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流れる血、服は切れ... 病院職員「大変なことに」

2016年01月16日 21時08分37秒 | 医療情報
流れる血、服は切れ... 病院職員「大変なことに」

事故・訴訟 2016年1月15日 (金)配信共同通信社

 乗客は頭や顔から血を流し、服は切れていた―。長野県軽井沢町のバス事故は負傷者が多数に上り、周辺の病院に分散されて搬送。未明の発生にスタッフは慌ただしく対応に追われた。

 「大変なことになった」。男性3人が運ばれ、うち2人が死亡したという軽井沢病院(同町)では、1階受付前のスペースで事務職員が報道関係者に対応。「亡くなった2人は若かったと聞いている」とし、「詳しいことは警察に問い合わせてほしい」と繰り返した。

 くろさわ病院(長野県佐久市)には男性4人が搬送された。黒沢一也(くろさわ・かずや)院長は「当直医の話では、搬送時は顔や頭から血が出ていて、服も所々切れていた。何人かは学生のようだ。パニックになっている様子はなく、落ち着いている」と話した。

 10~20代前半の男女5人が搬送された金沢病院(佐久市)。早朝から人けのない廊下を、緊迫した表情のスタッフが走り回っていた。事務長は「骨折した人もいるが、いずれも命に別条はない」と説明した。

 小諸厚生総合病院(長野県小諸市)には午前4時ごろ、女性4人が次々と運び込まれた。病院によると20~30代で重傷だが、意識はあるという。家族とみられる男性が「事故の件で来た」と、受付に声を掛け、青ざめた表情で入っていった。

 午前4時40分ごろに若い男性が搬送されたのは高崎総合医療センター(群馬県高崎市)。肋骨(ろっこつ)や鎖骨を折っており、事務スタッフによると「意識不明の重体で予断を許さない状態」という。

 群馬大病院(前橋市)では東京在住の20代男性が、集中治療室(ICU)で手当てを受けた。事務職員は「胸を打ち、背骨を骨折しているが、名前を口にするなど会話はできる。家族が向かっている」と冷静に話した。
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64歳以上も雇用保険料 20年度から納付、厚労省

2016年01月16日 21時02分52秒 | 医療情報
64歳以上も雇用保険料 20年度から納付、厚労省

行政・政治 2016年1月15日 (金)配信共同通信社

 厚生労働省は14日、失業手当や介護休業の給付金を受け取れる雇用保険に関し、64歳以上の加入者にも2020年度から保険料の納付を求める方針を決めた。現在は64歳以上の加入者の保険料負担を免除しているが、17年1月から65歳以上でも新規加入を認めるのに合わせて見直す。

 働く高齢者の増加を踏まえ、厚労省は雇用保険への加入の拡大を図る。今国会に提出する雇用保険法などの改正案に盛り込む。

 雇用保険は現在、同じ職場で働き続けた場合のみ65歳以上でも継続が可能で、新規加入はできない。17年1月からは65歳以上で新たな職場に勤め始める人でも労働時間などの要件を満たせば加入対象となる。このため64歳以上の保険料免除の規定を廃止する。猶予期間を設け、20年4月から徴収する。

 労使が折半する雇用保険料は、ことし4月に賃金の1・0%から0・8%に引き下げられる見通し。年収300万円の加入者の負担は、年3千円減って1万2千円になる。
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粒子線治療:先進医療継続を容認 全症例の登録条件 厚労省

2016年01月16日 21時00分11秒 | 医療情報
粒子線治療:先進医療継続を容認 全症例の登録条件 厚労省

行政・政治 2016年1月15日 (金)配信毎日新聞社

 学会が他の治療と比べた優位性を示せていないことが問題になっていたがんの粒子線治療について、厚生労働省の先進医療会議は14日、実施施設が日本放射線腫瘍学会の統一的な治療方針の下で全症例を学会に登録することを条件に、引き続き先進医療として認めると決めた。一方、小児がんなど一部の治療は「既存治療より安全で有効」として、保険適用が適切と判断した。

 粒子線治療は現在、転移のない「限局性固形がん」であれば部位を問わず先進医療の対象となっており、保険を使える治療との混合診療が例外的に認められている。しかし、同学会は昨年8月、前立腺がんなど一部のがんで、既存のエックス線治療と比べて「優位性を示すデータを集めることができなかった」とする報告書を同会議に提出。保険適用の可否が検討されていた。

 新たな決定では、小児がんの陽子線治療と、切除不能な骨軟部がんの重粒子線治療は、他に有効な治療法がないため、照射費用も含めて保険適用を容認。一方、それ以外の大半のがんについては先進医療のまま継続するとした。ただし、粒子線の照射頻度や線量を細かく規定した同学会の統一治療方針に実施施設が従い、全症例の登録制度に加わることが条件。今後、学会主導で有効性や安全性を示すデータを横断的に集めることになった。

 今月の中央社会保険医療協議会で正式に決まり、4月の診療報酬改定に反映される見通し。【
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