今年も全国的に災害級の台風や洪水が発生しています。昨日も台風7号で多くの場所で避難所が開設されていたようで、台風情報の大半がその情報になっていました。7月下旬の大雨では、当YH近くも避難指示が出て、YHから少しの所にある公民館と中学校が避難所として開設されました。
今回、近くの避難所はその2か所。それに対して避難指示が出たのは、かなりの広さがありましたが、当YHのある藤木地区の1/3程度が対象になった感じ。地区の人口が現在2000人ほどですので、1/3が本気で避難したら、600人を超える人が避難することになりますが、果たして2か所の避難場所で足りたのかと疑問に思っています。
7月下旬の大雨では、酒田市や新庄市などでは全域で避難指示となっており、数万人が対象となっていましたが、大きな街で本気でみんなが避難したら、当然避難場所が足らないということになりそうなのは、誰が考えても明白なようですが、そうした事態になった時に、「想定外」という言葉で逃げてしまうのでしょうか。
大雨、洪水では、場所により被害度合いが異なり、川の近くなど限られた場所の人の避難が主となり、多くの人は自宅で垂直避難ということも可能ですが、地震となると、その地域が一斉に被害を受けることになり、また避難所も被害を受けることも考えられます。
周辺住民が全員入れるような避難所を作るというのも、都会ではビルをいくつも用意しておくようなことになりかねず現実的とは思えませんが、それぞれが想像力を働かせて、そうした時のことを考えておく必要がありそうです。
時々
一時