りでは、宿に到着したら家に連絡すると云う光景が今でもありますが、災害時にはこれが非常に有効になりそうです。でも高齢者の旅行客や一人暮らしの方などはそれも出来ず。そう考えると、宿泊施設の責任と云うのも重要になりそうです。
のち