「基礎研究で億万長者」 米科学賞の森京大教授
2017年12月8日 (金)配信共同通信社
優れた科学研究者に贈られる米国の「ブレークスルー賞」の生命科学分野に選ばれた京都大の森和俊(もり・かずとし)教授(59)が7日、大学で記者会見し、賞金300万ドル(約3億4千万円)に触れて「基礎研究で億万長者になるなんてアメリカンドリームの日本語版だ」と喜びを語った。
賞は米グーグルやフェイスブックの創業者らが出資する財団が運営し、賞金はノーベル賞の約3倍。森教授は病気の原因にもなる細胞内の異常なタンパク質を細胞内小器官の小胞体が見つけて修復する仕組みを解明した。「発展するか分からないものに挑戦したことが評価された」と振り返った。
現在、仕組みを利用し、病気の治療薬開発を目指している。賞金の一部については「研究に使う顕微鏡やマウスを買う予定」と明かした。
2017年12月8日 (金)配信共同通信社
優れた科学研究者に贈られる米国の「ブレークスルー賞」の生命科学分野に選ばれた京都大の森和俊(もり・かずとし)教授(59)が7日、大学で記者会見し、賞金300万ドル(約3億4千万円)に触れて「基礎研究で億万長者になるなんてアメリカンドリームの日本語版だ」と喜びを語った。
賞は米グーグルやフェイスブックの創業者らが出資する財団が運営し、賞金はノーベル賞の約3倍。森教授は病気の原因にもなる細胞内の異常なタンパク質を細胞内小器官の小胞体が見つけて修復する仕組みを解明した。「発展するか分からないものに挑戦したことが評価された」と振り返った。
現在、仕組みを利用し、病気の治療薬開発を目指している。賞金の一部については「研究に使う顕微鏡やマウスを買う予定」と明かした。