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「赤ちゃんだ」土から小さな手 住民連携、小さな命救う

2017年09月17日 07時24分51秒 | 事故事件訴訟
「赤ちゃんだ」土から小さな手 住民連携、小さな命救う
金山隆之介、力丸祥子
2017年8月3日18時06分

男児が発見された現場は土が掘り返されたような跡が残っていた=東京都東村山市

 東京都東村山市恩多町の河川敷の土中から3日午前、生後間もない男児が見つかった事件。男児の命を救ったのは、付近の住宅街の住民たちの連係だった。
川辺で乳児発見、土に埋まった状態で救助 東京・東村山
 3日午前9時半ごろ、現場近くに住む保延務さん(76)宅のインターホンが鳴った。
 「崖の下から赤ん坊の泣き声がする」――。隣人の女性が切迫した様子で助けを求めてきた。女性が自宅前で草むしりをしていると、河川敷から泣き声が聞こえたという。
 保延さんらが暮らす住宅街は、河川敷から約1・5メートルの高台にある。保延さんが下をのぞき込むと、川べりに小さな手のようなものが見えた。「間違いない。人間の赤ちゃんだ。生きている」
 慌てて河川敷まで下りた。土の中から小さな両手と右足首が突き出ていた。土を手で払いのけると、1、2センチ下から青色のタオルをかぶせられ、泣いている男の赤ちゃんが現れた。
 へその緒がついたまま。
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