変形性関節症の経皮吸収消炎剤発売
大正製薬、P3で椅子から立ち上がる膝痛を1日1回貼付で改善
化学工業日報2016年1月22日 (金)配信 整形外科疾患投薬に関わる問題
大正製薬は、経皮吸収型鎮痛消炎剤「ロコアテープ」(一般名・エスフルルビプロフェン、ハッカ油)を21日に発売する。同剤は、大正製薬と同社連結子会社のトクホンが共同開発し、大正製薬が昨年9月に製造販売承認を取得した。大正富山医薬品と帝人ファーマが販売する。
効能効果は、変形性関節症における鎮痛・消炎。変形性膝関節症の患者に対し、フルルビプロフェン水性貼付剤を対照薬として実施した第3相臨床試験(P3)では、1日1回の貼付により椅子から立ち上がるときの膝の痛みを有意に改善。52週間の長期投与試験では、同症の患者に対して良好な忍容性が認められている。
国内の変形性膝関節症は2400万人、変形性腰椎症は3500万人と推定。およそ3割にみられる疼痛症状はクオリティ・オブ・ライフ(QOL)低下の大きな要因となっている。
大正製薬、P3で椅子から立ち上がる膝痛を1日1回貼付で改善
化学工業日報2016年1月22日 (金)配信 整形外科疾患投薬に関わる問題
大正製薬は、経皮吸収型鎮痛消炎剤「ロコアテープ」(一般名・エスフルルビプロフェン、ハッカ油)を21日に発売する。同剤は、大正製薬と同社連結子会社のトクホンが共同開発し、大正製薬が昨年9月に製造販売承認を取得した。大正富山医薬品と帝人ファーマが販売する。
効能効果は、変形性関節症における鎮痛・消炎。変形性膝関節症の患者に対し、フルルビプロフェン水性貼付剤を対照薬として実施した第3相臨床試験(P3)では、1日1回の貼付により椅子から立ち上がるときの膝の痛みを有意に改善。52週間の長期投与試験では、同症の患者に対して良好な忍容性が認められている。
国内の変形性膝関節症は2400万人、変形性腰椎症は3500万人と推定。およそ3割にみられる疼痛症状はクオリティ・オブ・ライフ(QOL)低下の大きな要因となっている。