特定健診で「健康年齢」通知 静岡市、40~50代対象
2017年9月6日 (水)配信静岡新聞
静岡市は特定健診の受診率が低い40~50代の同市国民健康保険(国保)加入者を対象に、受診結果が何歳相当の健康状態に当たるかを算出した「健康年齢」を通知する取り組みを始める。県内初の試みで、健康度を分かりやすく“見える化”することで受診率向上につなげる。
健康年齢は血圧や血糖など12の検査項目の結果値を、全国約160万人分の健診データなどと比べて算出する。実年齢との差を比較すれば、自分の健康状態が標準的であるかが分かる。
健康年齢の通知対象は、2017年7月時点で本年度健診を未受診で、過去4年間の健診も継続的に受けていない加入者。約2万8千人いるという。11月30日までに受診すれば、医療機関の診断結果表とは別に、市が独自に健康年齢や健康指導を記した用紙を発送する。
国が目標とする特定健診受診率は60%だが、静岡市国保加入者の15年度受診率は32%。40~50代は20・9%と特に低く、この層の受診率アップが全体の底上げにつながると考えている。市によると、40~50代の加入者は約3万7千人で、毎年受診しているのは約3千400人にとどまるという。
問い合わせは市保険年金管理課<電054(221)1376>へ。
2017年9月6日 (水)配信静岡新聞
静岡市は特定健診の受診率が低い40~50代の同市国民健康保険(国保)加入者を対象に、受診結果が何歳相当の健康状態に当たるかを算出した「健康年齢」を通知する取り組みを始める。県内初の試みで、健康度を分かりやすく“見える化”することで受診率向上につなげる。
健康年齢は血圧や血糖など12の検査項目の結果値を、全国約160万人分の健診データなどと比べて算出する。実年齢との差を比較すれば、自分の健康状態が標準的であるかが分かる。
健康年齢の通知対象は、2017年7月時点で本年度健診を未受診で、過去4年間の健診も継続的に受けていない加入者。約2万8千人いるという。11月30日までに受診すれば、医療機関の診断結果表とは別に、市が独自に健康年齢や健康指導を記した用紙を発送する。
国が目標とする特定健診受診率は60%だが、静岡市国保加入者の15年度受診率は32%。40~50代は20・9%と特に低く、この層の受診率アップが全体の底上げにつながると考えている。市によると、40~50代の加入者は約3万7千人で、毎年受診しているのは約3千400人にとどまるという。
問い合わせは市保険年金管理課<電054(221)1376>へ。