流れる血、服は切れ... 病院職員「大変なことに」
事故・訴訟 2016年1月15日 (金)配信共同通信社
乗客は頭や顔から血を流し、服は切れていた―。長野県軽井沢町のバス事故は負傷者が多数に上り、周辺の病院に分散されて搬送。未明の発生にスタッフは慌ただしく対応に追われた。
「大変なことになった」。男性3人が運ばれ、うち2人が死亡したという軽井沢病院(同町)では、1階受付前のスペースで事務職員が報道関係者に対応。「亡くなった2人は若かったと聞いている」とし、「詳しいことは警察に問い合わせてほしい」と繰り返した。
くろさわ病院(長野県佐久市)には男性4人が搬送された。黒沢一也(くろさわ・かずや)院長は「当直医の話では、搬送時は顔や頭から血が出ていて、服も所々切れていた。何人かは学生のようだ。パニックになっている様子はなく、落ち着いている」と話した。
10~20代前半の男女5人が搬送された金沢病院(佐久市)。早朝から人けのない廊下を、緊迫した表情のスタッフが走り回っていた。事務長は「骨折した人もいるが、いずれも命に別条はない」と説明した。
小諸厚生総合病院(長野県小諸市)には午前4時ごろ、女性4人が次々と運び込まれた。病院によると20~30代で重傷だが、意識はあるという。家族とみられる男性が「事故の件で来た」と、受付に声を掛け、青ざめた表情で入っていった。
午前4時40分ごろに若い男性が搬送されたのは高崎総合医療センター(群馬県高崎市)。肋骨(ろっこつ)や鎖骨を折っており、事務スタッフによると「意識不明の重体で予断を許さない状態」という。
群馬大病院(前橋市)では東京在住の20代男性が、集中治療室(ICU)で手当てを受けた。事務職員は「胸を打ち、背骨を骨折しているが、名前を口にするなど会話はできる。家族が向かっている」と冷静に話した。
事故・訴訟 2016年1月15日 (金)配信共同通信社
乗客は頭や顔から血を流し、服は切れていた―。長野県軽井沢町のバス事故は負傷者が多数に上り、周辺の病院に分散されて搬送。未明の発生にスタッフは慌ただしく対応に追われた。
「大変なことになった」。男性3人が運ばれ、うち2人が死亡したという軽井沢病院(同町)では、1階受付前のスペースで事務職員が報道関係者に対応。「亡くなった2人は若かったと聞いている」とし、「詳しいことは警察に問い合わせてほしい」と繰り返した。
くろさわ病院(長野県佐久市)には男性4人が搬送された。黒沢一也(くろさわ・かずや)院長は「当直医の話では、搬送時は顔や頭から血が出ていて、服も所々切れていた。何人かは学生のようだ。パニックになっている様子はなく、落ち着いている」と話した。
10~20代前半の男女5人が搬送された金沢病院(佐久市)。早朝から人けのない廊下を、緊迫した表情のスタッフが走り回っていた。事務長は「骨折した人もいるが、いずれも命に別条はない」と説明した。
小諸厚生総合病院(長野県小諸市)には午前4時ごろ、女性4人が次々と運び込まれた。病院によると20~30代で重傷だが、意識はあるという。家族とみられる男性が「事故の件で来た」と、受付に声を掛け、青ざめた表情で入っていった。
午前4時40分ごろに若い男性が搬送されたのは高崎総合医療センター(群馬県高崎市)。肋骨(ろっこつ)や鎖骨を折っており、事務スタッフによると「意識不明の重体で予断を許さない状態」という。
群馬大病院(前橋市)では東京在住の20代男性が、集中治療室(ICU)で手当てを受けた。事務職員は「胸を打ち、背骨を骨折しているが、名前を口にするなど会話はできる。家族が向かっている」と冷静に話した。