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穏やかな日々を

加藤厚労相「高齢者も社会保障の支え手に」

2017年12月26日 21時16分09秒 | 行政
加藤厚労相「高齢者も社会保障の支え手に」
2017年12月26日 (火)配信朝日新聞

■加藤勝信・厚生労働相(発言録)
 私ども「全世代型社会保障」と申し上げているが、歳出面で若い世代に重点を置くのみならず、若い世代が高齢者の世代を支える、よく騎馬戦型から肩車型になる、そういう議論もあるが、負担の仕方についても、若い世代の中にも支えられる必要がある方たちもいるし、高齢者の中にも所得的にも体力的にも、支えることができる方がいる。
 どういう世代だから、どういう層に属しているから支えられるとか、支えるということではなく、それぞれの能力に応じて支えたり支えられたりする。サービスの受け手のみならず、支え手という意味においても全世代型の社会保障を構築していきたい。(東京都千代田区での講演で
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潜在看護師活用し新事業 超高齢社会支援へ

2017年12月26日 21時08分32秒 | 行政
潜在看護師活用し新事業 超高齢社会支援へ
1017年12月26日 (火)配信長崎新聞

 民間が主体となり県、大学などの支援で、看護師資格を持ちながら働いていない「潜在看護師」を活用し、高齢者からの健康相談などに24時間態勢で対応する事業が県内でスタートする。健康寿命を延ばすのに役立つ新産業の創出を支援する経済産業省の補助事業に10月採択され、来月にもサービスを始める方針。県内の高齢化率が3割を超える中、関係者は「(病院などの)公的保険外の対応を補うことで、超高齢社会を支えたい」としている。
 事業では高齢者や家族などを会員として募り、会員側からの相談に看護師が電話で応じる。高齢者宅の血圧計などと看護師のスマートフォンをネットワークでつなぎ、離れた場所でも健康状態を確認できる仕組みを想定している。異常や要請があった場合は訪問して対応。看護師では対応困難な案件は、専門の看護師や医師に引き継ぐ。
 病院にかかる前の段階で、高齢者の健康不安に対し柔軟に対応できることが特長。夜間の高齢者施設からの相談に応じるといったサービスも可能。潜在看護師は交代制で対応し、当面8人が働く予定。在宅で勤務可能で、潜在看護師の就労を促す狙いもある。
 有識者や事業所、県でつくる「県の介護周辺・健康サービスを考える会」(委員長・立石憲彦県立大教授)が3年前から事業化を検討。企業や診療所、歯科医院など5事業所でつくる「平成の出島コンソーシアム」が運営し、県や同大などが支援する。
 今後、会費などを決めた上で会員募集を始める方針。立石委員長は「ビジネス化することで、高齢者を持続的に支えていく体制を整えたい」とする。
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蛇紋岩石綿で労災認定 肺がんの造園業男性、埼玉

2017年12月26日 21時06分19秒 | 仕事
蛇紋岩石綿で労災認定 肺がんの造園業男性、埼玉
2017年12月26日 (火)配信共同通信社

 庭石などに使われる蛇紋岩(じゃもんがん)に含まれるアスベスト(石綿)を吸い込み肺がんになったとして、埼玉県の造園業の男性(71)が4月、熊谷労働基準監督署から労災認定されていたことが26日、男性が加入する労働組合への取材で分かった。厚生労働省によると、蛇紋岩のアスベストで労災認定されるケースは珍しい。
 労組「建設埼玉」によると、男性は1970~82年ごろ、静岡、愛知県境の採石場で蛇紋岩を仕入れ、庭石として販売。電動工具で岩を削り加工することもあった。92~2005年にも埼玉県などで、造園の仕事で蛇紋岩を切断したことがあった。15年春に肺がんと診断された。
 労災申請を受けた熊谷労基署が、手術で摘出した肺の組織を調べたところ、労災認定基準の数倍のアスベストが検出された。労基署は仕事が原因として労災認定した。
 採石場などの現場では粉じんが舞っていたが、男性は蛇紋岩にアスベストが含まれているとは知らず、マスクは着用していなかったという。
 資源エネルギー庁によると、蛇紋岩は北海道から九州まで広く分布し、15年の採掘量は約2万6千トン。セメントや肥料の原料、石材などとして使われている。労働安全衛生法でアスベストの使用は禁じられているが、蛇紋岩は規制されていない。
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香山リカのココロの万華鏡:シャンシャンに癒やされる /東京

2017年12月26日 21時02分39秒 | ペット他動物
香山リカのココロの万華鏡:シャンシャンに癒やされる /東京
2017年12月26日 (火)配信毎日新聞社

 上野動物園で生まれたパンダの赤ちゃん、シャンシャンが公開された。観覧するには抽選に申し込まなければならないが、すごい倍率で、私も見事にはずれた。記念切手もすぐに売り切れ、買うことができなかった。
 コロコロ、フワフワした赤ちゃんパンダは無邪気そのもので、木登りをしたり母親にじゃれたりしている映像は見ていて飽きない。運良く観覧できた人たちは、インタビューに「本当にかわいらしかった」「癒やされた」と答えていた。
 「かわいい」はわかるが、パンダに「癒やされる」とはどういうことか。心理学的に言えば、小さな子どもは、ひとりで歩いたり遊びに出かけたりできるようになっても、ときどき毛布やタオルを手放さないことがある。全面的に親に守られていた日々からたくさんの他人と過ごす社会生活へと移っていくとき、やわらかい素材でふわっと包み込んでくれるような毛布が心強い味方のように思える時期があるのだ。
 そして、おとなになってからも疲れたとき、ちょっと弱っているときなど、私たちは子ども時代のようにタオルケットに顔をうずめたくなることがある。ペットのネコを抱きしめることもある。そのやわらかさやぬくもりが、「だいじょうぶ。あなたはこれからもちゃんとやっていけるよ」と自分を応援してくれているように思えるのだ。
 動物園で生まれたパンダの赤ちゃんを見て、私たちはその愛らしさにほほ笑みながら、同時にそのフワフワ、コロコロかげんが自分をそっとなぐさめ、励ましてくれていると感じているのではないだろうか。「今年も一年、乗り切りましたね。あなたのがんばりを私はちゃんと知ってますよ」とどこかからささやく声が聞こえる、というのも私だけではないだろう。
 そういう意味でも、誰もがこの一年を振り返り、自分やまわりの人たちに「おつかれさま」と声をかける年末にシャンシャンが公開されたのは、私たちにとって何よりの「癒やし」だったのではないだろうか。
 さて、来年はどんな一年になるだろう。シャンシャンはきっとたくさん食べて寝て、たくましく成長していくに違いない。私たちも無理せず、でもくじけずに、毎日の生活を大切にしながら自分らしく過ごしたい。そして疲れたらまた動物園に出かけ、フワフワ、コロコロしたパンダや他の動物たちに癒やされてもいいだろう。来年もよい年になりますように。(精神科医)
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県立河北病院で医療事故 30年前の手術で右足に金属板

2017年12月26日 20時59分33秒 | 医療情報
県立河北病院で医療事故 30年前の手術で右足に金属板
2017年12月26日 (火)配信山形新聞

 県立河北病院(河北町、多田敏彦院長)でことし6月、河北町内の70代男性が約30年前に行われた手術の際、右足関節に医療部品を残したままとなり痛みを訴え、再手術を要する医療事故が確認されていたことが25日、分かった。県病院事業局が補償などについて男性と協議を行っている。
 県立病院課によると、男性は6月、同病院に右足のくるぶしに痛みがあるとして来院した。レントゲンで撮影した結果、同部位に1センチほどのリング状の物体を確認。手術を行い、リング状の薄い金属板を摘出した。
 同病院が過去の手術歴などから調べたところ、この男性が30年ほど前に同部位を骨折し、同病院で手術を受けた際、金属ボルトを挿入して固定していたことが分かった。その数カ月後にボルトを抜いた記録があったという。今回の物体は、その医療部品の一部で、体内に残ったままになっていたとみられる。
 同課によると、摘出手術後、病院は男性に事故をおわびした。男性の術後の経過は良好で、障害などは残っていないという。
 再発防止策として、同課は、術後に体内に遺物が残ったままになっていないかレントゲン写真で確認するよう徹底を図っているとしている。
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「体内時計」と肝臓病関わり?…京大など研究チームが発表

2017年12月26日 10時34分02秒 | 医療情報
「体内時計」と肝臓病関わり?…京大など研究チームが発表
2017年12月25日 (月)配信読売新聞

 睡眠や目覚めなど約24時間周期で体が変化する「体内時計」をつかさどる時計遺伝子が、肝臓の細胞分裂に不可欠であることがわかったと、京都大などの研究チームが発表した。
 肝炎や肝硬変などの予防や治療に役立つ可能性があるという。論文は21日、国際科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに掲載された。
 京大の岡村均教授(時間生物学)らは、肝臓の働きにも約24時間のリズムがあることに着目。時計遺伝子を働かなくしたマウスを作製して肝細胞を調べると、大きさが通常の2~8倍もある細胞が増え、中には複数の核を持つものもあった。細胞分裂がうまく進まず、途中まで分裂した細胞が融合していたという。
 高齢者や肝炎などの患者では、肝臓に巨大な細胞が増えることが知られており、岡村教授は「生活習慣が原因で起きる肝臓病には時計遺伝子が関わっている可能性がある」と話す。
 京都府立医大の八木田和弘教授(環境生理学)の話「体内時計の遺伝子の新しい機能を解明した意義のある成果。肝疾患との関連については、今後の研究課題だ」
         ◇
【時計遺伝子】  1日の睡眠やホルモンの分泌、体温などを調節する働きを持つ。時差ぼけのほか、睡眠障害など様々な病気との関連が研究されている。人以外にも様々な動植物に存在し、発見した米国の研究者3人が今年のノーベル生理学・医学賞を受賞した。
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がん治療、遺伝情報でオーダーメイド 保険適用めざす

2017年12月26日 10時25分11秒 | ガン
がん治療、遺伝情報でオーダーメイド 保険適用めざす
野中良祐、阿部彰芳
2017年12月26日05時00分朝日新聞

 日本人の死因1位で、年間新たに約100万人が診断されるがんのオーダーメイド型医療を国が推進している。国立がん研究センター中央病院は来月にも、個人ごとに最適な治療をするため、患者の遺伝情報(ゲノム)を検査する「がんゲノム医療」を先進医療に申請する。認められれば一部で保険がきくようになる。他にも複数の施設が申請を準備中で、国は2019年度中の保険適用をめざしている。

 がん細胞の遺伝子100種以上を網羅的に調べ、どの遺伝子に異常が起きているかを突き止め、変異に応じて薬などを使い分ける方法。個々の患者のがん細胞の特徴に合う抗がん剤を使うことができ、より効果的な治療ができるようになると期待される。検査は数十万円かかり、一部の施設で臨床研究や自由診療で実施されてきた。中央病院は年明けに厚生労働省に申請。同省の有識者会議の了承を得て来年度の早い時期の実施をめざす。第一号となる見込み。
 細胞内の遺伝子がコピーされる過程などで、何らかの異常が起きると、がん細胞が生まれる。ゲノム医療は、患者のがんや正常組織から細胞を採り、次世代シークエンサーと呼ばれる専用の機械で検査して遺伝情報を読み込む。複数の専門家が、情報をもとに治療法の中から最適なものを選定する。これまでの臓器ごとから、遺伝子の変異ごとに異なる治療法へと選択肢が大きく広がる
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不利益扱いは許されない 差別、優生思想の火種に 日本人類遺伝学会理事長 松原洋一 視標「保険加入と遺伝情報」

2017年12月26日 10時20分53秒 | ガン
不利益扱いは許されない 差別、優生思想の火種に 日本人類遺伝学会理事長 松原洋一 視標「保険加入と遺伝情報」
2017年12月25日 (月)配信共同通信社

 一部の生命保険の約款に、加入審査で遺伝に関する情報を使っているかのような記載があったことが明らかになった。だが、家族の病歴や遺伝子検査結果などの遺伝情報を基に保険加入や雇用で不利益な扱いをすることは「遺伝差別」に当たり、してはいけないのが国際的な常識だ。
 諸外国では禁止する法律ができている。技術の進歩でゲノム(全遺伝情報)などの膨大な遺伝情報の取得も簡単になっており、医療でも活用が広がりつつある。日本も遺伝差別を防ぐための法律を作るべきだ。
 遺伝差別は優生思想の火種になる。ナチスは、障害者や遺伝性疾患の人を抹殺しようとした。「遺伝的に劣った人はこの世に生きる価値がない。社会や本人にとって苦痛以外のなにものでもない」と、次から次へと殺害した。当時の遺伝学者も、これに加担し後押しした。やがてユダヤ人の大虐殺につながった。
 こうした歴史への反省も背景に、欧米では遺伝差別に対する意識が高く、法整備が進んでいる。
 一方、日本でも優生思想がはびこった。戦前、ナチスの断種法を参考にした国民優生法が作られ、戦後も1996年まで優生保護法で知的障害や精神疾患、遺伝性疾患の人に対し強制的な中絶や不妊手術が可能だった。現在でも遺伝差別を防ぐための法律はない。
 科学的には誰しも、何らかの病気のリスクとなる遺伝子の変異を持つ保因者だ。それを前提に考えなければならない。また遺伝的に優れている、劣っているという定義は、時代や人、環境によって異なる。
 飽食の現代では糖尿病の危険性を高める遺伝子変異も、食糧が少ない環境では生存に有利に働く。人類の歴史は数万年にわたり飢えとの闘いだった。少ない食糧でも、血糖値を上げて命を維持できるよう適応してきた。そうして得られた体質は、現代では糖尿病になりやすい体質となった。
 遺伝差別は、遺伝的な多様性の排除につながる。多様性が失われると、環境が変化したときに種として生き残ることができない。
 かつて家族の病歴を加入審査に使っていたころの記載が残っていたというのが生命保険会社の説明だが、実際に差別があったかはさておき、保険会社の差別に関する意識の低さを示していて残念に思う。
 2000年代にも新生児の先天性代謝異常を調べる検査を巡り、病気と診断された子について、発症を確実に防ぐ方法が確立されているにもかかわらず保険への加入を断られていたことが分かり、保険会社側の対応が問題になった。
 人には本来、優れた遺伝子を持つ子孫を残したいという本能があるのは確かだ。だが、病気や事故などのリスクからみんなを守るのが保険。そうした社会性の高い制度における遺伝差別は許されない。(聞き手 共同通信記者・中沢祐人)
   ×   ×
 まつばら・よういち 1953年神戸市生まれ。79年東北大卒、医学博士。専門は臨床遺伝学、小児科学。米エール大研究員などを経て2000年に東北大教授、13年に国立成育医療研究センター研究所長。15年から日本人類遺伝学会理事長。
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亜鉛不足で起こる症状…低身長や味覚障害など

2017年12月26日 01時52分45秒 | 
亜鉛不足で起こる症状…低身長や味覚障害など
2017年12月25日 (月)配信読売新聞

 埼玉県の小学5年男児(10)は身長の伸びが遅かった。小学校入学前に成長ホルモン分泌が不十分な低身長症と診断され、1年から成長ホルモンの注射を開始したが十分効果がなかった。半年後に血液検査で亜鉛不足と分かり、亜鉛を補充する薬を飲み始めたところ伸び始め、今は標準身長にほぼ追いついた。父親(49)は「亜鉛が成長に関係しているとは知らなかった。適切な治療を受けられて良かった」と喜ぶ。
 亜鉛は体に欠かせないミネラルだ。不足すると味覚障害や食欲不振、皮膚炎、口内炎、脱毛、傷が治りにくいなど様々な影響が出る。赤ちゃんのおむつかぶれや子どもの低身長の原因となっている場合もある。
 また、消化や吸収などに関与する酵素を作ったり、働きを強めたりする。造血、生殖、免疫などの機能維持にもかかわっている。
体内では生成不能、サプリメントも市販されているが…
 体内で作り出すことができないため、食事で摂取するしかない。厚生労働省が定める日本人が摂取すべき亜鉛の1日当たり推奨量は、成人男性で10ミリ・グラム、同女性で8ミリ・グラム。だが厚労省の調査では、平均摂取量はそれぞれ9ミリ・グラム前後、7ミリ・グラム前後にとどまる。小児科医で帝京平成大学(東京・池袋)教授の児玉浩子さん(71)は「亜鉛を十分に摂取できていない人は多いのではないか」と指摘する。
 亜鉛が多く含まれる代表的な食品は牡蠣で、1食分となる60グラム(5粒)に7・9ミリ・グラム。豚レバー70グラムで4・8ミリ・グラム、牛肩肉70グラムで4ミリ・グラム、木綿豆腐150グラムで0・9ミリ・グラムなどとなっている。バランスよく食べて推奨量を確保する必要がある。
 肝臓や腸に病気があると亜鉛を吸収しにくくなるほか、スポーツや妊娠などで必要量や排出量が増えて不足することもある。手足が震えるなどの症状が出るパーキンソン病の代表的な治療薬「レボドパ」や、手足の関節がこわばる関節リウマチの一部治療薬などには、亜鉛を体外に排出する働きがある。
 亜鉛を補充できるサプリメントも市販されているが、どの程度の量を取るかは自己判断になるうえ、摂取しすぎる危険もある。
中高年男性の更年期障害にも、亜鉛を処方
 今春、亜鉛不足で様々な体調不良をきたす「低亜鉛血症」に対し、国内で初の亜鉛製剤「ノベルジン」(商品名)が発売された。体に銅が蓄積して肝臓や脳などに障害が出る難病ウィルソン病の治療薬として発売されていたが、低亜鉛血症に効果があることが確認され、効能が追加された。
 マイシティクリニック(東京・新宿)院長の平澤精一さん(62)は、やる気が起きない、記憶力低下、性機能障害など中高年男性の更年期障害に対し、男性ホルモン補充療法に加え、この亜鉛製剤を処方することが多い。平澤さんは「更年期男性の多くは亜鉛も不足している。亜鉛が十分になれば見た目も若々しくなる」と話す。
 児玉さんが理事を務める日本臨床栄養学会では、血液中の亜鉛の値が著しく低く、味覚障害など様々な症状がある場合を「亜鉛欠乏症」と定義し、診断基準の作成を進めている。児玉さんは「医師の間でも亜鉛不足は十分知られていない。明確な診断基準が必要だ」と話す。(石塚人生)
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コーヒー摂取の最大健康利益は1日3-4杯

2017年12月26日 01時46分16秒 | 
コーヒー摂取の最大健康利益は1日3-4杯
BMJ2017年12月25日 (月)配信

 コーヒーの摂取と健康転帰の関連を、観察研究および介入試験のメタ解析(対象計218件)の包括的レビュー(umbrella review)で評価。コーヒーの摂取と複数の転帰の間に非線形の関連のエビデンスがあり、1日3-4杯の摂取で、非摂取と比べて全死亡率、心血管死亡率、心血管疾患発症を含む最大の相対リスクが低下すると概算された(各相対リスク0.83、0.81、0.85)。癌の発症率、特定の癌・神経疾患・代謝疾患・肝臓疾患のリスク低下にも関連が見られた。
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