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潰瘍性大腸炎薬で16年内にも承認取得

2016年01月29日 08時49分18秒 | 医療情報
潰瘍性大腸炎薬で16年内にも承認取得

持田製薬、難治性疾患分野の取り組みを強化

化学工業日報2016年1月27日 (水)配信 一般内科疾患消化器疾患投薬に関わる問題

 持田製薬の持田直幸社長は25日に開催した記者懇親会で、現在申請中の潰瘍性大腸炎治療薬「MD-0901(開発コード)」について、今年内にも承認取得を計画していることを明らかにした。上市ずみの肺動脈性肺高血圧症(PAH)治療薬「トレプロスト」と併せ、難治性疾患分野の取り組みを強化、事業拡大を目指す方針。

 MD-0901はアイルランド製薬シャイアーからの導入品。1日1回投与の経口メサラジン製剤で、潰瘍性大腸炎の患部である大腸で有効成分を放出するように製剤設計されている。

 同社は難治性疾患であるPAHの治療薬トレプロストを米ナイテッド・セラピューティクスから導入し、2014年に国内上市している。潰瘍性大腸炎治療薬の早期投入を目指すことで、戦略分野の一つと位置付ける難治性疾患分野の事業展開に弾みをつけたい考え。

 そのほか、主力薬の一つ子宮内膜症治療薬「ディナゲスト」のライフサイクルマネジメントを推進する。子宮腺筋症の適応追加申請を準備中のほか、機能性月経困難症の適応でも第2相臨床試験(P2)を実施中。

 今後成長が見込まれる後発薬事業では、G-CSF製剤フィルグラスチムのバイオ後続品やジェネリック抗がん剤を含めて「今期売上高100億円の達成を目指していく」(持田社長)計画。バイオ後続品では、現在P3段階にある関節リウマチ薬エタネルセプト(先発品名・エンブレル)に続く製品として、同じく関節リウマチ薬のアダリムマブ(先発品名・ヒュミラ)などの開発を推進。もう一つの戦略分野として掲げるバイオ後続品でも製品ラインアップの拡充を図る。

 持田社長は「薬剤費抑制政策の継続的推進など製薬企業を取り巻く環境は厳しさを増している。当社も他の製薬企業と同じく選択と集中を確実に進めることで企業価値向上を図っていく」と述べた。
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京都大構内で大麻取引か センター試験中、男が侵入

2016年01月29日 07時14分09秒 | 
京都大構内で大麻取引か センター試験中、男が侵入

大学 2016年1月28日 (木)配信京都新聞

 京都市左京区の京都大構内で、大学入試センター試験が始まった16日夜、大麻が取引された疑いがあることが27日、関係者への取材で分かった。大学は試験期間中、夜間も入構ゲートを開けており、男らは車で侵入したという。

 京大構内に警察関係者が立ち入る際は、大学側への事前通告が原則求められており、監視の目が行き届いていない時間帯が狙われ、受け渡し場所に指定された可能性がある。

 関係者によると、近畿厚生局麻薬取締部などが、授受に関わった複数の男の身柄をすでに拘束したという。京大の学生や職員は無関係という。

 関係者の説明では、男らは16日午後8時~17日午前0時ごろ、京大の百周年時計台記念館付近で、大麻入りの段ボール箱を授受した疑いがあるという。大阪税関が密輸入された段ボール箱を発見。「泳がせ捜査」の手法で、衛星利用測位システム(GPS)を取り付け、同麻薬取締部が行く先を追っていたところ、構内に現れた男らによる取引を確認したという。

 京大は、当日はセンター試験の資料搬入などのため、通常は閉めている大学の車両入構ゲートを開けた状態にしていたという。
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