日々

穏やかな日々を

そんな、サンガンチ

2016年01月04日 09時15分32秒 | 
「羅生門」という映画があって、若い頃見たような気がする。
ただ、京マチ子さんと、三船敏郎さんと、大きな門しか映像で残っていないけど
「羅生門」という小説が、芥川龍之介という人が書いたということで、
その方が自殺されていたということを知って
読んでみたいと思っていた。
でも、それは、かりそめの思いで、本を買うことも借りることもせず
いつか忘れてしまっていた。
昔々の若い頃の事。

ところが最近、大創で100円本を見つけ、それに、羅生門、芥川龍之介、あり!
さっそく買わない私はいない(爆)。

ほんと、記憶っていうのはこうゆうふうに突然よみがえり、読みたかった思いまでも、再燃するのか?????
と、我に驚きながらも、
ついでに、並んでいた、正岡子規の本と、宮沢賢治の本を買う、
これが100円の恐ろしさ。
ついで買いを迷うことなくしてしまう。

ところが、本は買って積読私なので、しばらく、箪笥の上で、おねんね。

ところが、あることで、私の部屋のテレビが壊れた、
寝るまでテレビと仲良しだった私は結果本を読むことになった。
それで、積読継続の「羅生門」が日の目をみることとなる。

「地獄変」「羅生門」「藪の中」を読むほどに、気持ち悪い~~~~!!!!!
「おえっ」となりそう。

よくもまあこんなことが書けるね~

これが、「文豪」???と思ってしまった。
昔、「蜘蛛の糸」をのみ読んでいたので、ここまで酷いとは思わなかったというのが、感想。

そこで、大学国文専攻の友にメールをすることになった。
自殺の原因は?と。

驚いたのは、タバコ180本・・・・・・・・・・・・・・・・・
これは、自殺行為だね~
結果、服毒自殺か? 睡眠薬自殺か?
2歳の子を残して、女性と心中事件も起こしながら、
ナイーブな彼の人生は、35歳で閉じた。

でも、残された、奥様は素晴らしいね。
一人は、芥川比呂志さん、一人は芥川也寸志さん、
知レベル低の婆私でも知っているお方のお母様。

ということで、今は、「歯車」を読みかけ中、「奉教人の死」は読んだよ。
前の3篇より気持ち悪くなかったので、ま。いいか~と思いながらね。
これも気持ち悪かったら、もう読むのは止めてるかも。

そんな、サンガンチでした。
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