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乳癌発症、歯周病+喫煙で36%増【米国癌学会】

2016年01月17日 22時32分57秒 | 医療情報
乳癌発症、歯周病+喫煙で36%増【米国癌学会】

禁煙20年以内で最も高リスク

米国学会短信2016年1月15日 (金)配信 産婦人科疾患癌その他

 米国癌学会(AACR)は12月21日、閉経後の女性では歯周病があると乳癌発症リスクが高まるとした研究を紹介した。本研究はCancer Epidemiology, Biomarkers & Prevention誌に掲載されている。

 研究では、Women’s Health Initiative Observational Studyに登録した乳癌を発症していない閉経後女性7万3737人を対象に、乳癌と歯周病の関連を検討した。これまでに歯周病による影響は、喫煙習慣によっても異なることが示されているため、喫煙習慣の関連性も調べた。

 その結果、対象者のうち歯周病が報告された女性は26.1%で、追跡期間(平均6.7年)後に乳癌と診断された女性は2124人だった。乳癌リスクは歯周病のある女性の方が全女性よりも14%高く、特に禁煙20年以内の女性で歯周病がある場合は、乳癌リスクが36%高いことが分かった。 一方、研究時点で喫煙習慣がある女性の乳癌リスクは、歯周病のある女性が32%増加したものの、統計学的な有意差は認められなかった。喫煙歴がない女性や20年以上前に禁煙した女性では、歯周病のある女性の乳癌の発症リスク増加率は、それぞれ6%と8%だった。

 禁煙後20年以内の女性は最もリスクがたかかったことが示されたことから、研究者のJo L. Freudenheim 氏は、「喫煙の影響がなくなるには時間を要することが分かった」と説明。さらに「喫煙者や最近禁煙した者の口腔細菌が非喫煙者とは異なっていることが明らかになっている」と述べている。

 また、同氏によれば、歯周病と乳癌の関連性を説明する機序として、(1)歯周病による全身炎症が乳房組織に影響する、(2)口腔内から循環器に入った細菌が乳房組織にも影響する――などが考えられるという。
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突然心停止、前兆への対応で生存に差

2016年01月17日 22時29分56秒 | 医療情報
突然心停止、前兆への対応で生存に差

Ann Intern Med2016年1月15日 (金)配信 循環器疾患救急

 米国で、突然の心停止(SCA)を経験した839例を対象に、SCA発症4週間前までの前兆の有無と生存との関連を前向き集団ベース研究で検討。430例(51%)が胸痛や呼吸困難などの前兆を自覚しており、その大半がSCA発症前24時間以内に症状の反復を経験していたが、心停止前に救急連絡した患者は19%のみだった。生存率は、前兆発現時に救急連絡した患者で32.1%、していない患者で6.0%だった(P<0.001)。
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18日月曜日は全国的に大荒れ 太平洋側でも大雪に 交通機関の乱れに注意

2016年01月17日 22時26分59秒 | 
18日月曜日は全国的に大荒れ 太平洋側でも大雪に 交通機関の乱れに注意

ウェザーマップ 1月17日(日)18時8分配信

 急速に発達する低気圧の影響で、18日月曜日は北日本から西日本にかけて非常に強い風が吹き、海は大しけとなる。暴風雪、暴風、高波に警戒だ。18日は東日本や北日本太平洋側を中心に大雪となり、平地でも積雪となる所がある見込み。また、19日以降は、日本海側を中心に大雪に警戒が必要となる。

 18日にかけて、低気圧が急速に発達しながら東シナ海から本州の太平洋側に沿って進み、夜には三陸沖に達する見込み。このため、北日本から西日本にかけて非常に強い風が吹き、雪を伴い猛ふぶきとなる所があり、海は大しけとなる予想だ。
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SMAP分裂回避へ政財界も動く、想定超える世論に事務所も驚き

2016年01月17日 22時14分13秒 | 
SMAP分裂回避へ政財界も動く、想定超える世論に事務所も驚き

デイリースポーツ 1月17日(日)6時58分配信

 グループ消滅の危機にある国民的グループ・SMAPの分裂回避に向けた動きが加速していることが16日、分かった。関係者によると、2020年東京パラリンピック大会などを支援する団体の応援役を務めるSMAPの解散阻止に政財界からの後押しも出始めたという。残留に向けた世論の声も日に日に高まっており、所属するジャニーズ事務所は反響の大きさに驚いているという。

 解散騒動に揺れるSMAPの救済に政財界から動きが出てきた。

 SMAPはパラリンピック支援団体「日本財団パラリンピックサポートセンター」の応援役に“就任”。2020年東京パラリンピックの成功を後押しする役割を担ったばかり。昨年11月にはリーダーの中居正広(43)が「(SMAPの)Pの部分をパラリンピックのPに」「20年まで一丸となって頑張りたい」と宣言。可能な範囲で応援を続ける約束が交わされている。

 そうした立場にあるだけに、関係者は「東京パラリンピックを応援するグループの解散は、イメージとしてもよくないのでは」と懸念。別の関係者からは、“日本の顔”でもあるグループの分裂・解散は「日本にとっての損失」との声まで出てきており、政財界の大物を通じて、グループが存続するよう事務所側に働きかける事態に発展しているという。

 15日には石破茂地方創世担当相(58)が「(存続を)願っている」とコメント。ファンは大ヒット曲「「世界に一つだけの花」購買運動や署名活動を始めるなど、今回の騒動は国民的な関心事に発展している。

 木村を除くメンバー4人は、女性マネジャーと共に独立する意志を事務所側に伝え、メリー喜多川副社長(89)の激しい怒りを買っている。ただ、解散騒動が表面化して以降の世論は、事務所の想定を超えていたという。関係者は「世論の声にジャニーズの関係者も驚いている」と話し、残留という形での騒動終結に乗り出す可能性は残されている。政財界の大物の口利き、ファンの後押しによって、両者の“雪解け”が、一挙に進む可能性が出てきた。
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子ども医療費:「拡充は来年11月に」吉村市長、時期を明言 大阪市議会 /大阪

2016年01月17日 20時15分40秒 | 医療情報
子ども医療費:「拡充は来年11月に」吉村市長、時期を明言 大阪市議会 /大阪

地域 2016年1月15日 (金)配信毎日新聞社

 大阪市議会の一般質問が14日始まり、本会議で初めて吉村洋文市長が答弁した。施政方針に基づき、子どもの医療費助成や幼児教育の無償化などに意欲ある答弁を見せた。

 吉村市長は、子どもの医療費助成対象の上限を15歳から18歳に拡充する時期について「2016年度以降システム改修を行い、17年11月の実施に向けて取り組む」と明言した。

 大阪維新の会の大内啓治市議の質問に答えた。吉村市長は、幼児教育無償化に関連し、「幼稚園の教育に相当する部分について幼稚園、保育所ともに無償化の方向で検討している」と5歳児の保育料減免に意欲を示した。また、地下鉄やバスの民営化後の具体的な基本方針についても「次期議会でご議論いただくべく準備を進めている」と述べた。

 一方、仕出し弁当を届ける「デリバリー方式」で提供する市立中学校の給食に絡んでは「任期中に学校調理方式に移行する」とした。「おかずが冷たい」などと不評で3割弱が食べ残されていた。質問した自民党の黒田當士市議は「年5億円相当の残食があり、給食費の一部が無駄になっている」と当面は家庭弁当との選択制に戻すよう求めた。吉村市長は選択制に言及せず「温かいおかずの提供や、献立内容の改善に努める」と答えた。【平川哲也、念佛明奈】
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健康寿命:県が男女とも全国一 3年間で躍進 13年データ /山梨

2016年01月17日 20時13分52秒 | 医療情報
健康寿命:県が男女とも全国一 3年間で躍進 13年データ /山梨

地域 2016年1月15日 (金)配信毎日新聞社

 介護が必要だったり、日常生活に支障が出る病気にかかったりする期間を除いて、自立して過ごせる期間を示す「健康寿命」について、山梨県が男女とも全国トップだった。厚生労働省が公表した2013年のデータで明らかになった。【後藤豪】

 健康寿命は、世界保健機関(WHO)が2000年に提唱した。寿命を延ばすだけではなく、健康に長生きすることを重視する考え方に基づいている。

 厚労省がまとめた健康寿命に関する全国集計で、山梨県は男性が72・52年(全国平均71・19年)、女性が75・78年(同74・21年)だった。前回10年のデータでは、山梨県は男性が5位、女性が12位にとどまっており、3年間で健康寿命が大きく伸びたことになる。

 今回の結果は、昨年12月に厚労省が公表した。男性は沖縄県に0・38年、女性は静岡県に0・17年の差を付け、ともに山梨県が1位だった。前回の首位は、男性が愛知県、女性が静岡県だったが、山梨の男性が1・32ポイント、女性が1・31ポイント数字を伸ばしたことでトップに躍り出た。一方、男性の最下位は徳島県の69・85年、女性のワーストは大阪府の72・49年だった。

 山梨県は、健康増進計画「健やか山梨21(第2次)」を策定。13年度から10年間の達成目標として、喫煙率を21・2%から13・9%に下げる▽低栄養傾向の高齢者の割合を21%以内に抑える――など計80項目を掲げ、市町村や関係団体と協力しながら政策を進めている。

 後藤斎知事は、男女とも健康寿命の全国1位となったことについて「『健康寿命日本一』も山梨の魅力に加わった。この魅力をどのように情報発信していくかも大きな1年の課題だ」と話している。
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大腸がんリスクを検査 京都のベンチャー

2016年01月17日 20時11分26秒 | 医療情報
大腸がんリスクを検査 京都のベンチャー

地域 2016年1月15日 (金)配信京都新聞

 医療ベンチャーのバイオマーカーサイエンス(京都市左京区)は、ウシオ電機などと共同で、大腸がんと糖尿病にかかるリスクを調べるサービスを2月に始める。両サービスで初年度に計2万人の利用を見込む。

 創薬支援のプロトセラ(兵庫県)が開発した検査キットを親会社のウシオ電機を通じて購入し、医療機関が患者から採取した血液を検査する。

 大腸がん検査では、血中のタンパク質を独自技術で解析し、がんを早期発見する。京都府立医科大との共同研究で、極めて正常な状態に近い「ステージ0」の患者でも3割以上の確率でがんを見つけたという。

 糖尿病の検査では、病気の危険を知らせる特殊な種類のタンパク質の血中濃度を測定し、リスクを調べる。

 いずれも保険外の自由診療。大腸がんが3万~4万円、糖尿病が1万~1万2千円の見込み。バイオマーカーサイエンスの大木誠解析センター長は「高齢化で患者が増える中、早期の予防を支援したい」と話す。
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