明日から2月の冬祭りシーズンも3回戦目の週末。今日は角館の火振りかまくら、明日は横手かまくら祭りと、六郷竹うちが行われます。当YHにも今年は何人かの冬祭りのお客様から予約があり、本日から久々に賑やかなYHになりました。
角館の火振りかまくらを見てきたお客様からの話では、火振り用の炭俵は500個用意したものの外国人を含めた観光客が多く来たためか、30分で終了してしまったとのこと。
数年前までは13日に檜木内沿いの駐車場で観光客向けの火振りかまくらを行なっていましたが、コロナ前後から13日の観光客向けがなくなり、元々14日に各町内で行われていたもののみが残った形です。そもそも地元の人だけの祭りでしたから、観光客向けに量や場所などを用意しているわけではなく、そこに観光客が押し寄せている状態ですので、不都合があっても仕方ないのですが、たぶん観光客にはそういった事情は理解されないのでしょう。
祭りの維持には人口減少が大きな課題になっていますので、観光客でにぎわうことは祭り存続には必要なことともいえます。一方でにぎわい過ぎて地元の方が楽しめなくなるのはどうかとも思いますが、難しい選択のようです。
先週行われた男鹿のなまはげ柴灯祭りは、元々観光客向けのイベントで開かれるようになったもの。コロナをきっかけに予約が必要な入場制限のイベントとなり、参加料もかかるようになりました。イベント継続のためには必要なことではあるのでしょうが、それでは地元の人の参加はほとんど望めないかもしれません。それでもどんな形でもあれ、祭りを続けるということが一番の課題なのでしょう。(写真は過去のもの)